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初心者でも気軽に始められる!水彩画に必要なアイテムと描き方のポイント

初心者でも気軽に始められる!水彩画に必要なアイテムと描き方のポイント

公開日:2024.10.24 最終更新日:2024.10.24 忙しい毎日の中で、心のリフレッシュをしたいあなたへ。水彩画は、創造性を刺激し、心を穏やかにする効果も期待できる、おすすめの趣味です。特別な道具は必要ありません。身近なもので始められる水彩画で、自分だけの癒やしの時間を過ごしてみませんか? この記事では、水彩画を始めるための基本的な知識や、美しい水彩画を描くためのコツをわかりやすく解説します。 水彩画とは 「水で溶かして使う、絵の具を用いて描かれた絵」を水彩画と言います。 今使われている水彩絵の具は、18世紀ヨーロッパで誕生しました。紙が未発達の時代から獣の皮を利用して描かれた作品もあります。 水彩絵の具は 大きく分けて「透明水彩」と「不透明水彩」の2種類があります。「透明水彩」は「水彩絵の具」、「不透明水彩」は「ガッシュ」と呼ばれています。 「透明水彩」と「不透明水彩」の違いは「顔料」という色の成分と、糊になるアラビアゴムの配合の違いです。「透明水彩」は顔料が少ないため、下地の透過性が高まっております。「不透明水彩」は顔料が多く、光を通さないため不透明に見えます。 一般的に水彩画は、「透明水彩」を利用した絵画をさします。透明水彩はたくさん塗り重ねるのに適していません。明るくしたい部分を残しながら絵具を塗っていく必要があります。 多めの水で溶いてぼかしたりにじませたり、多様な技法があるのも特徴です。 水彩画の魅力 水彩画の魅力はたくさんありますが、その中でも初心者が感じる魅力を3つを紹介します。 1. 一度は経験したことがあるため、不安が少ない 多くの方が小学生の時に授業で習ったことがある水彩画。手順や道具などがわかっていることも初心者には安心に繋がります。下書きの線を消すことなく色が塗れることも安心材料の一つです。 子どもの頃より、描きたいものや表現方法が変わって楽しめる人も多いでしょう。 2. 道具が手に入りやすく後片付けが簡単 必要な道具は100円ショップで気軽に購入できます。 楽器などの趣味に比べれば費用も抑えられることも魅力のひとつです。後片付けも簡単で、絵の具をしまい、筆とバケツを洗えば終了です。 3. 活用や発表しやすい ハガキに水彩画を描けば、絵葉書としてそのまま作品を使用できますし、SNSで発信して、同じように水彩画を趣味とする仲間と交流できます。中には趣味だった水彩画が仕事につながる人もいるようです。 水彩画は技法の種類も多く表現の幅が広いことも特徴です。自分だけのオリジナルの作品を描けるという魅力もあります。 水彩画を始めるために必要な道具 最初は高価な道具を揃える必要はありません。ここでは初心者が揃える基本的な道具を紹介していきます。 1. 透明水彩絵の具 初心者はまず12〜24色セットを購入するのがおすすめです。 多すぎると色に迷うことも増えていきます。水彩画が本格的な趣味となってから必要に応じて追加していくと良いでしょう 2. 筆 始めのうちは丸筆の10号から12号を1本用意します。号数が大きいほど筆は太くなります。「小さい作品しか作らない」という方は8号ほどの筆でも良いでしょう。その他に2号から6号の筆を1本選びます。初心者であっても筆は最低2本は用意すると便利です。水洗いで簡単に色を落とせますので、油絵と異なり多数の筆は必要ありません。 3. 水彩紙 水彩紙とは、水彩画の技法を表現するために作られた用紙のことです。一般的な画用紙よりも水分による「たわみ」に強く、絵の具の発色も良いことから、初心者にもおすすめです。用紙サイズの種類が多く、自分の描きたい作品に合わせて購入できます。 例えば、F4号は、332mm×242mmで、スケッチブックやキャンパスなどの画材で使われるサイズです。コピー用紙のA4サイズよりも大きく、B4サイズよりも少し小さい、リュックや大きめのトートバッグなどにも入るちょうど良いサイズです。 4. パレット パレットを手に取って描きたい場合は、軽いプラスチック製のパレットが扱いやすいですが、できれば陶器製パレットが、水彩画初心者にはおすすめです。 プラスチック製のパレットは、透明水彩絵の具を弾く性質があるので、混色が難しいためです。陶器製のパレットは深さがあるタイプが多く、透明水彩絵の具を混色しやすい仕様で、重さがあるので、安定感にも優れています。 5. 筆洗・雑巾 筆洗には仕切りがあるものとないものがあります。仕切りが多い筆洗は、色ごとに洗えるので絵の具へ汚れが移りにくい特徴があります。初心者は仕切りがある筆洗がおすすめです。 仕切りがないものは、使い終わった後に洗いやすい反面、水の汚れが絵の具と混ざり影響がある場合もあるためです。 雑巾は、筆の水滴を拭き取るのに使います。古いタオルの方がよく水を吸ってくれるため、新しいものを用意する必要はありません。 水彩画の描き方 道具が揃い「水彩画を描こう」と思っても難しく考えてしまいがちですよね。初心者はスリーステップと考えることで気持ちをラクに楽しく描くことができます。 1. 題材を決め、鉛筆で下絵を描く 最初に、水彩絵の具で描きたいものを決めて、その輪郭や形を、鉛筆で描きます。下絵の段階では細部にこだわる必要はありません。大まかに形をとらえましょう。 2. 絵の具を水で溶いて、筆で塗る 下絵ができたら、パレットに少量の水彩絵の具を置き、適量の水を加えて溶かします。絵の具の濃度や色の濃淡は水で調整可能です。 調節ができたら、下絵の上に色を塗っていきます。背景からではなく、主役の題材から塗り始めましょう。 3. 色を重ねて、乾いたら完成 基本的な色を塗り終わったら、陰影や立体感を出すために色を重ねていきます。 明るい部分には薄い色を、暗い部分には濃い色を重ねることで、立体感や奥行きを表現していきましょう。初心者が色を重ねるときは、最初の色が完全に乾いてから次の色を塗るようにしましょう。色が混ざることなく、キレイな色の重なりが生まれます。 描き終えたら、絵をしっかりと乾かします。 水彩画は乾くと色が定着するので、描きたいものがしっかりと表現できているかを確認することが大切です。気になる細部を修正したら完成です。 水彩画にはたくさんの技法があります。例えば、水を使って色をぼかしたり、混色をしたりすることで滑らかなグラデーションを表現することも可能です。 慣れてきたら、技法を学び、少しずつ作品に取り入れていきましょう。 初心者の題材モチーフ選び 水彩画は下書きに時間がかかると、色塗りへ進めないため、初心者は形がシンプルな題材を選びましょう。まずは水彩画を完成させて自信をつけることが大切です。 最初はみかんやりんご、なしなど、球体のものを選びましょう。立方体など奥行きのあるものに比べて、描きやすいためです。 花をモチーフにする場合は、 花弁が多いと細かすぎて挫折しやすいので、バラよりチューリップ、紫陽花より、朝顔というように変更してみましょう。 初心者には難しい「人物」ですが、どうしてもチャレンジしたいという場合はバストより上の構図にしてみましょう。 おすすめ水彩画アイテム3選 初心者は、最初から高価な道具を揃える必要はありません。 水彩画に慣れてきて、ステップアップしたいという気持ちが芽生えた時に、おすすめのアイテムを紹介します。 1. MEEDEN 水彩パレット 出典画像 Amazon MEEDEN 水彩パレット 初心者におすすめのセラミック製の丈夫な水彩パレットです。長く使えるモノを探している方におすすめの商品です。 サイズは直径約17cmとコンパクトで、狭いテーブルに置けることもポイントです。表面が滑らかで、使用後の洗浄がしやすい特徴もあります。中央にある2つの調色スペースが便利で、シンプルで使いやすい水彩パレットです。 MEEDEN 水彩パレット 2. ホルベイン 透明水彩絵の具 画像出典:Amazon ホルベイン 透明水彩絵具 W452 5ml パステルカラー12色セット  パステルカラーが魅力の水彩絵の具です。 イラストとの相性もよく、淡い色で、爽やかさや優しさが表現できると人気です。 ホルベイン 透明水彩絵具 W452 5ml パステルカラー12色セット  3. マルマン スケッチブック 水彩紙 画像出典:Amazon マルマン スケッチブック 水彩紙   発売開始以来、30年以上に渡り、 変わらぬ品質で多くのユーザーに愛用されています。目が細かく、細部まで描き込むことができます。特に初心者ユーザーにはオススメの水彩紙で、なめらかな質感で、繊細なデッサンができると評判です。 マルマン スケッチブック 水彩紙 【まとめ】初心者でもすぐに始められる水彩画を楽しもう。 初心者でも道具を揃えれば、すぐに始められる水彩画。 独学で学ぶのであれば、YouTube動画やテキストを見たり、自分のペースで好きな時間を使って自由に楽しめます。ステップアップしたい方、仲間との交流を持ちたい方は、多くの地域で、水彩画の教室があります。 今はオンライン教室もたくさんありますので、自分に合った方法を見つけて、上達していきましょう。

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万年筆はいつまで使えるの?インクの使用期限とおすすめブランド

万年筆はいつまで使えるの?インクの使用期限とおすすめブランド

公開日:2024.5.8 最終更新日:2024.10.30 今まで使用した経験のない方にとって、万年筆はちょっと敷居が高いと感じるのではないでしょうか。 しかし、近年幅広い価格帯のものが登場しており、気軽に求めやすくなっている文房具の一つと言えます。 万年筆は本体にインクをセットして使うので、インクを補充することで長く使用できるのが良いところです。 ここでは、そんな万年筆を長く愛用するための豆知識やおすすめブランドについてお伝えします。 万年筆の寿命 万年筆の本体は様々なパーツで構成されていますが、中でも重要なのが「ペン先」と呼ばれる先端部分です。 そのペン先の素材によって、書き味や耐久性が変わってくると言われています。 基本的には腐食や摩耗に強い合金が使われており、14金や18金、21金など金を含む素材の他、リーズナブルなステンレス製のものも広く出回っています。 金を使ったペン先が付いた「金ペン」は、上手にメンテナンスすることでほぼ永久的に使用できると言います。 ステンレス製のものは比較的寿命が短いですが、毎日使用しても約10年以上は持つと言われています。 インクの使用期限 実は万年筆のインクにも賞味期限のようなものがあります。 製造された日から2~3年が期限の目安とされており、一般的にはボトルインクよりもカートリッジインクの方が期限が短めです。 インクは長期間経過すると水分が蒸発して濃度や色味が変わってしまいます。 時折「10年前のインクでも使えた」という話も聞かれますが、一見問題ないように思えてもいざ書いたときに色褪せて見えたり、ペン芯にインクが詰まったりすることもあります。 期限の切れたインクをどうしても使用したい場合は、リスクを承知の上で使うことになるでしょう。 インクを長く持たせる保管の方法 お気に入りの万年筆をできるだけ長く愛用するためには、いくつかのポイントがあります。 まず、使用しないときはキャップをきちんと閉めておくことが重要です。 キャップの締まりが甘いとインク中の水分が蒸発する原因になり、万一乾燥してしまった場合はペン芯やペン先内でインクが固まってしまいます。 固まったインクは洗浄して取り除けることもありますが、最悪の場合はインク詰まりのために修理が必要となります。 さらに、キャップをしておくことでペン先の破損を防ぐことにもつながるでしょう。 また万年筆を縦置きで保管する際は、ペン先側を上に尻側を下にして置きます。 ペン先側を下にして置くと、インクが漏れ出す恐れがあるためです。 インク自体を長持ちさせる方法としては、水分の蒸発が起こりやすい直射日光を避けて保管することも大切です。 万年筆は毎日使用するのが基本であり、スムーズに書き続ける秘訣です。 そのため、長期間使う予定がない場合には万年筆内のインクを空にして、水できれいに洗浄した後にしっかり乾燥させておきましょう。 万年筆へのインクの入れ方 万年筆のインクは、大きく分けてカートリッジインクとボトルインクの2種類です。 カートリッジインクは対応する万年筆にそのままセットして使えます。 一方のボトルインクは回転吸入式の万年筆で直接補充したり、「コンバーター」という専用の吸入器を使っての補充が可能です。 万年筆は、その製品によってカートリッジインクを利用できるものとコンバーターを利用できるもの、両方に対応できるもの(両用式)とに分かれます。 またカートリッジインクやコンバーターは、基本的にその製品に対応した万年筆でのみ使用できます。 そこでカートリッジ式とコンバーター吸入式、それぞれのインク補充方法について紹介します。 1.カートリッジインクの場合 カートリッジインクは筒状の容器にインクがあらかじめ詰まったもので、取り換えるだけで簡単にインクを補充できるのがメリットです。 補充時は万年筆の軸を回して外し、カートリッジインクを首軸にまっすぐ差し込みます。 その後ペン先側を下に向け、インクが先端から出てくるのを待ちます。 カートリッジ式の場合、新しい万年筆に初めてインクを補充する際はインクが出てくるまでに時間が必要です。 それでもなかなかインクが出てこない場合には、カートリッジの側面を軽く圧迫してみましょう。 2.コンバーター吸入式の場合 コンバーターを使う際は、まず軸を外して首軸にコンバーターを差し込みます。 コンバーターのつまみを回転させて、ピストンを完全に下げてからペン先をボトルインクに差し入れます。 このとき、ペン先全体がインクに浸かる深さまでしっかり入れるのがポイントです。 そのままコンバーターのつまみを回してピストンを上げインクを吸い込んだ後、ペン先や首軸に付いたインクをティッシュなどで拭き取ります。 インクが出ないとき 万年筆のインクが出ない場合は、まずインクが空になっていないかを疑います。 軸を外してカートリッジやコンバーター内のインクの残量を確認し、空になっている場合はインクを補充しましょう。 インクが残っているのに出ないという場合は、カートリッジやコンバーターとペン先の間に空気が入り込んで邪魔をしている可能性も考えられます。 そのような場合は、首軸部分を指で軽くはじくことで解決します。 それでもインクが出ない場合は、インクが乾いて固まったことで詰まったのかもしれません。 カートリッジ式の場合はカートリッジを外し、ペン先を水に浸けて固まったインクが溶けるのを待ちます。 コンバーター式は同様にペン先を水に浸たし、つまみを回転させてインクが流れるように促します。 水で洗っても改善しない場合は、万年筆を修理できるお店に依頼する必要があるでしょう。 インクのおすすめブランド 現在も世界中で愛用されている万年筆には様々なメーカーがあり、インクも実に多種多様です。 それぞれ色彩や深み、書き味に魅力がありますので、一度はまると抜け出せなくなるほど奥が深い世界と言えます。 インクのブランドには、どのようなものがあるのか代表的なものをご紹介します。 1.パイロット パイロットと言えば、大正7年に設立された国内を代表する老舗文房具メーカーの一つです。 本格万年筆はもちろん、近年は「カクノ」や「コクーン」といったリーズナブルなモデルも登場しており、インクもより気軽に楽しめます。 ブラックやブルーブラックなどの定番色だけでなく、ピンクやバイオレット、グリーンなどのポップな色も揃っています。 2.セーラー 広島県呉市で明治44年に誕生したセーラー万年筆も、国内屈指の文房具メーカーとして有名です。 先駆者として長く万年筆文化を牽引してきた、一流メーカーならではの多彩でユニークなラインナップが魅力です。 水に強くにじみにくい顔料インクの「極黒」をはじめ、日本の四季を表現した「SHIKIORI(四季織)」など、ネーミングも面白いです。 3.プラチナ こちらも国内老舗メーカーの一つ、プラチナ万年筆です。 シックな雰囲気のボトルインクは顔料インクと染料インクがあり、鮮やかなローズレッドや落ち着いたブランセピアといった独特な色合いがあります。 カートリッジインクには、イエローやライトブルー、ピンクといった今時らしい色もあり、選ぶのが楽しくなりそうです。 4.ペリカン 万年筆の本場・ドイツの文具メーカーであるペリカンは、日本国内でも圧倒的な知名度があるブランドでしょう。 代表的なボトルインクの「4001インク」は不動の人気を誇るロングセラーで、ブルーブラックやロイヤルブルー、ターコイズなど青系の色味が美しいです。 また宝石の名を冠した「エーデルシュタインインク」も特別感があります。 5.ペント 世界の文房具をセレクトした通販ショップ・ペンハウスでは、オリジナルブランドの「ペント」からボトルインクが販売されています。 「ペンハウスブルー」をはじめ「シンフォニー」、「コトバノイロ」など独特な世界観をイメージした楽しいカラーが目白押しです。 6.高級ブランド 文房具メーカーの中でもモンブランやウォーターマンなどは、高級ブランドとして知られています。 モンブランのインクは機能性とデザイン性に優れ、他にはない洗練されたボトルです。 またウォーターマンのブルーブラックは美しい青み と お洒落なボトルで、万年筆愛好家から愛されています。 【まとめ】万年筆のインクには寿命がある!正しく保管をして長く使おう 一生ものと言われる万年筆だからこそ、大切に使ってなるべく長く愛用したいものです。 そのためには万年筆やインクの特性を知り、正しく使用することがポイントと言えます。 特にインク詰まりを起こすとプロの修理が必要となる場合もありますので、インクの保管や使用期限を守ることは重要です。

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キャップレス印鑑おすすめ7選!便利なツインからかわいいものまで

キャップレス印鑑おすすめ7選!便利なツインからかわいいものまで

公開日:2024.2.26 最終更新日:2024.10.30 仕事の効率化を高めたい!宅配の受け取りをスムーズにしたい! キャップレス印鑑は忙しい現代人にとって必須のアイテムです。蓋の開閉や朱肉の使用などひと手間すらも面倒に感じる人も少なくないでしょう。 今回は、時短や仕事効率化を意識する人におすすめのキャップレス印鑑を7つ紹介します。インクの補充方法などの解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。 キャップレス印鑑の特徴 キャップレス印鑑は、印鑑を押すときにふたの開閉や朱肉が不要な印鑑です。 捺印する箇所に印面をセットしたら上から下に軽く押すだけで、蓋がスライドして狙った場所に捺印できます。 またインクの補充は印面に直接ではなく、天面の部分から行うためインク補充後でもすぐに使用できます。インクが印面に均等に行きわたるので、印面に滲みが出にくいのも嬉しいポイントです。 キャップレス印鑑がおすすめの人 下記に当てはまる人にはキャップレス印鑑がおすすめです。 めんどくさがり屋さん せっかちさん 物を紛失しがちな人 印鑑を使う人 印鑑を綺麗に押せない人 すぐ使うからと、蓋を開けっ放しにして置いたら蓋が見つからなくなった……なんて人も多いのではないでしょうか? 最近の浸透印のインクは蓋を開けっ放しでも乾きにくいですが、開けっ放しにしておくと印面に埃が付いたり、周囲を不用意にインクで汚してしまう原因になったりとよくありません。 キャップレス印鑑なら不要のときはカバーが埃やインクで汚すことを守ってくれるので、安心して使うことができます。 そしてキャップレス印鑑の最も大きな利点は時短で、仕事効率化に繋がることです。 蓋の開け閉めや朱肉の使用が必要ないので、印鑑をよく押す人には作業の時短に繋がります。 キャップレス印鑑 おすすめ 7選 スタンプメーカー「サンビー」のおすすめキャップレス印鑑を7つ紹介します。 サンビーのキャップレス印鑑は定番のものはもちろん、可愛いものや機能性が高いものまで、バラエティが豊富です。キャップレス印鑑を探している人はぜひ検討してみてください。 1.訂正印におすすめのキャップレス印鑑「クイックC6」 多用途に使用可能な6mmタイプの印鑑です。コンパクトボディで手にも収まりやすく、持ち歩きにも便利。 漢字以外にも平仮名やカタカナにも対応しており、3文字まで入れられます。印面部が透明なので捺印の場所が分かりやすいのもおすすめポイントです。 またロック機能も搭載しており、携帯や立ち仕事の職場でも大活躍します。 購入は以下のサイトから↓ https://item.rakuten.co.jp/ogawahan/10003327/ 2.大きめサイズのキャップレス印鑑「クイックC12」 クイックC12は印面が12mmと大きめサイズのキャップレス印鑑です。 書体は定番の楷書体のほか、古印体や明朝体、ゴシック体など8種類から選べます。横書きにも対応しており、4文字まで入れられます。 ボディカラーはシックな黒とボルドー。ストラップ穴があり、印鑑を無くしやすい人にも安心です。 こちらもロック機能搭載です。 購入は以下のサイトから↓ https://item.rakuten.co.jp/hanko-otobe/quick-c12-order/ 3.スタイリッシュなカラーで女性にも男性にも!「クイックC9 Camila」 印鑑1本でもこだわりの物を使いたい!そんな人におすすめなのが、サンビーのクイックC9 Camilaです。落ち着いた大人の雰囲気のシックなカラー6色から選べます。 紙と並行に押せるガイド付きで、重要書類の捺印への不安も払拭!使わないときは蓋をロックできるので、服やカバンの中身などを汚す心配もありません。 既製品の場合は3文字まで楷書体のみの対応ですが、別製品であれば4文字以上、楷書体以外の書体でも製作可能です。 購入は以下のサイトから↓ https://item.rakuten.co.jp/cocomo-s/10000001/?iasid=07rpp_10095___ew-lr0dccjm-by-3e227f50-9e33-4ece-b534-c3bf1b1a6b94 4.可愛いサンリオのキャラクターと大人カラーのコラボ「Camila キャラクターバージョン」 サンリオ好きにはたまらないキャラクターデザインのキャップレス印鑑! 先ほど紹介したCamilaシリーズのひとつです。キャラクターデザインバージョンはシックな紺色で、子供っぽくなるのが気になる人でも安心。 キャラクターはハローキティやマイメロディ、シナモンロールなど計6種類から選べます。 キャップレス印鑑の仕様や印面文字の条件などは、通常デザインのCamilaシリーズと同じです。 購入は以下のサイトから↓ https://item.rakuten.co.jp/hanko-otobe/qcck-s001/ 5. 可愛いキャラクターバージョンのツインキャップレス印鑑「GTキャップレス スヌーピー」 サンビーのキャップレス印鑑はスヌーピーともコラボしています。 こちらは9mmのネーム印と5mmの訂正印がセットになった、ツインタイプのキャップレス印鑑です。 「スヌーピーとうさぎ(ホワイト)」「チャーリー(ピンク)」「ウッドストック(ブルー)」の3種類から選べます。 9mmタイプは最大6文字まで、5mmタイプは最大4文字まで入れられます。 購入は以下のサイトから↓ https://item.rakuten.co.jp/auc-daiseiin/tuin-cl-sunu-pi1-1/ 6.仕事効率化にも貢献「キャップレス印鑑 ボールペン」 1つで4機能を担ってくれる多機能キャップレス印鑑。 9mmのネーム印と赤と黒のボールペン、そしてシャープペンがセットになっています。ボールペンもシャープペンも印鑑も多用する、忙しいビジネスパーソンや看護師さんなどに人気のアイテムです。 キャップレスタイプのネーム印は、慣れれば片手で操作可能で文字を書いている途中でも楽々捺印が可能。 文字は最大6文字まで入れられます。 購入は以下のサイトから↓ https://item.rakuten.co.jp/auc-daiseiin/pen4f-kyappuresu1-1/ 7.確認印として重宝!キャップレスタイプのクイックスタンパーもおすすめ サンビーには印鑑以外にもキャップレスタイプの製品があります。中でも人気なのが確認印にも使えるクイックスタンパーです。 書体を選べて、好きな文字やロゴを入れられるのでビジネスシーンはもちろん、多用途に使える人気の製品です。 ストッパーをロックすれば蓋が開いた状態をキープできるので、連続スピーディーな捺印も可能に! サイズは12mmと16mmから選べます。 購入は以下のサイトから↓ https://item.rakuten.co.jp/stampmart21/qac-1a/ キャップレス印鑑の外し方とインクの補充方法 印面は定期的にメンテナンスすることで鮮明な印面を維持できます。 印面についたゴミはセロハンテープの粘着サイドで捺印を繰り返すと取り除けます。セロハンテープで取れないゴミは、綿棒のような柔らかいもので優しく撫でて取ってください。 印面はゴム製でデリケートです。強くこすると印面が破損する恐れがあるので注意しましょう。 インク補充も簡単!以下の流れを参考にしてください。 キャップレス印鑑のカバーを引き抜く インクのフォルダーキャップを外す インク補充口に専用の補充インクを数滴垂らす 詳しい補充方法は、製品に付属している取扱説明書をご確認ください。 キャップレス印鑑の注文は名入れも可能なオリジナルスタンプ工房がおすすめ キャップレス印鑑をまとめて注文するなら、名入れも可能なサンビーの「オリジナルスタンプ工房」がおすすめです。 名入れは、最低ロット10本から注文可能で、スマホからも注文できるメールパックにも対応しています。記念品やお祝いの品としても最適です。 またメールパック商品は印面部分のみが後日ご自宅に直接届くので、記念品などの贈呈用にもピッタリです。 受け取り損ねて希望の日に届かないということもないため、急いで印鑑を作製したい人にも安心です。 詳しくは下記のサイトから↓ https://www.sanby.co.jp/original/products/camila/ キャップレス印鑑に関するよくある疑問 キャップレス印鑑によくある疑問をまとめました。 Q.ポケットの中で勝手に蓋が開いたりしない? A. Camilaなどサンビーの一部のキャップレス印鑑には、シャッター部にロック機能が付いています。ポケットやカバンにそのまま入れて持ち運びたい人は、ロック機能が付いた製品がおすすめです。 Q.インクを一度補充したらどれくらいもつ? A. 使用頻度や保存環境により異なりますが、1回の補充で約3,000回捺印できます。1日20回毎日捺印しても約5ヶ月間は補充せずに使えます。 【まとめ】キャップレス印鑑は忙しい現代人におすすめの時短アイテム! キャップレス印鑑は蓋の開閉や朱肉が不要な、忙しい現代人におすすめの時短アイテムです。 サンビーのキャップレス印鑑はシンプルなものから可愛いもの、そしておしゃれなものまで取り揃えています。デザイン重視の人も機能性重視の人もきっと合うアイテムに出会えます。 会社の創立記念などでまとめて発注したいときには、オリジナルスタンプ工房からご注文ください。

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捺印はシヤチハタでも良い?シヤチハタを使えない場面を紹介

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公開日:2024.1.26 最終更新日:2024.10.3 紙の書類に捺印箇所が指定してある場合、浸透印を押しても良いか迷うシーンもあるでしょう。浸透印は、朱肉や捺印マットが不要で手軽に押せる印鑑であることから、普段から持ち歩いている方も多いです。 今回は浸透印で捺印しても良いかどうかをはじめ、捺印と押印の違いや一般的な印鑑との違いについて解説します。 捺印は浸透印でも大丈夫か 浸透印で捺印しても問題ない書類がある一方で、浸透印での捺印が禁止されている書類もあります。そもそも「捺印」とは、直筆の署名と一緒に印鑑や判子を押すことです。「署名捺印」が正式名称で、省略されて「捺印」と呼ばれています。 上記を前提に、まずは浸透印を使用できない書類の種類や印鑑登録の可否について確認しておきましょう。 公的な書類や契約書では使えない 浸透印が使えない書類の代表的なものとして、役所や税務署に提出する申込書や申請書、届出書などの公的な書類が挙げられます。 さらに、不動産契約書や借入契約書のような契約関係書類にも浸透印での捺印はできません。長期間の保管を要する議事録などにも、浸透印での捺印は不可とされています。 このように、長期保管義務のある書類や本人確認の必要がある書類においては浸透印を使えないことを覚えておきましょう。 印鑑登録できない 契約に関する書類や公的な重要書類のなかでは、印鑑登録されている「実印」を求められます。実印は、住民登録している市区町村の役所で印鑑登録された印鑑を指します。 大量生産されている浸透印では印鑑登録ができず、印鑑証明書を発行できません。実印は、1人につき1本しか登録できず、同じ印鑑が存在できない仕組みになっています。 また、金融機関での出納や保険や証券の契約時に使用する銀行印についても浸透印は登録できません。 浸透印が一部の捺印で使えない理由 ここからは、浸透印がなぜ公的な書類や契約書には使えないのか、印鑑登録できない詳しい理由をご紹介します。 判子の形が変わるため 浸透印は、「インク浸透印」という印鑑の種類です。印面にインクが浸み出す仕組みのため、一般的な印鑑のような硬い素材ではなく、ゴムなどを素材とした軟質多孔質(スポンジ)体で作られています。 印面に使用されている軟質スポンジ体は柔らかいため、捺印時の力加減ひとつで印面部が変形して判子の形が変わってしまうのです。 また、何度も繰り返し使用していけば、少しずつ印面部が摩耗変形し、購入直後とは異なる判子の形になってしまいます。 一般的な印鑑に使用されている、動物の牙や角、木材、金属と比較しても、浸透印 印面部の耐久性は低く、経年劣化で欠けや変形が生じることもあるでしょう。 力加減や劣化で判子の形が変わってしまう浸透印は、なんらかの証明に使用する印鑑としては不向きなことがわかります。 印影が消えるため 浸透印には、文字部から浸み出すように粒子が細かく浸透性が高いインクが内蔵されています。染料系インクなど浸透性の高く粒子形状が細かいものは、印影が経時とともに薄く消えてしまうことがあります。 全ての浸透印が当てはまるわけでは有りませんが、インクの種類や性能によっては年月とともに印影が薄くなっていき、最終的には消えてしまうことがります。1~2年の保管であれば問題ないかもしれませんが、公的な文書や契約書は、何十年も保管するケースもあるため、経時とともに消えやすい染料系インクを使用した押印は浸透印に限らず不向きなのです。 誰でも購入できるため 浸透印は、さまざまなメーカーが生産しているため、印章店だけでなく100均やホームセンターなどでも購入できる印章です。 印鑑には「同意した」「確認した」という意思表示をする証として捺印する目的があるので、人によって印面が異なっているのが望ましいとされています。 浸透印は、同じ印面が世の中にたくさん出回っているため敬遠されることも多いのです。 合わせて読みたい シヤチハタとそれ以外の判子の違いは?素材や用途別に解説! 捺印と押印の違い 判子を押すときに「捺印」や「押印」という表現が使われるため、言葉それぞれに意味が違うのではないかと考える方も多いでしょう。 押印(おういん)の正式名称は「記名押印」で、自署以外の方法で名前を記載し、判子を押すという意味があります。例えば、代筆された名前や印刷された名前、ゴム印で押された名前などが該当します。 一方、捺印(なついん)の正式名称は「署名捺印」で、自署とともに押す判子を意味します。自署か自署以外かが押印と捺印の違いです。 もちろん、証拠能力の高さという観点では、自署が用いられる捺印が最も優れています。そのため、法的なことに関係する書類や契約書においては捺印表記が多いのです。出欠の可否を表明する書類や確認の判子を求める場合は押印が使用されます。 捺印のほうが古い言葉ともいわれていますが、押印も捺印も「判子を押す行動」という点では同じです。どちらの言葉が記載されていても、必ず印鑑が必要です。 浸透印と印鑑の違い 浸透印も印鑑の種類のひとつですが、印鑑といえば朱肉を使って押すものを想像するのではないでしょうか。 浸透印のようなインク浸透印と印鑑が別で呼ばれているのは、印鑑の特徴によって用途が分けられていることが理由です。最後に、浸透印と印鑑の違いを知っておきましょう。 浸透印とは 浸透印は「インク浸透印」と呼ばれる種類の印鑑で、インクが本体に内蔵されています。内蔵されているインクから、適量ずつゴム製の印面に浸み出す仕組みになっているため、スタンプ台や朱肉が必要ありません。 シヤチハタは商品の名前ではなくシヤチハタ株式会社というメーカー名です。シヤチハタ社が「朱肉のいらない印鑑」としてほかのメーカーに先駆けて販売し、有名になったため、メーカーにこだわらずインク浸透印すべてをシャチハタと呼ぶようになりました。 種類としては、苗字や名前が彫られている「ネーム印」のほかにも、支払済や見積書在中などの文字を押せる「事務印」、住所が繰り返し押せる「住所印」など、さまざまなものが販売されています。 なかでも、宅配の荷物を受け取る際や回覧板への確認など、簡単な認印として利用される「ネーム印」はよく利用されている種類です。 一口に「ネーム印」といっても商品ラインナップが豊富で、キャップの開閉が必要なく連続で使用できるキャップレスタイプをはじめ、ストラップが付けられており失くしにくいタイプや、ペンと一体になっているタイプなどから選べます。 浸透印はカラーバリエーションや柄なども数多く展開されているため、自分好みの見た目で選ぶことも可能です。 印鑑とは 印鑑には、住居地の市区町村に届け出をして登録する「実印」と、銀行に届け出をして登録する「銀行印」、届け出をせずに使用する「認印」の3種類があります。 これらの印鑑は、木材をはじめ動物の牙や角、金属、樹脂など、硬くて丈夫な素材でできているのが一般的です。 とくに、実印や銀行印は、印面が欠けてしまうと使用できなくなるため、耐久性の高い素材を好んで選ぶ方が多いでしょう。 印鑑は素材によって安いものから高いものまでさまざまですが、認印には比較的安い価格帯のものを購入し、実印や銀行印は高くても一生使い続けられるものを選ぶ傾向にあります。 素材だけでなくサイズや質感、手彫りや機械彫りなど、さまざまなパターンの中から選べるので、用途に合った印鑑を選びましょう。 合わせて読みたい 認印とシャチハタの違いは?シャチハタ使用不可となる場面を解説 まとめ 浸透印は印面が変形してしまうおそれがあるほか、実印や銀行印にできないことから、使用できる範囲は限られてしまいます。とはいえ、宅配物受け取り時のサインのように、日常的な確認のシーンでは便利な判子です。デザインや形状も豊富なラインナップで展開されているので、ひとつ持っておいて損はありません。

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おむつの名前はどこに書けばいい?注意すべき点とおすすめ文具を紹介

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公開日:2023.10.13 最終更新日:2024.10.31 お子さんの保育園が決まりホっとしたのも束の間、保育園へ預けるにあたって準備しなければいけないことは山ほどあります。 おむつの名前記入もそのひとつ。ただおむつの名前はどこに書いてもいいというわけではありません。 今回の記事では名前をどこに書けばいいのか、そしておむつへの名前記入の際に気を付けるべき点などを解説していきます。 おむつに名前を書く理由 おむつに名前を書く理由は、保育士さんが間違えて別の園児のおむつを使用しないようにするためです。 おむつは機能性や素材などメーカーごとに特徴が異なります。肌のデリケートさやお尻にフィットするかなど、保護者はそれぞれ自分の子供に良いと感じたおむつを使用しています。 間違って別の園児のおむつを使用してしまった場合、肌触りや履き心地が変わるため、園児にとってストレスにもなりかねません。 さらに保育園によっては、使用済みのおむつを持ち帰らせるシステムをとっている場合もあります。 保育士さんが誤って別の園児のおむつと混合することのないように、おむつに名前を記入しておく必要があるのです。 おむつの名前はどこに書けばいい? おむつの名前はどこに書いてもいいというわけではありません。保育士さんがパッと見て分かる場所に書く必要があります。 では、おむつの名前はどこに書けばいいのでしょうか? 保育園によっては書く場所を指定しているところもありますが、ない場合は履かせたときにも分かりやすい「お尻」の部分に記入するのがおすすめです。 子供は小さいうちはお腹がポッコリと出ているため、前側に名前を書くとポッコリお腹で見づらくなってしまいます。履かせた後に確認するためにもお尻側が良いでしょう。 さらにお尻側に書くことで、使用済みのおむつを丸めた状態でも判別が可能になります。 おむつのメーカーによっては名前を書くスペースが設けられている場合もありますが、名前をどこに書けばいいか悩んでいる人はまずお尻側に書いておくと安心です。 おむつに名前を書く際に注意すべきこと おむつの名前をどこに書けばいいか分かったところで、次に「おむつに名前を書く際に注意すべき点」を解説していきます。 おむつに名前を書く際に注意すべき点は以下の3つです。 大きく書く 平仮名もしくはカタカナで書く フルネームで書く ここまでも触れたように、おむつに名前を書く理由は保育士さんが取り違えないようにするためです。 そのため、誰が見てもすぐに分かるようにハッキリと大きく書く必要があります。漢字は読みにくく、名前だけでは同じ名前の園児がいた場合、結局誰のおむつか判別できません。 おむつに名前を書く際には、どこに記入するかとともに、大きさや表記体系などにも注意しましょう。 おむつの名前は手書き?スタンプ? おむつの名前記入は手書きで1枚ずつ書く方法と、お名前スタンプを作成して押す方法との2パターンあります。 手書きにもスタンプにもそれぞれの良さがあるため、自分の生活やライフスタイルなどを鑑みて合う方を選んでいきましょう。 手書きのメリットとデメリット 手書きのメリットは「コスパが良い」点と「個性が出せる」点です。 油性ペンは数百円で購入でき、カラーペンを使用するなどで個性を出すこともできます。 一方で書く手間と時間がかかるというデメリット面も否めません。 時間に余裕がある人や、手書きにこだわりたい人以外は面倒なタスクとなってしまうでしょう。 また字に自信がない人や丁寧に書けない人は乱筆となり、保育士さんが判別できずに取り間違えしてしまうことにも繋がります。 平日毎日フルタイムで預けるとなると必要なおむつは1日4〜7枚と言われています。1年に換算すると1,200枚近くです。 ここで面倒と感じてしまった人は手書きよりスタンプのほうが良いかもしれません。 スタンプのメリットとデメリット スタンプのメリットは、手書きのデメリット面をカバーできる点です。 手間がかからず、手書きに比べて時間も短縮できます。スタンプ台を必要としない浸透印タイプのスタンプならポンポンと連続で押印可能です。さらに字体が乱れることもないため、誰もが判別しやすいのもメリットです。 デメリットは初期コストがかかるという点です。大体1,000円前後から3,000円くらいが相場です。ただおむつスタンプはおむつだけじゃなく、紙や布にも押せるものもあります。 小学校低学年までの持ち物は平仮名表記を使うことが多いので、トータルで考えるとコスパは悪くはないかもしれません。 おむつに名前を書くための文具を選ぶときのポイント おむつに名前を書くための文具はペンかスタンプですが、どちらの場合も使いやすさをチェックして選ぶ必要があります。 おむつは紙製で表面が凸凹しているため「押しやすいか?」「書きやすいか?」「にじまないか?」をチェックしましょう。 特にスタンプの場合は金額の安さだけで決めてしまうと、結局使いにくくて購入しなおしたり、ペンに変えたりなど余計な出費につながりかねません。 購入前には口コミを参考にしたり、先輩パパママからおすすめのお名前スタンプやペンを聞いたりしてみるのも良いですね。 おむつに名前を書くときのおすすめ文具 ここまで「おむつの名前をどこに書くべきか」「おむつ名前スタンプやペンのメリット・デメリット」などについて解説してきました。 最後に、おむつに名前を書くためのおすすめ文具を3点紹介します。 約1,000回の捺印が可能!「おしりスタンプ けぽんつ」 「おしりスタンプ けぽんつ」はインク内蔵でスタンプ台が不要なおむつスタンプです。 内蔵されているインクはパッド1枚で約1,000回の捺印が可能なので、インクを浸ける手間なしでポンポンと連続でおむつに名前を押していけます。 さらに「おしりスタンプ けぽんつ」はかわいい動物のお尻のイラスト付き。イラストは約40種類の動物の中から好きなものを選べます。 布やプラスチックにも捺印できて、洗濯洗浄OKなので衛生面が気になる人にもおすすめです。 購入サイト:おしりスタンプ けぽんつ | お名前スタンプ ねいみ~♪オンラインショップ (namey.jp) 必要な付属品もセットになった「おなまえBOX」 石松堂の「おなまえBOX」はおむつスタンプとしても使用可能なネーム印と、捺印に必要な油性スタンプ台や専用クリーナーなどがBOXに含まれています。 ネーム印はおはじきにも捺印できる横幅5mmの極小サイズから、おむつに最適な横幅5.5cmの大きめサイズ、縦書き型など10種類以上がセットに。 文字フォントも選べるので個性を出したい人にもおすすめです。紙やプラスチックにも捺印できて、洗濯や洗浄にも対応しています。 購入サイト:【楽天市場】おなまえBOX ★ お名前スタンプ :はんの専門店石松堂 おむつ専用ペン「サクラ マイネーム 紙おむつ専用」 「サクラ マイネーム 紙おむつ専用」は紙おむつに名前を書くための専用ペンです。 表面が凸凹した紙おむつでも引っかかりにくい構造でできたペンで、濃く書けるのでパッと見た目にも分かりやすくおすすめ。 ペン先近くに小窓があり、使い終わり時期が見えるのも嬉しいポイントです。書いている途中でインクがなくなった……なんて悲しい思いをしなくて済みます。 おむつの名前は手書きにこだわりたい!という人は購入を検討してみてはいかがでしょうか? 購入サイト:サクラ マイネーム紙おむつ専用 | 文房具・事務用品 | ホームセンター通販【カインズ】 【まとめ】おむつの名前はお尻部分に大きく読みやすく記入しよう! 今回はおむつの名前をどこに書けばいいか悩んでいる人に向けて、おむつの名前の記入について解説しました。 お子さんが入園する保育園から特に指示がない場合は、とりあえずお尻部分に平仮名かカタカナで大きくハッキリと記入しておきましょう。 仕事との両立などで時間がない人には、おむつスタンプがおすすめです。おむつスタンプを選ぶ際はおむつ以外にも使用可能なもの、そして洗浄や洗濯が可能なものを選びましょう。 手書き派の場合は、おむつにも書きやすいとの表記や口コミがあると安心です。

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朱肉の補充方法は?補充するときのコツとメンテナンス方法を解説

朱肉の補充方法は?補充するときのコツとメンテナンス方法を解説

公開日:2023.9.28 最終更新日:2024.10.31 押印した際に印影の写りが悪い場合は、朱肉に原因があるかもしれません。朱肉の種類によって、インクを補充すればきれいに押印できるようになるものや、正しい方法でメンテナンスを行えばきれいに押印できるようになるものがあります。 今回は、朱肉の補充方法やメンテナンス方法をはじめ、注意点と朱肉が服についた場合の洗い方についてもご紹介します。 まずは補充できる朱肉かどうかをチェック スポンジ朱肉 練朱肉 特徴 ・フェルトやスポンジにインクを染み込ませた朱肉・乾きやすい・印影にムラができにくい・誰が使用しても押印時に失敗しにくい ・油と顔料を植物繊維に染み込ませて練り泥上にした朱肉・印影が鮮明に映る・印影が長期間薄れにくい・朱肉の色が鮮やか 補充 〇 補充できる X 補充できない 朱肉の補充方法を知る前に、まずは使用している朱肉が補充できる種類であるかを確認しておきましょう。朱肉は、大きく分けて2種類存在します。 スポンジ朱肉 スポンジ朱肉は、スポンジにインクを染み込ませた朱肉です。事務用朱肉とも呼ばれ、会社内で事務処理に使用されることも多く、現在ではよく見られるオーソドックスな朱肉となっています。 朱肉に対して軽く印面を押さえるだけで全体に朱肉が付着し、押印に不慣れな方でも、きれいな印影を写すことが可能です。定期的にインクを補充すれば、特別なメンテナンスを行わなくても長く使えます。 練朱肉 古くから歴史のある練朱肉は、油と顔料を植物繊維に染み込ませた朱肉の塊を練って作られています。泥状に練られていることから、印泥と呼ばれることもあるのです。 練朱肉は、押印すると紙面に朱肉が盛られた状態になるため乾くまでに時間はかかるものの、スポンジ朱肉と比べて印影がはっきりと鮮明に写ります。 長期間保存しても印影が薄れにくい特徴があるため、公文書のような重要書類に使用されることが多いです。 練朱肉の場合は、インクを補充して使うことができません。しかし、適切にメンテナンスを行えば、長く使用できます。 スポンジ朱肉の補充方法 スポンジ朱肉の補充方法についてご紹介します。誰でも簡単にできるので、ぜひ以下の手順で補充してみてください。 まずは、朱肉を補充する前に必要な道具を準備しておきましょう。 補充用のインク スポンジ朱肉 新聞紙 ティッシュペーパー 基本的には、上記の4つが揃っていれば問題なく補充できます。 次に補充用インクのキャップをつけた状態で、しっかりと上下に振って中身の成分を均一にします。 均一になったら補充用インクのキャップを外して、ノズルをスポンジ朱肉に押し当てましょう。このとき、ゆっくりと朱肉全体に円を描くように、少しずつインクを染み込ませていきます。これらの作業を5回ほど繰り返し行ってください。 インクを染み込ませたら、30分ほどスポンジ朱肉を放置して、完全にインクが浸透するまで待ちます。スポンジ朱肉の表面を軽くティッシュで押さえて余分なインクを拭き取れば補充完了です。 スポンジ朱肉の補充のコツ スポンジ朱肉を補充する際は、どんなインクを補充しても良いわけではありません。必ず使用している朱肉のメーカーを確認し、記載されているメーカーのインクを購入するようにしてください。 メーカーは、朱肉の蓋や底面に記載されていることが多いです。メーカーが記載されていない場合は、購入した店舗に問い合わせて専用のインクを購入しましょう。 最近では、100円ショップでも補充用インクが販売されています。しかし、メーカーが専用に作っている朱肉用インクとは成分が異なるため、おすすめできません。 朱肉用のインクは、商品やメーカーの互換性がなく、異なる成分が混ざることで固まって使えなくなるものもあります。スポンジ朱肉自体の寿命が短くなる可能性があるため、インク選びには注意しましょう。 また、朱肉用インクとスタンプ用の朱色インクもまったくの別物です。朱肉だけでなく、印鑑を劣化させてしまうことあるので間違わないように注意してください。 練朱肉のメンテナンス方法 練朱肉は、定期的なメンテナンスを行うことで長く使い続けられます。メンテナンスを怠ると、時間経過とともに全体が固まるほか、カビが生えたり油分不足でツヤがなくなったりします。 このような状態になると、その練朱肉は使えなくなります。一部だけ固い部分があるときや、全体が固くなってきているときは、以下の方法でメンテナンスしてみてください。 練朱肉の一部に固い部分があるとき 練朱肉の一部だけ固い場合は、ヘラで固い部分をほぐして、柔らかい部分と混ぜ合わせるように練ります。 全体が馴染んで固い部分がなくなれば、印面に上手く朱肉がつくようになり、きれいに押印できるようになります。 練朱肉の全体が固いとき しばらくメンテナンスしていなかった練朱肉は、全体的に固くなっていることがあります。固い範囲が多い場合は、そのままヘラで練るのが難しいため、朱肉の容器ごと温めて柔らかくしましょう。 温める際は、ビニール袋に練朱肉を入れお湯に浸けるか、電子レンジに数秒かけます。どちらの方法も、少しずつ中身を確認しながら火傷に注意して温めてください。 柔らかくなったらヘラで練りながら混ぜ合わせます。容器ごと温められない場合は、金属製のヘラを温めて少しずつほぐしていきましょう。 練朱肉が柔らかくなり練り混ぜたら、最後は形を整えます。山の形に整え、裾に印面を押し当てながら使うと、まんべんなく朱肉が乗り美しい印影を写せます。 衣服にインクがついてしまったときの洗い方 朱肉のインクを補充するときやメンテナンスを行う際に、インクが服についてしまうこともあるでしょう。このとき、慌ててこすってしまうと余計に汚れが広がる恐れがあります。インクは、家庭にある中性洗剤などでも洗えるので、以下を参考に試してみてください。 中性洗剤を使用する 中性洗剤とは、台所用洗剤や洗濯洗剤のことで、一般家庭でもっともよく使われている洗剤です。わざわざ買いに行かなくても家庭にあることが多いので、インクで服が汚れた際には、まず中性洗剤を使用してみてください。 タオルを汚れた服の下に敷いて、中性洗剤を染み込ませる 別のタオルで汚れた部分を上から叩いて、下に敷いているタオルに汚れを移す ぬるま湯を使って洗い流す 洗った部分を乾かす   汚れた部分を無理にこすると汚れが広がるので、上からトントンと叩いて汚れを落とすようにしましょう。また、あくまでもこの方法は応急処置と考え、汚れが完全に落ちない場合は、クリーニング店に依頼するのがおすすめです。 アルコールジェルを使用する シャツや夏物のワンピースなど、薄手の服にインクがついてしまった場合は、手指の消毒に使用するアルコールジェルを使用する方法を試してみてください。 汚れた服の下にタオルを敷く アルコールジェルをインクで汚れている場所に染み込ませる 歯ブラシで上から押すように叩きながら汚れをタオルに移す 水ですすぐ 洗濯機で洗う 歯ブラシで叩き洗いする際には、アルコールジェルをたっぷり乗せ、下に敷いているタオルまで染み込んでいくようにしっかりと馴染ませましょう。同じ場所で繰り返し叩き洗いすると、下のタオルに移った汚れが再び付着してしまいます。 下に敷いているタオルは、適度に動かしながら新しい面に汚れを移すようにするのがポイントです。 クレンジングオイルとスクラブ洗顔料を使用する 厚手の服にインクが付着した場合には、クレンジングオイルとスクラブ洗顔料を使用する方法を試してみましょう。 クレンジングオイルを汚れた服の裏側から塗る 歯ブラシで押すように叩きながら洗う 水ですすぐ 服の表側にスクラブ洗顔料を刷り込む 水ですすいだあと洗濯機で洗う スクラブ洗顔料をたっぷり使用し、服の繊維の奥まで届かせるようなイメージでしっかりと刷り込むのがポイントです。 除光液を使用する マニキュアを落とす除光液でも、インクが洗えます。しかし、色落ちさせてしまう恐れがあるため濃い色の服への使用は控えてください。 歯ブラシに除光液をつけ汚れた服をたたき洗いする 台所洗剤を汚れに直接垂らしてもみ洗いする 水ですすぐ 洗濯機で洗う 除光液で朱肉を洗う際は、一度目立たない部分に除光液をつけて色落ち具合を確認してから使用するのがおすすめです。また、必ず換気を行いながら洗いましょう。 まとめ 朱肉には、インクが補充できる種類とできない種類があります。インクの補充は、必ずメーカーや種類を確認してから行いましょう。長年使用している朱肉であれば、これを機に買い替えるのもおすすめです。鮮やかな朱色で保存性が高く、使いやすい朱肉をお探しなら、印章用品の取り扱いをしているサンビーまでお問い合わせください。

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【おすすめスタンプ台7選】布やプラスチックなど用途別に豊富に展開

【おすすめスタンプ台7選】布やプラスチックなど用途別に豊富に展開

公開日:2023.8.9 最終更新日:2024.11.1 メッセージカードや手帳、ビジネスなど、さまざまなシーンで活躍するスタンプに欠かせないスタンプ台。 スタンプ台にはさまざまな種類があり、用途やシチュエーションに合わせて使い分けることで綺麗な印影を出したり、長持ちさせたりすることができます。 またカラースタンプやちょっと変わり種のスタンプ台などを使えば、オリジナリティーを出すのも可能です。 今回の記事ではスタンプメーカー「サンビー」が展開するバラエティ豊かなおすすめスタンプ台を7つ紹介します。記事を参考にスタンプの世界をもっと楽しんでいただけると嬉しいです。 おすすめなスタンプ台の選び方 スタンプ台は、紙の材質や使うシチュエーションによって使い分けるのがおすすめです。 押印する素材によって最適なスタンプ台は異なります。 また同じ製品でも異なるサイズを展開しているものがあり、スタンプ台のサイズもスタンプ台選びの際には大切なポイントです。 紙の材質で選ぶ!油性/水性・顔料系/染料系 スタンプを押印する素材と言えばやはり紙ではないでしょうか? しかし、紙とひとことで言ってもさまざまなテクスチャーや繊維があり、どんな紙に押印するかで最適なスタンプ台が異なります。 紙への押印に向いているスタンプ台には主に4つの種類があります。 ● 油性顔料系 油性顔料系のスタンプ台に使用されているインクは速乾性があり、長期保管したいときにおすすめです。顔料系は発色や印影を長くキープでき、耐候性にも優れているので野外に掲示する資料への押印にも向いています。 ● 油性染料系 油性顔料系より高い耐水性を持つのが油性染料系のスタンプ台です。雨などの水濡れにも耐えられるインクを使用しています。表面がつるんとした光沢紙への使用も可能です。 ● 水性顔料系 一般的なスタンプ台として流通しているのが水性顔料系のスタンプ台です。水や溶剤に溶けにくい性質があり、耐光性と耐水性を持ち合わせています。インクが滲みやすい和紙やカーボン紙への使用におすすめです。 ● 水性染料系 水性染料系のスタンプ台に使用されているインクは繊維に入り込みやすく、光沢紙など表面が加工された紙への押印に向いています。耐光性は少し劣るため、長期保存したい場合は油性を選ぶと良いでしょう。 油性と水性スタンプ台の違いについてこちらのコラムも参考にしてください。 合わせて読みたい 水性と油性のスタンプ台の違いについて解説!おすすめのスタンプ台も紹介 プラスチックや金属など紙以外の材質に押印可能なスタンプ台 油性スタンプ台は速乾性に優れていますが、その中でも高い速乾性をもつ「不滅インク」を使用した工業用途向けスタンプ台があります。この不滅スタンプ台なら金属やガラスのような「非吸収面」に対した押印でも綺麗に仕上げられます。 ゴム印とのサイズに合わせて選ぶ スタンプ台を選ぶ際には、使用するゴム印より一回り大きいスタンプ台を選ぶのがおすすめです。 大きめのスタンプ台を選んでおけば、一度の塗布でゴム印にインクをまんべんなく馴染ませることができます。 逆に大きなゴム印に対して、複数のスタンプ台を使ってカラフルなスタンプを行う場合は、小さいスタンプ台を手に持ってポンポンと叩くようにインクを塗布する方法もあります。 メインで使うスタンプのサイズや用途に合わせてスタンプ台のサイズも選ぶようにしましょう。 おすすめスタンプ台7選!目的や用途別にオシャレなものからビジネスシーンまで スタンプメーカーのサンビーではノーマルタイプの黒スタンプ台から趣味使いのものまで、数多くのスタンプ台を展開しています。 子供との工作や手帳のデコレーションはもちろん、紙以外へのスタンプも楽しめるおすすめのスタンプ台を紹介します。 エンボス加工紙に最適!カラフルなパレットスタンプ台 (画像出典:カラーパレット 5色コンビ - ツキネコ オンラインショップ) デコレーションツールとしておすすめなのが、ニジコ カラーパレット。5色もしくは7色が1パレットに一緒になったカラフルなスタンプ台です。 そのままスタンプしても可愛いですが、乾く前にスポンジで擦るように色を広げてぼかせば、また違った雰囲気を楽しめます。 顔料系インクを使用しているため、にじみにくく、くっきりとした印影を出したい場合にもおすすめのスタンプ台です。 耐水性、耐光性があるため、押印直後の発色を長期間保存することができます。 カラーパレットスタンプ台の購入は以下のサイトから↓ カラーパレット 5色コンビ - ツキネコ オンラインショップ (shop-pro.jp) 【ニジコ スタンプパッド】 美しいグラデーションのマルチカラーピグメントインクパッド (ocnk.net) 消しゴムはんこ作家ericのイラストが可愛いスタンプ台 消しゴムハンコ作家でイラストレーターのericさんのイラストが蓋に描かれたスタンプ台。 インク色は通常の黒のほか、ゴールド、シルバー、ネイビーの4色を展開しています。それぞれに異なるイラストが描かれており、思わず集めたくなってしまう可愛らしさです。 補充インクでインクを補充すれば、繰り返し使用可能です。 購入は以下のサイトから↓ eric STAMP PAD – サンビーオンラインショップ ココモ 手作りのスタンプ台!万年筆の風合いをスタンプでも再現できる 大切な人への贈り物に添えるメッセージカードにスタンプする際におすすめなのが、INK BIYORIのスタンプ台です。 こちらは真っ白なスタンプパレットに万年筆用のインクを垂らして作るオリジナルスタンプ台。 普段万年筆を使わない人にとっては少し縁遠い万年筆インクも、INK BIYORIのスタンプ台を手に取ればきっと万年筆インク集めをしたくなるはずです。 一色でも独特の風合いを出してくれる万年筆インクですが、数色を混ぜることでオリジナル感がさらにアップします。 色を変えたいときは付属の交換パッドでマットを交換すれば、色んな色を楽しめます。 INK BIYORIのスタンプ台の購入は以下サイトから↓ INK BIYORI スタンプ台 塗布用 – サンビーオンラインショップ ココモ 金属やプラスチックに押印可能!普通紙なら瞬間乾燥 ステイズオンのスタンプ台は金属やプラスチック、ガラスにも押印可能で、工作や制作の幅を広げてくれるアイテムです。 上記以外にも陶器や塗装面など非吸収面へ押印ができます。 ステイズオンのスタンプ台は紙にも使用可能です。速乾性のある油性染料系のインクを使用しており、吸収性の良い普通紙に押印すると一瞬で乾燥するため、急ぎの資料を作成する際にも便利です。 ステイズオンに使用されているインクは、付けたままにしておくとスタンプのゴム部分の劣化原因になります。使用後は専用のクリーナーでインクを取り除いてから保管してください。 ステイズオンのスタンプ台の購入は以下のサイトから↓ ステイズオン L|Jamberry(ジャムベリー) ステイズオン専用クリーナーはこちら↓ Amazon | サンビー ステイズオン専用スタンプクリーナー SZCL-56 / 6セット | 文房具・オフィス用品 | 文房具・オフィス用品 布や木材用スタンプ台!押印後にアイロン加工で水濡れ対策も 帆布やシャツなどへのスタンプ用として、水に強いスタンプ台を探している人におすすめなのがバーサークラフトのスタンプ台です。 押印後にアイロン加工することで、水に濡れてもクリアな押印面をキープできます。木材やテラコッタの場合はドライヤーで乾燥させます。 押印に失敗したり、不注意で服などにインクが付いたりしたときにはすぐに石鹸で洗えば綺麗に落とせます。 バーサークラフトは単色からグラデーションカラーまで合わせると約100種類という豊かなラインナップです。目的に合ったサイズやカラーがきっと見つかるはず。 おむつや着替えなどお子様の持ち物への押印や手芸など、さまざまな用途で役立つスタンプ台です。 バーサークラフトのスタンプ台の購入は以下のサイトから↓ 布用スタンプ台 バーサクラフト・バーサクラフトこまけいこ (danieli.co.jp) 慶弔用と黒墨の一体型スタンプ台 意外にもあると便利な慶弔用の薄墨スタンプと、日常使いしやすい黒墨のスタンプが一緒になった2色一体型スタンプ台です。 スタンプのゴム部分が劣化しにくい水性染料系インクを採用しています。薄墨も黒墨も補充用インクがあるので、繰り返し使用可能です。 購入はAmazonのサイトから↓ Amazon.co.jp: サンビー 慶弔スタンプ台 SKP-01 墨/薄墨 : 文房具・オフィス用品 朱肉と黒のスタンプ台が一緒になったビジネスに便利なアイテム 事務職の人にとって一番使用頻度が高いスタンプ台といえば、やはり朱肉と黒インクのスタンプ台ではないでしょうか? 朱肉と黒スタンプ台が一体型になっていることで紛失しにくく、営業などで外出する場合にも便利なアイテムです。 こちらも補充用インクでインクを補充し、繰り返し使用することができます。補充時はインクの種類や色を間違えないように注意してください。 購入はAmazonのサイトから↓ Amazon | サンビー スタンプ台 シュスタ 速乾 GF-S02 黒 | 文房具・オフィス用品 | 文房具・オフィス用品 【まとめ】スタンプ台のおすすめはサンビー!紙からガラスや金属まで多用途に展開中!! (画像出典:【楽天市場】ツキネコ アートニックS(96色):shop竹印) スタンプ台に使用されているインクにはそれぞれ相性の良い素材があります。スタンプ台を選ぶ際には用途に合ったものを探してみましょう。 またサンビー製品には、2種類以上のインクが1パレットに一緒になったスタンプ台もあり、持ち歩きやデスク周りをスッキリさせたい人におすすめです。 スタンプメーカーであるサンビーは今回紹介したスタンプ台のほかに、スタンプも豊富に製造しています。 サンビーのスタンプ台やスタンプのECサイトでの購入は「ココモ」などで可能です。良かったら「サンビー スタンプ台」「サンビー スタンプ」で検索してみてくださいね!

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水性と油性のスタンプ台の違いについて解説!おすすめのスタンプ台も紹介

水性と油性のスタンプ台の違いについて解説!おすすめのスタンプ台も紹介

公開日:2023.8.7 最終更新日:2024.11.1 カラフルなカラーで展開しているスタンプ台は、メッセージカードやさまざまなものを制作するときに役立つ文具です。もちろん仕事などビジネスシーンでも欠かせないアイテムですよね。 しかし、「水性スタンプ台と油性スタンプ台って何が違うの?」「どう使い分ければいいの?」そのような疑問を感じたことはないでしょうか? 今回の記事では、水性と油性スタンプ台の違いについて解説していきます。スタンプメーカー「サンビー」のおすすめスタンプ台も紹介します。 水性と油性スタンプ台の違い 水性と油性スタンプの違いは、使用している溶剤が異なる点です。またそれぞれ使用している着色剤には顔料系と染料系があり、何にスタンプするかなど用途やシチュエーションによって最適なものが異なります。 水性スタンプ台の特徴 水性スタンプ台の特徴は、使用されている水性インクに不純物が少ない水「精製水」を使用している点です。 乾燥時に水分が蒸発するため、油性スタンプに比べて臭いが少ないのも特徴のひとつです。 紙の裏写りが少ないメリットがある一方で、乾くのに時間がかかるというデメリットがあります。 水性スタンプ台には顔料系と染料系があります。一般的なスタンプ台に多いのは水性顔料系のもので、水や溶剤に溶けにくい性質があり、耐光性や耐水性があるのが特徴です。 一方で、水性染料系はスタンプすると押印した紙や布の繊維に入り込むことで綺麗に発色します。 油性スタンプ台の特徴 油性スタンプ台は有機溶剤からできたインクを使用しているのが特徴です。 有機溶剤とは、他の物質を溶かす性質をもつ炭素を主成分とする化合物(有機化合物)の総称で、印刷や塗装用インクなどの溶剤として使用されています。 インクに使用されている有機溶剤の種類によっては特有の臭いがあるものもあり、それがデメリットと言えるかもしれません。 油性スタンプ台にも顔料系と染料系があります。 油性スタンプ台は速乾性はもちろんのこと、耐光性にも優れています。鮮明で滲みにくく、耐水性もあるため、一般的によく使われているスタンプ台です。 油性スタンプ台の中でも特に「多用途用」と記載されているスタンプ台は、表面に加工が施された光沢紙やガラス面にも使えるなどさらに高い速乾性が特徴です。ただ、耐光性は油性顔料系スタンプ台と比較すると若干劣ることもあります。 (参考サイト:厚生労働省/https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/120815-03.pdf) 水性と油性スタンプ台の用途の違い 水性スタンプ台と油性スタンプ台は特徴を理解し、シチュエーションによって使い分けましょう。 オススメのシチュエーション 水性顔料系スタンプ台は、和紙やノーカーボン紙など他のインクでは滲みが気になる素材へ押印したいときにおすすめのスタンプ台です。 アート紙・コート紙・トレーシングペーパーなどインクが吸収しにくい紙には水性染料系スタンプ台がオススメです。水に馴染む性質をもつ染料インクが難吸収性用紙の繊維に入り込み、綺麗に発色します。 また、カタログやチラシなどインクが乾きにくい光沢紙には油性染料系スタンプ台が素早く乾くので適しています。 油性顔料系スタンプ台は、耐水性と耐光性が高くて押印直後の発色や印影を長期間キープする事ができます。油性顔料系インクは、押印した用紙の表面に顔料(色)部が強固に定着します。そのため雨風にさらされる屋外に掲示するものへの押印に向いています。 スタンプ台のメンテナンスとインクの補充方法 使ったあとはゴム部分にできるかぎりインクが残らないように、不要紙などでしっかりインクを取ってから保存することをおすすめします。 ゴム製の印面部分は特に油分に弱い性質がありますが、顔料系スタンプであれば油性でも不要紙に塗布する程度で劣化の心配は大きく軽減できます。 ガラス面などにも押印できる強力な溶剤系インクを使用した「多用途用」などの表記がある不滅スタンプ台は、一般的なゴム印を激しく劣化させる恐れがあります。このようなスタンプ台を使用するときは、溶剤に強い「耐油ゴム(黒ゴム)」を持ちたゴム印を使用するようにしてください。耐油ゴム印でも、不滅スタンプ台を使用した後は「ゴム印専用クリーナー」でしっかりとインクを落としてから保管することをおすすめします。 またスタンプ台は専用の補充インクでインクを補充すれば、繰り返し使用が可能です。 補充用インクボトルのキャップを外して、スタンプ台盤面にノズルの先端でパッドの先端部をこすりつけるように、少量ずつ平均的にボトルを軽く押しながらインクを塗布して補充します。大量にインクを補充してしまうと、印影がぼやける原因になるため注意しましょう。 おすすめの溶剤系インク使用時のゴム印クリーナーはこちら↓ 【楽天市場】サンビー(ツキネコ) ステイズオン専用スタンプクリーナー 56ml SZCL-56:JET PRICE (rakuten.co.jp) おすすめスタンプ台 スタンプメーカー「サンビー」のおすすめスタンプ台を紹介します。ビジネスシーンやプライベートシーンに役立つアイテムです。 1. 優れた速乾性とにじみにくい印影「顔料系スタンプ台」 サンビーの油性顔料系スタンプ台は、乾きやすくにじみにくいのが特徴のスタンプ台で鮮明な印影を得ることができます。 一般的な油性顔料系スタンプ台と違い、不揮発性インクを採用しているので、蓋を開けっ放しにしても乾きにくいのもおすすめポイントです。また臭いの元となる溶剤に特徴があり、一般的な油性顔料系スタンプに比べて臭いが控えめです。 ゴム製のスタンプだけでなく、樹脂印や印鑑にも使用可能なスタンプ台です。 【アスクル】 サンビー 顔料系 スタンプ台(中) 黒 SA-22 1個 通販 - ASKUL(公式) 印面のゴム部分に優しい「スーパーエース スタンプ台」もおすすめです。印材に優しい新開発の瞬間・速乾タイプの油性染料系インクを採用しているため、ゴム部分の劣化を防ぎます。 【アスクル】 エーアンドジー スーパーエーススタンプ台[大型] 黒 SP-3D 1個 通販 - ASKUL(公式) 2. 一台二役の慶弔スタンプ台 水性染料系インクを使用したサンビーの慶弔スタンプ台は、極細の表面布でくっきりと鮮明な押印が可能です。濃い黒色の墨と薄い黒色の薄墨が一台に収まったスタンプ台で、お祝い事にも不幸事にも対応できます。 水性なので、文字部分のゴムや樹脂の劣化の心配が少なく安心です。 専用の補充インクもあり、繰り返し使用可能です。 【楽天市場】サンビー 慶弔スタンプ台 墨 薄墨 ツインスタンプ台 水性染料系 :はんこショップおとべ (rakuten.co.jp) 補充インクの購入はこちら↓ 【楽天市場】サンビー 慶弔スタンプ台専用補充インク [25ml] 墨 薄墨 水性染料系:はんこショップおとべ (rakuten.co.jp) 3. 96色から選べて楽しいスタンプ台「アートニック」 アートニックは全96種類から選べる豊富なカラーが人気のスタンプ台です。水性顔料系インクでにじみにくく、耐光性と耐水性があるので長期保存に向いています。 アートニックには他のスタンプ台と違い、補充インクがない使い切りタイプです。 ツキネコ アートニックS(96色)artnic スタンプ台 浸透乾燥 アーカイバル カラースタンプ STAMP PAD サンビー AS60〜AS103 :255:shop竹印 - 通販 - Yahoo!ショッピング 【まとめ】スタンプ台は水性と油性の特性を理解して使いこなすのがコツ 水性と油性のスタンプ台は使用している溶剤が異なるため、用途やシチュエーションによって最適なものが異なります。    顔料系 染料系 水性スタンプ台 和紙やカーボン紙 アート紙・コート紙・トレーシングペーパーなど 油性スタンプ台 長期保存したい資料 光沢紙 押印する素材や押印したものをどこに掲示するのか、長期保存するのかなどで使い分けると良いでしょう。 選ぶ際には顔料系と染料系といった着色剤のタイプのチェックも必須です。尚、商品によっては今回ご紹介した内容と異なる特性・性能を持ったスタンプ台もあります。必ず、表記されている用法・注意書きをよくご確認の上でご使用するようにしてください。 スタンプメーカー「サンビー」では水性・油性・顔料系・染料系と豊富にスタンプ台を取り揃えています。目的に合わせつつ、お気に入りのスタンプ台を選んでみてください。

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インクを補充しても薄い!補充する時のコツや解決方法を解説

インクを補充しても薄い!補充する時のコツや解決方法を解説

公開日:2023.7.31 最終更新日:2024.10.6 「シャチハタのインクを補充したのに印影が薄い」 そのようにお困りではないでしょうか? ちなみに朱肉なしで連続して押印できる印鑑やスタンプのことを総じて「シャチハタ」と一般的に呼んでいますが、正しくは「浸透印」といいます。 ※「シャチハタ」はシヤチハタ株式会社の登録商標となっています。 今回の記事では一般的にシャチハタと呼ばれている浸透印について、インクを補充しても薄い理由と補充するときのコツなどについて解説します。 この記事を読んで、シャチハタ(浸透印)を快適に使い続けられるようになっていただけたら嬉しいです。 インクを補充しても薄い理由 シャチハタ(浸透印)のインクを補充したのに、印影が薄いのには以下の3つの理由が考えられます。 インクが不足/浸透していない 印面が汚れている 補充したインクの種類が違う インクを補充してからインク芯に浸透するまでには時間がかかります。メーカーの情報では完全に浸透するまで5~6時間かかるとのことです。一定時間おいてからインクが馴染んで印影が回復したか?押印確認してみましょう。 充分時間が経過しても回復しない場合は、補充したインクの量が不足していることが考えられます。過度にインク不足状態になっていた場合、一度の補充では回復に至らない場合があります。入れすぎに注意して再補充してみてください。 また、ゴム部分に汚れがあるときや、異なる種類のインクを使用した場合も綺麗な印影が出ないことがあります。 ちなみにシャチハタ(浸透印)のゴム部分には寿命があります。しかし、約10万回は使用可能と言われており、1日10回押印しても25年は使用できる換算です。ゴム部分の劣化は使用回数よりも保存状態で異なると考えられます。 シャチハタ(浸透印)は正しく保管した上で、インクを補充する際には注意事項をしっかり確認してから正しく補充しましょう。 インク補充のタイミングと方法 シャチハタ(浸透印)は連続してポンポンと押印できる便利なスタンプです。使い続けるうちに少しずつ薄くなっていくのが分かっても、インクを補充するタイミングは難しいですよね。 補充したあとも綺麗な印影を出すための適切な補充のタイミングと、補充方法を説明します。 インク補充のタイミング ゴム部分を下にした状態で半日程おいて押印しても薄ければ、インクを補充するタイミングです。 ただ、インクがほとんど出ない状態になってから補充すると、インクが文字表面部にまで浸透して綺麗に押印できるようになるまで時間を要します。 インクが減りすぎると回復するために必要な補充インク量が増えるため、メンテナンスが難しくなります。そのため、少し薄いかな?と感じたら、早めにインク補充することをおすすめします。 サンビーのネーム印は連続で3,000回以上押印できます。 もし1日10回使用しているなら、10ヶ月ほどでインクの残量が適度に少なくなっているはずです。 シャチハタ社のネーム印は、写りがちょっと薄いな?と感じたときか、使用回数をざっくり計算してみて薄くなりそうなタイミングで補充すると良いでしょう。 インク補充の方法 シャチハタ(浸透印)のインク補充の方法はメーカーによって異なります。 ネーム印の主な補充方法には カートリッジ交換式、インク直接補充式 があります。 サンビーのインク補充は、補充インクをインク補充口に数滴垂らして補充するタイプです。浸透印の商品によってインクの補充方法は異なるため、公式サイトでは動画付きで解説しています。 インク補充方法の詳細はこちら↓ サンビー株式会社 インクの入れ方 (sanby.co.jp)   インク補充する前に必要な確認事項 インクの補充前には、インクの種類と色を確認しましょう。 シャチハタ(浸透印)のインクには顔料系と染料系の2種類があります。インク色も多くの種類あるため、商品に入っているインクと同じものを補充しなくてはなりません。 異なる種類や色のインクを補充すると、インクの粘度が高くなってドロドロになってインクが出てこなくなったり、インク成分が分離して水っぽい印影になったり、商品劣化や印影不良を生じる恐れがあります。 また、他社や非正規のインクを使用される場合だけでなく、他用途(スタンプ台用)のインクを補充された場合、押印できなくなるかもしれないので注意しましょう。 インク入れすぎは「にじみ」の原因にも 補充インクを使用する場合には2〜3滴が目安です(※)。それ以上は印影がにじんだり、インクが製品の隙間から漏れ出てくる原因になります。 インクを補充する際は、インク補充口の奥にある吸収体にインクが吸い込まれるのを確認しながら、1滴ずつ補充していきましょう。 補充したインクが文字部表面まで浸透するに5時間から半日ほどかかります。補充してスグに印影が濃くならないからと、どんどんインクを足してしまうと、インク過多で印影がにじむ原因にもなるので、2〜3滴足したら時間を置いてからチェックしてみましょう。 ※サンビー製品の場合 ゴム部分が目詰まりしたときの直し方 正しく補充してもインクが薄い場合は、印面(文字部)表面部に埃や紙粉が固まって詰まっているのが原因かもしれません。 特にインクが不足した印面部は、ほこりや汚れを付着・吸着しやすくなります。そのため定期的なメンテナンス&掃除が必要です。 簡単で有効な方法とは、粘着力の弱いセロハンテープの接着面にポンポンと数回押して、印面に付着した汚れを取ります。または、綿棒など先端が尖っていない柔らかなもので軽く撫でるように付着物を取り除いてください。 ここで注意していただきたいことがあります! 文字部分はインクを吐出するため超微小な気泡が無数に存在する軟質スポンジ状になっています。そのため強い力が加わると亀裂や破損を生じる恐れがありますのでメンテナンス時は優しく取り扱いしてください。 連続して押印可能なおすすめネーム印と補充インクを紹介 スタンプメーカーであるサンビーには、朱肉やスタンプ台無しで何回も使用できる浸透印「クイックシリーズ」などのネーム印を多種類展開しています。 人気のネーム印2種と浸透印専用の補充インクを紹介します。 日常使いにおすすめ!クイック10 サンビーの浸透印「クイック10」は、風格のある古印体を採用しています。 またどんな姓でも既製品価格で作成可能で、珍しい苗字でも追加料金なしで製作可能です。 姓のみだけでなくフルネームにも対応していて、姓のみなら4文字まで、フルネームは8文字まで入れられます。 クイック10の購入は以下のサイトから↓ クイック10 既製品 – サンビーオンラインショップ ココモ 化粧品のようなお洒落なデザイン!クイック9 Camila サンビーの浸透印で高い人気の「クイック9 Camila」は、まるで化粧品パッケージのようなお洒落なカラーを採用しています。 ワードローブネイビーやローズピンクなどデスクに置いているだけでセンスの良さが引き立つボディです。 クイック9 Camilaは、キャップの開閉が必要ないキャップレスタイプで、押印時にシャッターがスライドしてサッと書類に押印できます。 クイック10と同じく、どんな名前でも既製品価格で制作可能です。 クイック9 Camilaの購入は以下のサイトから↓ クイックC9 Camila 既製品 – サンビーオンラインショップ ココモ ファン必見!スターウォーズとコラボしたネーム印スタンド スターウォーズの人気キャラクター「R2‐D2」がネーム印スタンドになりました! 脚部分が稼働してポーズも変更できるなど、キャラクターのリアルな雰囲気を味わえます。 スターウォーズ好きにはたまらないネーム印スタンドです。 尚、R2-D2ネーム印スタンドは限定商品のため、売り切れ次第終了です。 購入ははんこショップおとべのサイトから↓ 【楽天市場】スターウォーズ R2-D2 ネーム印 ネーム印付き ネーム印立て 印鑑 グッズ サンビー 事務 クイック10 ネーム 限定 玄関 r2d2 R2D2 デスク star wars ドロイド 最後のジェダイ レイア姫 ネーム印 エピソード 付属 フルネーム スカイウォーカーの夜明け:はんこショップおとべ (rakuten.co.jp) クイック専用の補充インク「クイックインク」 上記で紹介した「クイック10」や「クイック9 Camila」は、いずれもサンビーの補充インク「クイックインク」顔料系インクを補充することで繰り返し使用が可能です。 クイック10とクイック9 Camilaに使用できる補充インクは、顔料系のみ なので注意してください。 クイック専用の補充インクは以下のサイトから↓ クイックインク10ml – サンビーオンラインショップ ココモ   【まとめ】インクを補充しても薄いときは汚れや補充方法を確認 シャチハタ(浸透印)は朱肉がなくても、インクを補充することで繰り返し使える便利なはんこです。 ただ補充方法を間違ってしまうと印影が薄かったり、ぼやけてしまったりすることがあります。 インクを補充しても薄いときはインクの種類や色が間違っていないか、正規品のインクを使用しているかの確認をしましょう。ゴム部分のほこりや汚れも定期的に綺麗にしておくことをおすすめします。 サンビー社では浸透印を数多く展開しています。珍しい苗字や文字数の多い苗字でも既製品価格で製作可能です。インクを補充する際は正規品の補充インクを必ずご使用ください。

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朱肉とスタンプ台の違いは?法的効力と間違えたときの対処法

朱肉とスタンプ台の違いは?法的効力と間違えたときの対処法

公開日:2023.6.1 最終更新日:2024.11.1 朱肉と赤のスタンプ台は、色も似ているので間違えたことがある人も多いのではないでしょうか。また、押すときには間違えなくても、インクを補充するときに間違えたり、押してあるものを見て間違えたりした経験がある人もいると思います。 朱肉とスタンプ台にはどのような違いがあるのでしょうか。また、大事な場面で朱肉とスタンプ台を間違えて押印した場合、法的効力はどのようになるのでしょうか。 今回は、朱肉とスタンプ台の違いや法的効力、間違えた場合の対処法について紹介します。 そもそも朱肉とは? 朱肉とは、「朱色のインクをしみ込ませた印肉のこと」を指します。ビジネスシーンで使用されるだけでなく、銀行に行った際に銀行印を押すのにも使用されているので、生活においては身近な存在です。 朱肉について詳しくは以下の記事をご参照ください。 一言に朱肉といっても、朱肉には2種類あります。ここでは朱肉の種類について見てみましょう。 合わせて読みたい 朱肉とは?種類とスタンプ台との違い、乾燥したときの対処法 スポンジ朱肉 スポンジ朱肉は、一般的にオフィスや銀行などビジネスの場で使われている事務用朱肉です。プラスチックの容器に入ったスポンジに朱色の顔料を染み込ませたもので、印鑑を軽く朱肉に押し付けるだけで全体に朱肉がつくので誰でも簡単にきれいな印を押すことができます。また、押した後の速乾性にも優れているので、すぐに書類を重ねても問題がなく、たくさんの書類に押印が必要な場面にもおすすめです。中には3秒程度で乾くものもあり、慣れていない人も使いやすいものが多く販売されています。 練り朱肉 練り朱肉は、顔料と植物油の繊維質(典具帖紙や艾など)を泥状に煉り合せたものです。「印泥(いんでい)」と呼ばれることもあります。 スポンジ朱肉よりも高級感があります。印影が長期間にわたって劣化せず、厚みがあって鮮明に写ることがメリットです。そのため、半永久的な保存が必要な大切な場面で使われます。 一方で、練り朱肉は、押印後に乾くのに時間がかかる点がデメリットです。ほかにも、朱肉のお手入れにコツが必要であったり、高級なものほど腐りやすかったりと、慣れていない人には扱いにくいといえます。 朱肉とスタンプ台の違い 朱肉もスタンプ台も、印鑑に色を付けて紙に押すために使う点では同じように見えますが、朱肉とスタンプ台には大きく違いがあります。ここでは、朱肉とスタンプ台の違いについて、成分、色合い、法的効力の3つの視点から見てみましょう。 成分の違い 朱肉とスタンプ台は、実は成分が大きく異なります。朱肉は油性顔料のみが使用されますが、スタンプ台は、製品によって成分が異なることが一般的です。スタンプ台には、「油性染料」、「油性顔料」、「水性染料」、「水性顔料」の4種類が使われます。 スタンプ台を使う印は、ゴム印が最も多く、ゴムは油に弱い性質があります。そのため、スタンプ台は油性のものよりも水性のものがよく使用されています。 油性顔料のみが使用されている朱肉は光や水に強く、印影の長期保存に適しています。しかし、スタンプ台に使われている成分は紙に染み込みやすいので長期保存に向きません。 特に水性のインクが使用されているスタンプ台を使った場合、水に濡れると成分が溶け出して滲んでしまいます。 色合いの違い 朱肉とスタンプ台は、色合いも異なります。どちらもよく利用する人が見れば、その差は一目瞭然なほど違いますが、あまり使い慣れない人から見ると、違いがわからないこともあるかもしれません。 朱肉は、長期保存に使う書類に押印することが多いため、重厚感のある朱赤色に近い色合いです。一方で朱色のスタンプ台は、朱肉よりもやや明るいオレンジになっています。高級感や重厚感が違うので、並べて押印してみるとわかりやすいでしょう。 朱肉とスタンプ台の両方を使って印鑑を押してみると、朱肉の場合は印面に色が付きやすく、スタンプ台だとかすれることもあります。朱肉は印鑑、スタンプ台はゴム印で使用することが想定されているので、スタンプ台の成分と印鑑の相性はあまり良くありません。 法的効力の違い 印鑑は、大切な書類や長期保存が必要な書類に押すことが多いです。法的に効力を持つ書類に押印することもあるでしょう。そのときに、朱肉とスタンプ台を間違えてしまうと、法的効力が失われてしまうおそれがあります。 スタンプ台に使われているインクは滲みやすく、紫外線や水にも弱いので長期保存の書類への押印に向いていません。 せっかく押印しても、滲んだりかすんだりしてしまっては、法的効力が低くなってしまいます。そのため、正式な書類や大切な書類には朱肉を使うのが望ましいでしょう。 朱肉とスタンプ台を間違えてしまったら? 大切な書類や長期保管する書類には、スタンプ台ではなく朱肉を使って印鑑を押すのが鉄則です。しかし、ゴム印や印鑑を複数使用するような書類を作成するときは、印鑑を押すときに朱肉とスタンプ台を間違えてしまうこともあるかもしれません。 印鑑自体を間違えていなくても、朱肉とスタンプ台を間違えて押してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。ここでは間違えてしまったときの対処法を紹介します。 間違えたときは押し直す 朱肉とスタンプ台を間違えて印を押してしまったときは、印鑑を押し直しましょう。 本来なら書類を書き直すのが最適ではありますが、先方から受け取った書類や、書き直しが不可能な書類もあるでしょう。そうした書類の場合は、間違えてしまった印に二重線を引いて、近くのスペースに押し直すことで訂正できます。 押し直す際には、最初に押した印に重ならない場所に押印することが大切です。一部分でも重ならないように、押しましょう。 また、万が一押す印鑑自体を間違えてしまった場合は上記のように二重線で消してしまうと不正を疑われるおそれがあります。印鑑自体を間違えてしまった場合は、間違えて押印した印から少しだけずらして重ねて押し、空いているスペースに正しい印を押し直しましょう。 合わせて読みたい 訂正印とは?訂正印の正しい押し方を解説 印材の劣化や変色に要注意 スタンプ台と朱肉を間違えて押印してしまった場合は、印材の劣化や変色に注意しましょう。印鑑とスタンプ台、ゴム印と朱肉はそれぞれ材質の相性が悪いため、間違えて押した場合は変化がないかどうか確認しましょう。 ゴム印に朱肉を使った場合は、ゴムが朱肉の油性顔料に溶けて劣化するおそれがあります。変形してしまうと、ゴム印の印影の特徴である「読みやすさ」や「視認性」を失う可能性も高いです。溶けていないかどうかを試し押しして確認しましょう。 逆に、印章にスタンプ台を使った場合は、印材が変色するおそれがあります。スタンプ台に含まれる染料は、粒が小さく印材に染み込んでしまいます。そのため、使用したときにインクが印材に染み込み、変色してしまうおそれがあります。 朱肉とスタンプ台は似ているように感じますが、用途や使われている材料、合う材質や合わない材質、印影の耐久性が異なるため、似て非なるものです。それぞれ用途に応じて使い分けましょう。 まとめ 朱肉とスタンプ台には、成分や色合い、法的効力などの違いがあります。状況に応じて使い分けなければ、正式な書類として使用できなくなったり、印材が劣化したりとトラブルにつながりかねません。それぞれの特性を正しく理解したうえで、適切な方法で押印しましょう。 朱肉を認印と一緒に持ち歩くなら、シュイングbebeがおすすめです。小さくて持ち運びやすく、使い勝手の良いアイテムとなっています。仕事はもちろんプライベートでも使用しやすいのでぜひお試しください。 シュイングベベ 25号 – サンビーオンラインショップ ココモ

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朱肉とは?種類とスタンプ台との違い、乾燥したときの対処法

朱肉とは?種類とスタンプ台との違い、乾燥したときの対処法

公開日:2023.5.29 最終更新日:2024.11.1 銀行や役所、仕事などで書類に捺印する際に、何気なく使用している朱肉は、さまざまな種類やサイズが展開されています。スタンプ台と同じような用途で使用される朱肉ですが、それぞれに違う特徴があるのです。今回は朱肉の種類ごとの特徴をはじめ、スタンプ台との違いやメンテナンス方法についてご紹介します。 朱肉とは? 朱肉は、印鑑を捺すときに使用する赤色の印肉を指します。朱肉が入っている容器には、肉池(にくち)や印池(いんち)という呼び名がありますが、容器も含めて「朱肉」と呼ばれることが一般的です。 印鑑そのものは、古代メソポタミア文明の頃から使用されていたといわれていますが、朱肉が登場するのは中国の宋代といわれています。 朱肉が歴史上に登場する以前は、泥を使って印鑑を捺していました。朱肉が「印泥(いんでい)」と呼ばれることがあるのは、そのためです。 朱肉が朱色なのは、ただ単に目立つという理由だけではありません。神社の鳥居にも使われているように、朱色は縁起が良く、魔除けの色として古くから知られていることも関係しています。 朱肉の種類 現在販売されている朱肉は、「スポンジ朱肉」と「練り朱肉」の大きく2タイプに分けられます。それぞれに特徴があり、メリットとデメリットがあるので、用途に合ったものを選びましょう。 スポンジ朱肉 スポンジ朱肉は、一般的にビジネスシーンで多く使われているため、事務用朱肉とも呼ばれています。その名の通り、スポンジやフェルト生地に朱色のインクを染み込ませたものです。朱肉といえば、スポンジ朱肉を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 スポンジ朱肉のメリット スポンジ朱肉のメリットには、印鑑を捺したあとの乾きが早いことがあげられます。押印後すぐに印影が乾く速乾タイプも販売されており、多くの書類に押印をした後すぐにまとめたいときにもおすすめです。 また、印鑑をスポンジ朱肉に軽く押さえるだけで、印面にインクが均等に付着します。持ち運びしやすく、誰でもきれいに印鑑を捺せるため、使い勝手の良さが特徴の朱肉といえるでしょう。特別な手入れは不要なうえ、インクを補充できるタイプも多く販売されているため、同じ朱肉を長期間使い続けることも可能です。 スポンジ朱肉のデメリット スポンジ朱肉は、手入れの容易さや機能面の良さから、多くの人にとって使いやすい朱肉ですが、印影があっさりしており、鮮明さに欠けるともいわれています。 朱肉にこだわりを持つ人からすると「色に深みがない」「印影に厚みがない」と感じるかもしれません。 また、練り朱肉と比べて長期間の保存に弱く、印影が色褪せやすいこともデメリットとしてあげられます。 練り朱肉 練り朱肉は、古くからの歴史があり、植物の油や顔料などを和紙やよもぎ草のような繊維質と練って泥上にした朱肉です。印泥と呼ばれるのは練りタイプの朱肉で、本格派の朱肉としてこだわりを持って愛用する人もいます。品のある高級な容器に入れられているので、見た目で楽しめるのも特徴です。 練り朱肉のメリット 練り朱肉のメリットとしてもっとも注目されるのは、印影の美しさです。スポンジ朱肉と比較すると印影に厚みがあり、色の深みや鮮明さに関してもこの上ない美しさを誇ります。サイズが大きな印鑑を捺す際には、より印影の美しさが実感できるでしょう。 長期間の保存に対しても、色褪せることなく鮮明な印影を残すことが可能です。変色もしにくく、捺したときの状態をキープできるため、大切な書類や重要な契約時の捺印に向いています。 朱肉の色も明るめや濃いめ、青系や緑系、黄色系など、バリエーション豊富です。書や絵画などに捺す、落款印に使用するのもおすすめです。 練り朱肉のデメリット 練り朱肉は、美しい印影を残せる反面、乾くまでに時間がかかります。事務作業などで大量の書類に捺印し、すぐに書類を重ねたいときには適していません。扱いに慣れていないと、乾ききっていない状態の印影に触れてしまい、書類を台無しにしてしまうケースもあるでしょう。 また、普段のメンテナンスを怠ると、固まったり、腐ってしまったりして使用できなくなります。高級品ほど腐りやすいため、使用頻度を問わず定期的に専用のヘラで練り朱肉を混ぜ、分離しやすい成分を均等な状態にしておく必要があるのです。 乾燥や温度変化に弱い特徴もあるため、保存場所には気を使わなければなりません。さらに、据え置き用として容器が作られているため、持ち運びに向いていない点もデメリットといえます。 さらに、使い方にも少しコツが必要です。スポンジ朱肉と比較して、練り朱肉は印面に印肉を均等に付けるのが難しいといわれています。コツが掴めていないうちは、自分の指に印肉を付けて、印面に指で印肉を移してから捺すのが良いでしょう。 朱肉とスタンプ台の違い 朱肉と混同されることが多いのは、ゴム印で使用するスタンプ台です。スタンプ台でも朱肉と同じような色が販売されていることから、どちらも同じと考え、スタンプ台を使って印鑑を捺したことのある方もいるのではないでしょうか。 朱肉は印鑑用に、スタンプ台はゴム印用に作られていることから、インクの成分が異なる場合があります。 現在、事務用スタンプ台の多くは顔料系インクに変わってきていますが、クラフト用の一部のスタンプ台では、染料系インクが使用されています。 染料は光に弱く、紫外線の影響を受けて色褪せしてしまいます。 そのため、印鑑を捺すシーンでは、契約や承認など重要な書類に押印することが多く、色褪せが起きやすい染料系インクは向きません。 ただし、染料系インクは、顔料系よりも色が鮮やかで乾きが早い特徴があるため、銀行のように大量の書類にハンコを捺すのに早く乾いた方が都合の良い業種では、好まれることもあります。 それに対して朱肉は、紫外線に強く、退色しにくい特徴を持っています。 また、スタンプ台はゴム印用に作られていることから、油性インクではなく水性インクで作られているものもあります。これは、ゴムが油に弱い性質を持っていることから、ゴム面を傷めるのを防ぐためです。 水性インクのスタンプ台を印鑑で使用した場合は、水が触れると滲み、印影を保てません。大切な書類を長期保存するには、やはり印鑑には朱肉を使用するのが望ましいといえるでしょう。 合わせて読みたい 朱肉とスタンプ台の違いは?法的効力と間違えたときの対処法 朱肉が乾燥してしまったときのメンテナンス方法 朱肉は、種類を問わずメンテナンスをしなければ長く使い続けることができません。ここでは、朱肉の種類別にメンテナンス方法を紹介します。 スポンジ朱肉の場合 スポンジ朱肉は、乾燥して固まってしまうことはありません。ただし、表面が乾いてきたときやインクが少なくなってきたときには、印影が薄くなったり、かすれてしまったりします。 このような場合には、補充インクを足すことで繰り返し朱肉を使い続けることが可能です。スポンジ朱肉用に販売されている補充インクを用意し、キャップをしたまま上下に複数回しっかりと振ります。補充前に振るのは、インクの成分を均一にし、色ムラが出ないようにするためです。 インクが混ざったらキャップを外して、朱肉のスポンジにインクを染み込ませていきます。このとき、ゆっくりと円を描くようにしてスポンジ全体にインクを浸透させましょう。 インクを補充したら、馴染ませるために30分ほど時間を置きます。最後は、朱肉の表面に出ている余分なインクをティッシュで拭き取ればメンテナンス完了です。 表面が乾燥しているからといって、水を足すのは厳禁です。朱肉のインクには油分が含まれており、水を足すと分離して使えなくなってしまいます。必ず、専用の補充インクを用意しましょう。 練り朱肉の場合 練り朱肉は、メンテナンスの頻度が高い朱肉です。メンテナンスを怠ると、朱肉が乾燥して固まってしまったり、カビが生えて腐ったりすることがあります。 表面だけが乾いている場合は、「朱の油」と呼ばれる朱液を足して、専用のヘラで均一に混ぜ合わせてください。 練り朱肉は固すぎる、または柔らかすぎるのどちらでもうまく押印できなくなるので、朱の油を使う際は、少しずつ調整しながら足していきましょう。 長年、メンテナンスを行っておらず全体が乾いて固まっている場合は、容器ごと温めます。電子レンジを使用する方法や湯煎する方法がありますが、どちらの方法でも少しずつ様子を見ながら温めるのがポイントです。 温めて少し朱肉が柔らかくなってきたら、専用のヘラを使って全体を練りほぐしていきます。固くて混ぜにくいときは、ヘラ自体を温めてから混ぜるのもおすすめです。 練りほぐす際は、固い部分と柔らかい部分の差が出ないように、均一に丁寧に練りほぐしましょう。 合わせて読みたい 朱肉の補充方法は?補充するときのコツとメンテナンス方法を解説 まとめ 今回は朱肉の種類やメンテナンス方法について紹介しました。スポンジ朱肉、練り朱肉それぞれの特徴を踏まえて、ご自身の用途に合った朱肉を選んでみてください。 中でも、手軽で機能的な朱肉をお求めの方には、シュイングベベがおすすめです。超分散タイプの油性顔料系を採用しており、印鑑を捺した瞬間に乾きます。スポンジ朱肉であるものの、新開発した2層パッドを使用しているため、印影がくっきりと鮮明に残るのが特徴です。 また、耐水・耐光・耐薬品性に優れ、長期保存が必要な重要な書類にも安心して使用できます。さらに、携帯性に優れたケースなので、バッグの中に入れておけばさまざまなシーンで活用可能です。

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私のボールペン日記 ~ 多機能ペン編

私のボールペン日記 ~ 多機能ペン編

公開日:2022.9.3 最終更新日:2024.11.2 私が、一番おすすめしているのは、たくさんメモする時や手帳やアイデア出しをする時は、全部インクの種類は変えた方がいいと思います。それでインクの種類を使い分けするのがオススメな使い方です。そんな時におすすめなのが、多機能ペンです。 4色ボールペンに、なぜ緑が残り続けているのか。 黒色一色っていうのを使っている人も多いと思いますが、現在多いのは「4色+シャープペンシル」で5種類ついてるものが人気です。文具業界の方は、『5アクション』と言います。3つのアクションが入ってるボールペンもありますが、4色+1っというのが今一番人気があります。 三菱鉛筆株式会社 ジェットストリーム 多機能ペン 4&1 Metal Edition ジェットストリームMetal Edition – サンビーオンラインショップ ココモ ちなみに4色なんか使わないよっていう人、結構多いと思うんです。でも、知られてないんですけど、4色ボールペンじゃないとダメなんだっていう人たちが世の中に数百万人いるんです。日本だけが、4色ボールペンがずっと残り続けて売れ続けるって知ってますか。 4色ボールペンは、黒赤青緑が入ってます。緑の色を仕事で使うことってほとんどないと思います。じゃあ、なぜ、緑がこんなに売れてるのかって話をします。 緑が必要な業種の人は? 実は、緑が必要な業種の人は日本にもたくさんいらっしゃいます。どういう業種かって言うと、医療業界の看護師さん や お医者さんです。緑を使って色分けして、いろんな業務を行う習慣があります。その看護婦さんとかが、やっぱり一本でいろいろ使い分けたいということで、ずっと残り続けているんです。だから、緑は不可欠なので、緑が入った4色っていうのを今でも採用されています。 緑いらないよっ!という方へ 一般の方は、緑いらないよっ!という方もいらっしゃるので、私がオススメしているのは黒赤青緑のところの緑に、替え芯用に、ここにもう1個を黒を入れましょうと推奨しています。そうすると、黒のインクが切れた時も、黒が2本あるので、緑は予備と思えば、黒が切れた時に予備になるって使い方もできます。 なぜ、緑色なの? なぜ、緑色なのでしょうか。昔の散髪屋さんにあの白と青と赤のグルグル回ってるの見たことありますか。それって動脈静脈って言われていて、そういう昔ながらの色分け文化っていうのは今でも存在をしていて、医療業界では緑を使うという文化があって、どうしても緑が必要なようです。 おもしろ多機能ペン 多機能ボールペンも、いろんなメーカーがあります。おもしろ多機能ペンをご紹介します。 黒のボールペンが2種類!? 黒のボールペンを2種類入れてるところがあります。なぜかと言うと、極細と普通の中字を同じ黒でも二つ入れていて、手帳で書くときは、極細で書きたい。書類に書くときは中字で書きたいっていう重要な機能を一本で解決してしまうっていう商品です。面白いですよね。その他には、例えば、トンボさんの「リポーター」という商品が昔からあるんですけど、このノックボタンが、めちゃめちゃよくできていて、暗闇の中とかで、何色がでてくるかわかんない。または、感覚的に黒かなって、出してみたら青だったとかって、あると思います。 この商品は、指の感覚の時に黒と青と赤と形が違うので、ブラインドタッチで、色の判別ができます。ノックする時に、これは赤の形とかで覚えていれば形だけで判別できるようになっています。 株式会社トンボ鉛筆 リポーター イライラを解消!? 最近、出たばかりのボールペンでは、同じ多機能ボールペンでも注目されてるのが、ぺんてるさんっていうとこが出してる「カルム」という商品です。 皆さんの回りにも、いらっしゃると思うんですけど、会議中に「カチカチカチカチカチカチ」してる人。貧乏ゆすりして、イライラしてるって言うのはこっちもわかりますが、これは、うるさいなって思う人もいると思います。この音を静かにした商品が、「カルム」という商品です。 文具メーカーは、こういう一つの機能を重視してしっかり作っていくっていうのが、今増えてきました。 ぺんてる株式会社 Calme これで安心!? 複合筆記具で、また機能がもう一つ面白い商品があります。ゼブラさんっていうところが出している商品です。これも普通の油性ボールペンでも出してるんですけど、これって良く出来てるなっていう商品が「ブレン」という商品になります。 ゼブラ株式会社 ブレン そのままの名前でブレないんです。 どういうことかというと、筆記振動をもう完全に固定することによってめちゃくちゃ書き味がますっていうことを実現していています。しかも、すごいところは、最初は、単色で出したんですけど、この振れない機能を多機能ボールペンでも実現してるんです。 三色ボールペンなのに、完全に先をホールドするんで、ブレない書き味が実現してるのでインクの出だけにこだわるだけじゃなくて、どこの部分を強化するかっていう考え方で、ものづくりが進んでると感じています。 インクが出ないのはなぜ? インクが出なくなったんですけどっていうお話が結構あります。「使っているボールペンが不良品だった」ということも考えられます。しかし大量に製造してる中で「このボールペンだけインクが出なくなる」って事はあんまり考えにくいんです。インクが出なくなったのには、何か原因があると考えられます。でも「基本的にはそんな使い方をしてない!」っていう方の方が多いと思います。ここでは「こういう風に使ってしまうとボールペンであっという間に使えなくなってしまいます」という事例を書き出してみたいと思います。 壁ドン!? 壁に例えば紙を置いて書く時ありますよね。テーブルがそこになかったり、下敷きとかがないときについつい壁に紙を押し付けて、壁に向かってボールペンを走らせるって言う事が稀にあると思います。これをやってしまうと一撃でボールペン書けなくなります。 ボールペンは、ペンの先端部の中に存在している「ボール」にインクが連続して流れ落ちてくる構造になっています。この「ボール」が紙面と接触して回転するときに流れ落ちてきたインクを付着させることで文字が書けるようになっています。この一連の仕組みの中で、ペンを横にして使用するとどうなるでしょうか? ボールにインクが正しく供給できずに「空気」が入ってしまうことになります。この「空気の層」が「インクの流れ」を分離してしまうことで、筆記できない・書けない状態になってしまいます。特に天井に向かって書くということをやってしまうと、もう全く書けなくなるでしょうね。 「そんなことしてないよ」と思うかもしれないけど、意外にしてる人が多いです。飲食店さんなど、メニューとかパッとメモる時によく注文用紙とかがクリップでパチンと壁に張り付いていますよね?そこにちょっと手書きで書きたいと思って書く時に、インクはまだ入ってるのにボールペンが書けなくなることがあります。これは横向きに使用した影響で使えなくなった事例です。 ボールペンの保管状態!? これは稀にですけれども、ボールペンのペン先を上向きでずっとスタンドに入れて立てて置くという状態も同じ現象が起きることがあります。ボールペンはできればペン先を下に向けてペン立てとか入れていただほうが長持ちしやすいです。 紙面の下にも注意! あと結構知られてないんですけど、これは結構「あるある」だったりします。「すごく固いところ」や「石・レンガ」など硬くて凸凹してるところの上で書いてしまうとボールペンの先端ボールが傷んでしまう事があります。例えば「石」など表面がボコボコしてる面に紙をポンと置いて書くと、ボールペンの先端ボールが顕微鏡とかで見なければわからないレベルで傷ついて凸凹になってしまうことがあります。そうなるとインクがキレイに付着しなくなるんですね。書けたり書けなかったりする現象も起きてしまうので、ボールペンのインクがあるのに書けなくなったっていう感覚になります。 対策アイテム このように、ボールペンのインクが出なくなる理由っていうのはあるって事を皆さん知ってほしいんですけどでも、やっぱりこれをしなければ仕事にならない人もいるんですね。飲食店様、工事現場とか…。そういう時にはちゃんと【ガス式】というタイプのボールペンがあります。ロックした時にガスで完全にインクを押し出してくれる機能が付いてるボールペンで、いろんなメーカーから出ています。有名なところで【三菱パワータンク】があります。 三菱鉛筆株式会社 パワータンク インクが残っているのに? これも「あるある」なんですけど、油性ボールペンのインクが残っているように見えるのに書けなくなった!残っているように見えるが、本当にインクが無くなってるケースが多いのです。では残っているように見えたのは何なのか?実はインクに含まれている「油」なのです。インクは「透明の筒」の中に入っているので、インクの油が壁のところに残って見えているだけということもあります。結構使ったなと思ったら、実は、インクが無くなっていたという、そういうケースも考えられます。 油性ボールペンの復活方法 ちなみに『油性のボールペンが書けなくなった時に復活させる』ことってできないのか?と思われた方が、いるかと思います。申し訳ないのですが、基本的には復活はきびしいです。。。ただ二つほど試してもらってもいいかもっていうやり方がありますので、ちょっとだけ、オススメいたします。 まずは、ボールのところにインクが付着しにくくなってて「書き味が全然良くない」とか「書けたり書けなかったりする」場合です。これは一回ボールを思いっきりすごいスピードで走らせてみてください。全てインクとボールの間の空気が抜けて復活するっていうケースが稀にあります。 もう一つは遠心力を利用してこの空気を抜いてしまうやり方です。今の構造のボールペンにはあまり効果が薄いんですが、ボールペンを輪ゴムに貼り付けて、輪ゴムの両端を両手に持った状態でグルグルと限界まで捻じってから、両手をビューンと引っ張ると遠心力でくるくる回ります。この遠心力で空気が抜けて、ペン先の方にインプット押し出されることがあります。実は油性ボールペンの最終組立工程で、この遠心力を利用して仕上げています。そのため、この方法も役に立つかもしれません。 フリクションが書けなくなった 消せるボールペンの【フリクション】を使ってる方も多いと思います。「フリクションが書けなくなった」という声を多く聞いたことがあります。フリクションっていうのはどういうものになってるのでしょうか? 株式会社パイロットコーポレーション フリクション 皆さん「インクが消せる」って思うじゃないでしょうか。実は消えてはいないのです。「目の錯覚」って意味じゃなくて、摩擦熱で60度以上に上げるとインクが「透明に変色」してるんです。なので、インクは残ってるんだけれども熱によって透明になっているのです。 逆に言うと冷凍庫に入れるなどして冷やすと、消えた文字が復活するんです。フリクションで書いた手帳を、暑い夏の車中に置きっぱなしにした場合、車中は70度程に上がることがあります。 60度でインク色が透明になるので、フリクションで書いた手帳の内容が消えてしまった!という現象が起きてしまいます。ただそこで諦めずに、冷凍庫に3時間入れて冷却するとインク色が復活して内容が判読できるようになることも多いのであきらめるないで!と思います。【フリクション】のボールペン自体も一緒なので、フリクションのボールペンをものすごく暑いサウナ状態の車の中に置いておくと、インク色が全て透明に変色して、書けなくなってしまいます。 これも冷凍庫で冷却すると、ある程度復活しますが、冷凍するとインクが凍るということも恐れもあります。そのため、一旦は冷凍庫に入れてしばらく置いて回復状況を確認していただき、改善が見込めない場合は諦めていただくことになるかと思います。フリクションは結構トラブルが多いですけども、特に気をつけて欲しいことがあります。 フリクションで書いた書面を他人に送ることは避けてください!送った時は読めても、先方に届いた時点でほとんど字が読めないってことは結構あるので、郵送物にも使う時は、ご注意を。

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