仕事の効率が上がるオフィスのデスク収納術とコツを解説!散らかる理由を知ることも大切

仕事の効率が上がるオフィスのデスク収納術とコツを解説!散らかる理由を知ることも大切

公開日:2023.9.25 最終更新日:2024.10.31

収納上手な人って憧れますよね!

整理整頓した方が仕事も捗ると分かっていても、すぐに散らかってしまうオフィスのデスク周り。

今回の記事では仕事効率にも繋がる「オフィスのデスク周りの収納術」について解説していきます。収納のコツやポイントを知れば、散らからないデスクに変えることが可能です。

ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

オフィスのデスクが散らかる理由

収納上手になるにはまずデスク周りが「散らかる理由」を知ることが大切です。理由は以下の3つです。

    1. いらないものが多い・判断できない
    2. すぐに片付けない・分類しない
    3. いつも置く場所が異なる

いかがでしょうか?オフィスのデスク周りが片付かないと悩んでいる人はいくつか当てはまっていませんか?

当てはまる人は「オフィスのデスク周りを整理整頓するときのコツ」の解説をぜひ読んでみてください。

オフィスのデスクを整理整頓・収納するメリット

オフィスのデスク周りを整理整頓するメリットを確認しておきましょう。しっかりとメリットを理解しておくことで、綺麗な状態をキープすることができます。

尚、混合されがちな「整理」と「整頓」ですが、ふたつの意味は異なります。

    • 整理とは「いるもの」と「いらないもの」を分けて不要なものは処分すること
    • 整頓とは必要なものを使いやすい場所に決めて置いておくこと

それではデスク周りを整理整頓し、綺麗に収納するメリットを確認していきましょう。

探す時間の短縮

不要なものは処分し、必要なものは使いやすい場所へと配置・収納することで探す時間の短縮になります。

ライターのメーカーとして有名なアメリカのZIPPO社が「なくしもの」に関する調査をグローバルで実施しました。すると、日本人は生涯で75,322分もの時間を「なくしもの」を探すために費やしていることが判明したのです。

75,322分とは日数に換算すると52日にも及びます。一生のうち1ヶ月半以上の時間を「物を探す」ために費やしているのです。

整理整頓するだけで1ヶ月半分の時間を節約することにつながります。

思考整理能力が身に付く

物を整理整頓できるようになると、思考も整理整頓する癖が身に付きます。

無駄なことに思い悩むことをしなくなったり、決断力がついたりします。問題や課題ごとに整理し、優先順位をつけて考えられるようにもなるはずです。

デスク周りを整理整頓、そして綺麗に収納することは、仕事する上で欠かせない思考整理にも結びついているのです。

集中力が高まる

オフィスのデスク周りが綺麗だと集中力が高まります。

何か作業をしているとき、ふと目線を動かした際に視界にさまざまなものが映り込むと、集中力が途切れやすくなります。

視覚ノイズとも呼ばれる集中力を欠く雑多な環境は、脳を疲れさせてしまうのです。

仕事中は高い集中力を維持するために、なるべく視界に入る空間には物を置かないことをおすすめします。

オフィスのデスク周りを整理整頓するときのコツ

オフィスのデスク周りに限らずですが、整理整頓するときのコツは、物を少なくして小まめに片付けることです。

片付けられない、すぐ散らかってしまう人はここで解説する3つのコツを押さえておきましょう。収納術を身につける前の大切なポイントです。

捨てる

オフィスのデスク周りが散らかりやすい傾向にある人は、不要なものも含めて物が多い人が少なくありません。

資料やデータなどまた必要になるかも……と思うと捨てられないですよね。判断に困る場合は上司に確認の上、処分していきましょう。不安な人は終了案件ファイルを作りデータ保存するのもおすすめです。

もちろんプライベートのものを多く置いてしまうのも問題です。気分転換のために好きなものに触れる時間は必要ですが、適度な量に留めておきましょう。

定物定位

先ほど解説したように、人は多くの時間を探し物に費やしています。

不要なものは処分し、必要なものを整頓して収納することで探し物に費やす時間はほとんどなくなると言っても過言ではありません。

収納する場所を決めて、使用したら元あった場所に戻す「定物定位」を心がけていきましょう。

小まめに片付ける習慣を身につける

小まめに片付ける習慣を身につけることで、オフィスのデスク周りは綺麗な状態を維持することができます。

先に触れた定物定位も同じことですが、使ったらすぐに片付けましょう。よく使うものだとしても一旦片付けるという行動が散らかるのを防ぐことに繋がります。

帰社時にはデスク上には物を置かず、出来る限り収納スペースに片付けて帰るのも意識することも大切です。

次の日に出社して「探しもの」から始めなくていいように、小まめに片付けて常に綺麗な状態にしておきましょう。

オフィスのデスクを収納する際のポイント

オフィスのデスク周りの整理整頓するコツが分かったら、次に収納する際のポイントを押さえておきましょう。収納はただ場所に収まればいいというわけではありません。

下記の3つを意識しながら収納することで仕事効率がグンとアップします。

使用頻度に分ける

デスクで使用するものを収納する際は「よく使うもの」「たまに使うもの」「滅多に使わないもの」に分けましょう。

よく使うものと滅多に使わないものがごちゃ混ぜになっていると、たくさんのアイテムの中から探し出すのに時間を要します。

たとえば、付箋やボールペン、クリップなど使用頻度が高いものは手の届きやすい場所へ、両面テープや筆ペンなど使用頻度が低いものはひとつのBOXにまとめて引き出しの奥へといったような感じです。

仕事内容や案件ごとに分類する

オフィスのデスク周りが綺麗な人は担当する仕事を内容や案件ごとに分類できています。

クリアファイルやデータファイルなどを活用し、分類します。もし情報がまたがるようなら、コピーしてどちらにも置いておくか、付箋などでどこに詳細もしくは関連情報を保存しているかをメモしておきましょう。

誰かに何かを尋ねられたときに、必要な情報がサッと取り出せるように分けておくことで自分だけでなく他人の時間を奪わなくて済みます。

カテゴリ別に分ける

収納する際には、カテゴリ分けもおすすめです。文具カテゴリ資料カテゴリその他雑貨といったような感じです。

当たり前のようですが、すぐにデスクが散らかってしまう人はこのカテゴリ分けができていません。

デスクの引き出しごとにカテゴリを決めて、違うカテゴリのものは同じ引き出しに入れないようにします。その際には使用頻度ごとの分類も意識するとさらに良いでしょう。

オフィスのデスクを綺麗に収納するためのおすすめグッズ

(画像出典:HINEMO スタンドペンポーチ L - 株式会社リヒトラブ

オフィスのデスクの高い収納術に欠かせないグッズを3つ紹介します。

● 見出しシール

ファイルやケースに入れる収納グッズは開けてみないと中身が分からないことがあります。
見出しシールに中身の内容を書いて貼っておくと開ける手間が省けます。マスキングテープでも代替可能です。

自立式ペンケース

使用頻度の高い文具をまとめた、ペン立て兼用のペンケースです。
就業中は立ててデスクの上に置いておき、終業時には引き出しにしまうことができます。

ハードタイプの付箋

付箋は重要箇所や伝言メモも兼ねるなど優秀な文具です。
しかし紙タイプのものはヘタレやすく、折れて隠れてしまう恐れがあります。プラスチックタイプや表面をコーティングしたハードタイプも合わせて持っておくのがおすすめです。

【まとめ】オフィスのデスクの収納術のポイントは「整理」すること

オフィスのデスク周りを綺麗に収納する第一ステップは、必要なものと不要なものを分ける「整理」です。

その上で使用頻度やカテゴリ別に分けて整頓・収納していくことで、スッキリとしたデスクに変えることができます。

収納が苦手という人は整理ができていない可能性があります。まずは、デスクの上や引き出しに不要なものがまぎれていないか確認してみましょう。