公開日:2024.11.5 最終更新日:2024.11.5
誰もが子供の頃に一度は手に取ったことのある「色鉛筆」
「大人の塗り絵」が流行ったのをきっかけに大人向けの色鉛筆が発売されるなど、大人も色鉛筆を楽しめる機会が増えてきたように感じます。
他にも今話題のネイルに使えるものなどもあり、色鉛筆と言えど種類が多すぎて選べないという人も多いのではないでしょうか?
今回は数ある色鉛筆の中から厳選したおすすめ色鉛筆を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
色鉛筆の選び方
色鉛筆を選ぶ際には主に下記の3つがポイントになります。
・油性/水彩
・芯の硬さ
・色数
色鉛筆は12色、24色、36色のセット売りが主流です。豊富な色を使いこなせるか自信がない人は12色の基本セットを購入し、足りない分を1色ずつ買い足していくのも良いでしょう。
おすすめの色鉛筆
色鉛筆は使う目的や使う対象者によって最適なものが異なります。
色鉛筆初心者、子供、イラスト・アートにおすすめの色鉛筆を紹介します。
初心者向け 200
色鉛筆初心者で気を付けたいのが、セット購入する際の色数です。
100色以上のカラーバリエーションは魅力的ですが、色の細かい違いや使いこなしは初心者には少しハードルが高めです。
まずは36色くらいから始めてみましょう。使いこなせるようになり、物足りなさを感じたらさらに多い色数のものにステップアップしていきましょう。
初心者におすすめの色鉛筆はこちら|世代問わず人気が高い、中硬質の油性色鉛筆
三菱鉛筆 uni 色鉛筆880 36色セット K88036CPN : k88036cpn : こまもの本舗 Yahoo!店 - 通販 - Yahoo!ショッピング
子供向け
子供のための色鉛筆選びで気を付けたいポイントは、持ちやすさと描きやすさ、そして安全性です。
子供は手が小さく、筆圧も弱いため、少しの力ではっきりとした色味が出せるものを選びましょう。さらに小さな子供は色鉛筆を誤って舐めてしまうこともあるため、安全性も重要です。
また誤って床に描いてしまった場合でも水で簡単に落とせるものや、折れにくいものもおすすめです。
子供におすすめの色鉛筆はこちら|ヨーロッパの玩具安全基準を準拠した2歳から使える色鉛筆
イラストやアート向け
イラストやアートのための色鉛筆選びの際は、まず油性か水彩かを決めましょう。
先でも解説したように、油性と水彩では仕上がり感が全く異なります。さらに細かい色味を出せるように、色数は多いものが良いでしょう。
プロの色鉛筆作家9人が選んだ「ファイバーカステル ドリームカラー60色セット」や自然界の色を再現した「Tombow IROJITEN」は個性的な色味を出したい人におすすめの色鉛筆です。
落書きネイルにもおすすめ!水彩色鉛筆の使い方バリエーション
※上記画像はイメージです(水彩色鉛筆は使用していません)
水彩色鉛筆の魅力はドライでもウェットでも使えるという点です。ドライで描いた上から水筆などで濡らすことで水彩画のような仕上がりも楽しめます。
そんな豊富な使い方ができる水彩色鉛筆はネイルにも使えると、人気が高まっているアイテムです。
水彩色鉛筆を使った「落書きネイル」の流れを簡単に解説します。
ベースコートとベースカラーを塗る
- ベース&トップを塗る
- 硬化してエタノールで拭き取る
- ファイルで表面を削る
- 水彩色鉛筆で好きに落書きする(書き損じたらエタノールでオフ)
- トップコートで仕上げて完成
落書きネイルはほかにも様々なやり方があるので、調べてチャレンジしてみましょう。
ダイソーやセリアなど100均のおすすめ色鉛筆
画像出典:ダイソーネットストア【公式】
バリエーションの豊富さやクオリティの高さに驚きを隠せない100円ショップ。
色鉛筆の種類も豊富で、一部の商品はSNSで話題となり、店頭から消えてしまうほどの人気です。
そんなコスパの良い100均のおすすめ色鉛筆を2つ紹介します。
まずはSNSで話題となっている「Seria」の色鉛筆。
Seriaの「にほんの色鉛筆」は日本の伝統色をイメージして作られた色鉛筆です。
名前も瑠璃(るり)や杏(あんず)といった和名が付けられています。100均の色鉛筆というと子供向けで定番色が主流ですが、それを払拭した製品です。
どの店舗でも売り切れが続いているようですが、もし見つけたらぜひ購入してみてください。
次に日本国内に3,000店舗以上(※2024年2月末現在)展開するダイソーでは、定番色の水彩色鉛筆12色や金銀色入り12色、子供向けの「こどもいろえんぴつ」など、豊富に取り揃えています。
以前よりさらにクオリティもアップしているので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
色鉛筆のおすすめメーカーを3つ紹介
さいごに色鉛筆のおすすめメーカーとその製品を3つ紹介します。
株式会社トンボ鉛筆|色数やパッケージの種類も豊富なロングセラー色鉛筆
画像出典:色鉛筆NQ | 株式会社トンボ鉛筆
株式会社トンボ鉛筆は大正2年創立の老舗文房具メーカーです。
浅草に「小川春之助商店」として開業し、トンボ鉛筆が生まれました。鉛筆のほか、ボールペンや消しゴム、サインペンなども主力製品として誰もが知る文具メーカーとして、多くの人を魅了しています。
色鉛筆も色数やパッケージなどにこだわり、さまざま形で展開中。とくに黄色い缶ケースが目印のNQシリーズ36色セットは1970年の発売以降、高い人気を維持しています。
株式会社サクラクレパス|消しゴムで消しやすい!サクラクレパスの色鉛筆
画像出典:クーピー色鉛筆24色(スタンダード)|株式会社サクラクレパス
サクラクレパスは大正10年に「日本クレィヨン商會」として創業し「櫻クレィヨン」を製造・販売。その後、世界で初めて描画材料であるクレパスを発明し、現在の社名に変更しました。
サクラクレパスの「クーピー色鉛筆」は従来品と異なり、消しゴムで消しやすい仕様となっています。上記画像の製品24色のほか、12色や18色、紙箱入りタイプもあります。
同社のクレヨンやパステルを使った絵画講座も開講中。
北星鉛筆株式会社|創業70年の鉛筆屋さんが開発した削らない『大人の色鉛筆』
画像出典:大人の鉛筆13|北星鉛筆
北星鉛筆株式会社は社員数28名と小さいながらも、一般文房具のほか、エコロジー商品の研究開発にも注力する会社です。
そして創業70周年記念として、10年の歳月をかけてできたのが使いやすさにこだわった削らない『大人の色鉛筆13』です。
従来のように芯が短くなったら削るのではなく、シャープペンシルのようにノックして芯を出して使います。持ち手は短くならないので、持ちやすく使いやすい状態が続きます。
専用の芯削り器を使えば、芯先を好みの形に整えることも可能です。
【まとめ】色鉛筆は目的に合わせて選べば楽しさ爆増!
カラーバリエーションが豊富で、子供も大人も楽しめる色鉛筆。準備や片付けの手間もなく、汚れの心配も少ないアイテムです。
100円から購入できるので、新しい趣味として絵画やイラスト、塗り絵のほか、今回紹介した落書きネイルなどにチャレンジしても良いですね。
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