公開日:2023.9.2 最終更新日:2024.11.1
バレットジャーナルが思考整理に良いと聞いたけど、どう活用していけばいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
2019年に発売された書籍『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』をきっかけに思考整理に悩む多くの人に受け入れられて、浸透した「バレットジャーナル」
今回はバレットジャーナルノートの活用方法について解説していきます。
悩みやタスクで頭の中がキャパオーバーになっている人は、この記事を参考にぜひ始めてみてください。
バレットジャーナルとは?
バレットジャーナルとは、デジタルプロダクト・デザイナーであるライダー・キャロル氏によって発案されたノート術のこと。
「短期・中期・長期」に分けて予定を書き出し、タスク管理の進捗を管理するシンプルな手法です。箇条書きを基本としているため、文章を書くのが苦手な人にも向いています。
実際、思考の整理や情報の整理、自分自身の生活や人生の見直しをするための「自分整理術」に良いと多くの人の共感を得ています。
バレットジャーナルノートの活用方法
バレットジャーナルノートは無限大ともいえるさまざまな活用方法があります。
中でも以下の4つがおすすめです。
- スケジュール帳
- To Do リスト
- バケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)
- 趣味管理ノート
順番に詳しく解説していきます。
スケジュール帳
バレットジャーナルノートにはデフォルトでスケジュール帳仕様のものがあります。
もしバレットジャーナルノートをスケジュール帳として活用するなら、マンスリースケジュールや年間プラン用に線が引かれたものがおすすめです。
もし気にいったものがなければ、手作りしていきましょう。その際には枠を書きやすいドットかマス目の罫線が引かれたもの、そして厚みがあり、表紙が丈夫なものを選ぶことをおすすめします。
To Doリスト
To Doリストとしての使い方はまさにバレットジャーナルそのものです。あれこれと考えるのではなく、頭の中のタスクをバレットジャーナルノートに書き出していってみましょう。
もしできるなら先に触れたように「短期・中期・長期」で書き出すとより思考整理に繋がります。
バレットジャーナルでは、タスクの進捗を把握するための「KEY」というものを使用します。独自で使いやすく設定して構わないので、完了したら「×」、予定変更で先送りになったものには「>」など事前に決めておくと管理しやすくなります。
バケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)
バケットリストを書き出してみても、忙しさなどさまざまな理由から実際に実行に踏み出せる人は少ないのではないでしょうか?
実現するには計画が重要です。ふんわりと考えているだけでは日々のやるべきことを優先し、バケットリストは後回しになってしまいます。
まずバレットジャーナルノートに100のリストを書き出します。そして、続きのページでリストを達成するための計画をそれぞれ立てていきます。期日や必要な予算などをできるだけ細かく記入しましょう。
達成した際には感想や思い出を書き込んでおくと、他のリストへの意欲も高まります。
趣味管理ノート
バレットジャーナルノートは、旅行や読書、ガーデニングなど趣味の記録にもおすすめです。
これから訪れたい場所や読み終わった本の感想、植物の成長など好きなようにインデックスを作りまとめていきましょう。
趣味管理ノートは継続して1冊のノートを使う場合や色ペンを使うことが多いので、少し丈夫なタイプのバレットジャーナルノートを選ぶと長く楽しむことができます。
バレットジャーナルのメリット
バレットジャーナルの主なメリットは以下の5つです。
- ペンとバレットジャーナルノートがあればすぐに始められる
- 思考の整理ができて無駄な時間が減る
- 実行力が身に付く
- 自分だけのオリジナル手帳が作れる
- 自分の記録になる
バレットジャーナルはノートとペンがあればすぐに始められます。
頭の中にあるすべてを書き出すことで思考の整理ができ、長々と悩んでいることの解決にも繋がりやすくなります。またやりたいことも書くことで叶えたい欲が高まり、実現しやすくなるのです。
バレットジャーナルを積み重ねていくとその全てが自分の記録になり、自身の成長も感じられて自己肯定感アップに繋がります。
バレットジャーナルが向いている人
バレットジャーナルは以下のような人に向いています。
- 育児や家事、仕事などマルチタスクを抱えている人
- 書き出して思考整理するのが好きな人
- 目標を達成したい人や計画を立てて実行したい人
書くことで思考が整理され、ストレスの軽減も期待できます。上記に当てはまらない人でもぜひ一度試してみてください。
バレットジャーナルのノートを選ぶときのポイント
バレットジャーナルノートの種類は多く、どれを選べば良いのか迷う人も多いことと思います。バレットジャーナルノートを選ぶ際には以下の4つのポイントを見てみましょう。
- サイズ(A6かA5がメジャー)
- 用紙の種類(ドット・方眼罫・罫線・無地)
- ページ数(1年使いたいなら150ページ程度は必要)
- ページ番号の有無
サイズは使いやすいのはA6かA5です。フリーに書いていきたいなら罫線なしが良いですが、基本的にはドットか方眼のタイプが使いやすくおすすめです。
日記帳やスケジュール帳代わりにするなら150ページ以上のものを選びましょう。タスク管理にはページ数があるものが便利です。
使用目的によっては、紙の質やデザインにこだわってみてもいいかもしれません。
バレットジャーナルにおすすめのノート
多種多様にあるバレットジャーナルノートからおすすめのものを3つ紹介します。
豊富なカラーバリエーションのバレットジャーナルノート「ロディア ゴールブック
ロディアゴールブックの魅力はなんといっても豊富なカラー展開。ベージュやブラックのベーシックカラーの他にライラック、チョコレート、ターコイズなど可愛いカラーがいっぱい。
バレットジャーナルには欠かせないインデックスページや見開き半年分の年間ページもあり、バレットジャーナルの機能性にも優れています。付箋などの小物を入れられるポケット付きなのも嬉しいポイント。
バレットジャーナルノートの定番「ロイヒトトゥルム1917 アジェンダ ミディアム」
ロイヒトトゥルムは、バレットジャーナルノートで有名なブランドです。今回紹介のミディアムサイズの他に、ポケットサイズとスリムマスターサイズがあります。
ハードタイプのカバーと水濡れに強い紙が特徴で、長期間の使用や持ち運びしたい人に向いています。ページ数やインデックスページがあり使いやすいのも人気の理由です。
用紙の種類はドット・方眼罫・罫線・無地の4種類から選べます。
名入れもOK!かわいいバレットジャーナルノートなら「クオバディス ライフジャーナル」
見た目にもこだわりたい人におすすめのバレットジャーナルノートが「クオバディス ライフジャーナル」です。
今人気のくすみカラーで、表紙にはゴールドのプリント。そしてゴムバンドにもゴールドの刺繍が施されています。
中身はマンスリーページやウィークリーページがあり、スケジュール帳として使用するのに使いやすい仕様になっています。
バレットジャーナルノートを書くのにおすすめの文具
バレットジャーナルを楽しく続けるためのおすすめ文具を紹介します。
くすみカラーが可愛い!サクラクレパスのゲルインキボールペン
8色のカラーバリエーションを展開するゲルインキボールペン。柔らかな曲線とサクラの花の形にかたどりされた後端が、手元に置いているだけでも気分を上げてくれます。
ヌーディなシルエットが魅力ですが、専用のクリップをつけるとまた違った雰囲気になり文具好きの心をくすぐります。
専用リフィルもあり、繰り返し使用可能なボールペンです。
サクラクラフトラボ 005 サクラクレパス SAKURA craft lab 005 ゲルインキボールペン 【取扱い店舗限定品】 通販 文房具の和気文具 (wakibungu.com)
文字が書けるマスキングテープ
デコレーションや強調におすすめなのがマスキングテープです。バレットジャーナルノートで使用するなら文字が書けるタイプを選びましょう。
シャープペンシルや水性ペンでも書けるマスキングテープは、何種類か手元に置いておくとバレットジャーナルノートを書くときに重宝します。
mt マスキングテープ 書く描くテープ 20mm×7m ペンや鉛筆で書けるテープ くすみカラー メモ 付箋 :mt40:ブックカバー・文具専門店 Bタウン - 通販 - Yahoo!ショッピング
【まとめ】バレットジャーナルノートは忙しい人や目標がある人におすすめ
バレットジャーナルは思考整理におすすめされるノート整理術ですが、特に忙しい人や目標があり実現に向けて動きたい人に向いています。
バレットジャーナルノートはシンプルなタイプからスケジュール帳タイプに線が引かれているものまで、さまざまな種類が展開されています。
デザインも可愛いタイプからシンプルなものまで豊富なので、バレットジャーナルを続けたくなる自分好みのノートを選んでみるのも良いでしょう。
今の生活を改善したいと考えている人はお気に入りの一冊を購入して、バレットジャーナルにチャレンジしてみてください。