公開日:2023.8.9 最終更新日:2024.11.1
メッセージカードや手帳、ビジネスなど、さまざまなシーンで活躍するスタンプに欠かせないスタンプ台。
スタンプ台にはさまざまな種類があり、用途やシチュエーションに合わせて使い分けることで綺麗な印影を出したり、長持ちさせたりすることができます。
またカラースタンプやちょっと変わり種のスタンプ台などを使えば、オリジナリティーを出すのも可能です。
今回の記事ではスタンプメーカー「サンビー」が展開するバラエティ豊かなおすすめスタンプ台を7つ紹介します。記事を参考にスタンプの世界をもっと楽しんでいただけると嬉しいです。
おすすめなスタンプ台の選び方
スタンプ台は、紙の材質や使うシチュエーションによって使い分けるのがおすすめです。
押印する素材によって最適なスタンプ台は異なります。
また同じ製品でも異なるサイズを展開しているものがあり、スタンプ台のサイズもスタンプ台選びの際には大切なポイントです。
紙の材質で選ぶ!油性/水性・顔料系/染料系
スタンプを押印する素材と言えばやはり紙ではないでしょうか?
しかし、紙とひとことで言ってもさまざまなテクスチャーや繊維があり、どんな紙に押印するかで最適なスタンプ台が異なります。
紙への押印に向いているスタンプ台には主に4つの種類があります。
● 油性顔料系
油性顔料系のスタンプ台に使用されているインクは速乾性があり、長期保管したいときにおすすめです。顔料系は発色や印影を長くキープでき、耐候性にも優れているので野外に掲示する資料への押印にも向いています。
● 油性染料系
油性顔料系より高い耐水性を持つのが油性染料系のスタンプ台です。雨などの水濡れにも耐えられるインクを使用しています。表面がつるんとした光沢紙への使用も可能です。
● 水性顔料系
一般的なスタンプ台として流通しているのが水性顔料系のスタンプ台です。水や溶剤に溶けにくい性質があり、耐光性と耐水性を持ち合わせています。インクが滲みやすい和紙やカーボン紙への使用におすすめです。
● 水性染料系
水性染料系のスタンプ台に使用されているインクは繊維に入り込みやすく、光沢紙など表面が加工された紙への押印に向いています。耐光性は少し劣るため、長期保存したい場合は油性を選ぶと良いでしょう。
油性と水性スタンプ台の違いについてこちらのコラムも参考にしてください。
合わせて読みたい
水性と油性のスタンプ台の違いについて解説!おすすめのスタンプ台も紹介
プラスチックや金属など紙以外の材質に押印可能なスタンプ台
油性スタンプ台は速乾性に優れていますが、その中でも高い速乾性をもつ「不滅インク」を使用した工業用途向けスタンプ台があります。この不滅スタンプ台なら金属やガラスのような「非吸収面」に対した押印でも綺麗に仕上げられます。
ゴム印とのサイズに合わせて選ぶ
スタンプ台を選ぶ際には、使用するゴム印より一回り大きいスタンプ台を選ぶのがおすすめです。
大きめのスタンプ台を選んでおけば、一度の塗布でゴム印にインクをまんべんなく馴染ませることができます。
逆に大きなゴム印に対して、複数のスタンプ台を使ってカラフルなスタンプを行う場合は、小さいスタンプ台を手に持ってポンポンと叩くようにインクを塗布する方法もあります。
メインで使うスタンプのサイズや用途に合わせてスタンプ台のサイズも選ぶようにしましょう。
おすすめスタンプ台7選!目的や用途別にオシャレなものからビジネスシーンまで
スタンプメーカーのサンビーではノーマルタイプの黒スタンプ台から趣味使いのものまで、数多くのスタンプ台を展開しています。
子供との工作や手帳のデコレーションはもちろん、紙以外へのスタンプも楽しめるおすすめのスタンプ台を紹介します。
エンボス加工紙に最適!カラフルなパレットスタンプ台
(画像出典:カラーパレット 5色コンビ - ツキネコ オンラインショップ)
デコレーションツールとしておすすめなのが、ニジコ カラーパレット。5色もしくは7色が1パレットに一緒になったカラフルなスタンプ台です。
そのままスタンプしても可愛いですが、乾く前にスポンジで擦るように色を広げてぼかせば、また違った雰囲気を楽しめます。
顔料系インクを使用しているため、にじみにくく、くっきりとした印影を出したい場合にもおすすめのスタンプ台です。
耐水性、耐光性があるため、押印直後の発色を長期間保存することができます。
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消しゴムはんこ作家ericのイラストが可愛いスタンプ台
消しゴムハンコ作家でイラストレーターのericさんのイラストが蓋に描かれたスタンプ台。
インク色は通常の黒のほか、ゴールド、シルバー、ネイビーの4色を展開しています。それぞれに異なるイラストが描かれており、思わず集めたくなってしまう可愛らしさです。
補充インクでインクを補充すれば、繰り返し使用可能です。
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手作りのスタンプ台!万年筆の風合いをスタンプでも再現できる
大切な人への贈り物に添えるメッセージカードにスタンプする際におすすめなのが、INK BIYORIのスタンプ台です。
こちらは真っ白なスタンプパレットに万年筆用のインクを垂らして作るオリジナルスタンプ台。
普段万年筆を使わない人にとっては少し縁遠い万年筆インクも、INK BIYORIのスタンプ台を手に取ればきっと万年筆インク集めをしたくなるはずです。
一色でも独特の風合いを出してくれる万年筆インクですが、数色を混ぜることでオリジナル感がさらにアップします。
色を変えたいときは付属の交換パッドでマットを交換すれば、色んな色を楽しめます。
INK BIYORIのスタンプ台の購入は以下サイトから↓
金属やプラスチックに押印可能!普通紙なら瞬間乾燥
ステイズオンのスタンプ台は金属やプラスチック、ガラスにも押印可能で、工作や制作の幅を広げてくれるアイテムです。
上記以外にも陶器や塗装面など非吸収面へ押印ができます。
ステイズオンのスタンプ台は紙にも使用可能です。速乾性のある油性染料系のインクを使用しており、吸収性の良い普通紙に押印すると一瞬で乾燥するため、急ぎの資料を作成する際にも便利です。
ステイズオンに使用されているインクは、付けたままにしておくとスタンプのゴム部分の劣化原因になります。使用後は専用のクリーナーでインクを取り除いてから保管してください。
ステイズオンのスタンプ台の購入は以下のサイトから↓
ステイズオン専用クリーナーはこちら↓
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布や木材用スタンプ台!押印後にアイロン加工で水濡れ対策も
帆布やシャツなどへのスタンプ用として、水に強いスタンプ台を探している人におすすめなのがバーサークラフトのスタンプ台です。
押印後にアイロン加工することで、水に濡れてもクリアな押印面をキープできます。木材やテラコッタの場合はドライヤーで乾燥させます。
押印に失敗したり、不注意で服などにインクが付いたりしたときにはすぐに石鹸で洗えば綺麗に落とせます。
バーサークラフトは単色からグラデーションカラーまで合わせると約100種類という豊かなラインナップです。目的に合ったサイズやカラーがきっと見つかるはず。
おむつや着替えなどお子様の持ち物への押印や手芸など、さまざまな用途で役立つスタンプ台です。
バーサークラフトのスタンプ台の購入は以下のサイトから↓
慶弔用と黒墨の一体型スタンプ台
意外にもあると便利な慶弔用の薄墨スタンプと、日常使いしやすい黒墨のスタンプが一緒になった2色一体型スタンプ台です。
スタンプのゴム部分が劣化しにくい水性染料系インクを採用しています。薄墨も黒墨も補充用インクがあるので、繰り返し使用可能です。
購入はAmazonのサイトから↓
朱肉と黒のスタンプ台が一緒になったビジネスに便利なアイテム
事務職の人にとって一番使用頻度が高いスタンプ台といえば、やはり朱肉と黒インクのスタンプ台ではないでしょうか?
朱肉と黒スタンプ台が一体型になっていることで紛失しにくく、営業などで外出する場合にも便利なアイテムです。
こちらも補充用インクでインクを補充し、繰り返し使用することができます。補充時はインクの種類や色を間違えないように注意してください。
購入はAmazonのサイトから↓
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【まとめ】スタンプ台のおすすめはサンビー!紙からガラスや金属まで多用途に展開中!!
(画像出典:【楽天市場】ツキネコ アートニックS(96色):shop竹印)
スタンプ台に使用されているインクにはそれぞれ相性の良い素材があります。スタンプ台を選ぶ際には用途に合ったものを探してみましょう。
またサンビー製品には、2種類以上のインクが1パレットに一緒になったスタンプ台もあり、持ち歩きやデスク周りをスッキリさせたい人におすすめです。
スタンプメーカーであるサンビーは今回紹介したスタンプ台のほかに、スタンプも豊富に製造しています。
サンビーのスタンプ台やスタンプのECサイトでの購入は「ココモ」などで可能です。良かったら「サンビー スタンプ台」「サンビー スタンプ」で検索してみてくださいね!