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みんなと同じはつまらない!デザイン豊かなはんこを紹介!

みんなと同じはつまらない!デザイン豊かなはんこを紹介!

公開日:2024.7.8 最終更新日:2024.10.30 子供の頃からお気に入りのデザインのはんこを持っている方もいれば、大人になってから自分で購入したという方もいると思います。 実際に印材やデザイン、フォントにこだわって購入された方はどれだけいるのでしょうか。 はんこの種類や用途をご存じの方は意外と少ないのかもしれませんね。 意外と知らないはんこの種類や使い道 はんこには認印、銀行印、実印、シャチハタ(浸透印)などがあります。 まず認印は、確認・承認の意味を持ち、荷物の受け取りや職場でのサイン、役所へ書類を提出するときなど、日常生活で使用することが多いはんこです。 認印は実印と違って大きさの規定がないので、デザインイラストが入っていたり印面の縁が欠けていても構いません。 ただしデザインが個性的すぎて本人のものと判断がつきにくいものはあまりおすすめできません。 デザインをする際には控えめでシンプルなものを意識すると良いでしょう。 合わせて読みたい 認印は100均のものでも大丈夫?実印や銀行印との違いとは? 銀行印は金融機関の口座開設時などに登録するはんこです。 ATMで入出金をすることが多いので銀行印を使用する機会は減っていますが、銀行窓口で取引をする際には登録した銀行印が必要となる場合がありますし、公共料金の支払いに銀行口座を設定する際にも銀行印を押印して申し込むことがあるので、まだ必要とされています。 金融機関で使用するはんこのため、硬いイメージを持たれている方も多いと思いますが、多くの金融機関ではデザインされたはんこでも登録可能となっています。 合わせて読みたい 法人銀行印とは?会社実印と同じでも良い?作成時の留意点とは 実印は各市町村区の役所に印鑑登録された、もしくは登録する目的のはんこのことを言います。 用途としては家や車の購入、銀行融資を受ける際や生命保険への加入など、主に大きなお金が動く契約に、印鑑証明と共に必要になる場合があります。 一人につき実印は1本と決められており、偽造を防ぐためにフルネームで作成する人が多いようです。 各市町村区によっては印影の大きさが指定されている場合もあり、一部のデザインフォントでは登録不可となることもあります。 また、イラストが入っていると印鑑登録ができないこともあるので確認しましょう。 合わせて読みたい 実印って何?印鑑登録する方法と印鑑証明書を取る方法 シャチハタは朱肉がなくても押せるはんこの総称と捉えている方が多いですが、正しくは浸透印という名称です。シヤチハタは製造メーカーの名前であり、はんこの名前ではありません。 とても便利なはんこですが、使用不可の書類などもあるので気を付けましょう。 合わせて読みたい シャチハタ印とは 実は贈り物としても喜ばれる! 友人や家族から贈られたプレゼントの中で、自分の好みには合わない物や使う機会が無い物など、気持ちは嬉しくても困ったことはありませんか? 逆に相手の好みがわからず何を贈ろうか悩んだ経験もあると思います。 そんなときには、実印やデザインはんこをプレゼントとして贈るのはいかがでしょう。 例えば、成人祝いや就職のお祝いに、大人として、社会人として、大きな門出となるタイミングにエールを込めてプレゼントをするのも素敵です。 自分の子供が結婚するときに、車やマイホームを購入する際に必要となる実印をプレゼントしてあげると、とても喜ばれるのではないでしょうか。 特に嫁いでいく娘さんにとって、新しい名字のはんこは生涯の宝物となるでしょう。 はんこは有用性があるので贈られて困ることはないですし、象牙やチタン、ストーンなど耐久性に優れた印材の物は長期間使用できるので、頻繁に交換することもなく一生ものとして使用することができます。 ただ注意が必要なのは、はんこは身内の目下の人へ贈る物なので、上司のような目上の方にプレゼントするのは避けましょう。 他にも、はんこを使う文化のない外国の方へのお土産として、プレゼントとして贈ると喜ばれるかもしれません。 特におしゃれなデザインがされたはんこであればなおのこと喜ばれるでしょう。 デザインが素敵なはんこ屋さんおすすめ5選 自分のために贈りたい相手のために、素敵なはんこを購入できるお店をご紹介します。 1. はんのひでしま 昭和6年創業の「はんのひでしま」です。 二代目店主の秀島徹さんが営むはんこ屋さんですが、数多くのテレビ番組に出演し、珍しい苗字のはんこを常備されていると有名です。 もし自分の苗字がポピュラーではなく購入が難しい場合でも、こちらには置いてある可能性が非常に高いので一度連絡をしてみると良いでしょう。 また、珍しいデザインのはんこも取り扱っているとのこと。 実店舗もありますが、ネットからの注文もできるようです。 2. みんなのはんこ屋 「みんなのはんこ屋」は象牙やチタンなど高級な印材から薩摩本柘など、お手頃価格の印材まで揃っています。 書体とサイズも豊富なので自分好みのはんこが作成でき、何より印鑑ケースが彩り豊かで、はんこはあまり派手にしたくないけれどケースは可愛いデザインにしたい、という方にはピッタリです。 贈答用の「お祝い印鑑」もあり、高級木材である桐の収納木箱には名前を印字してくれます。 出産祝いには、健やかに元気に育って欲しいと願いを込めた鯛、鶴、亀、松竹梅等の縁起物の絵柄と名前以外にも、誕生日、体重、身長も印字可能です。 もちろんデザインの指定も可能です。 就職・新成人のお祝いは社会で力強く成長して欲しいという願いを込め、だるま、打ち出の小槌、招き猫、鯉の滝登りなどの絵柄がデザインされています。 結婚のお祝いはウエディングケーキ、花束、乾杯などの祝福する絵柄デザインです。 熨斗をモチーフにしたラッピングとメッセージカードも用意してくれるそうで、はんこも収納木箱もオンリーワンの特別な贈り物になっています。 購入から10年間は保証が付くそうなので、印面が欠けたり摩耗して捺印が不可能になった場合には無料で彫り直してくれます。 作成するはんこの書体や印材が決まり、どんな雰囲気になるのかデザインを含め確認できるサービスもあるので、利用してみるのもいいでしょう。 3. はんこdeハンコ 「はんこdeハンコ」は様々なデザインのはんこを取り扱っており、とにかくバラエティ豊かなはんこ屋さんです。 中でも可愛いデザインのはんこが勢ぞろいした「おしゃれはんこ」は、女性向けの通販サイトになっています。 おしゃれはんこには和紙を中に閉じ込めた和紙柄はんこや、アクリルの中に輝くラメを入れ込んだラメはんこなど、とても手の込んだデザインのはんこがあります。 高級感あふれる黒水牛に、きらびやかなスワロフスキーをあしらったはんこや、サンリオコレクションなど、とても個性的で他人とかぶることがないデザインを取り揃えています。 はんこというよりアクセサリーに近いので、使用する時にひと際目立つこと間違いなしです。 もちろんプレーンなはんこも取り扱っていて、個人や会社で使用するはんこも販売しています。 かなりデザインに凝っていますが、値段がお手頃なのも魅力です。 4. 西野工房 「西野工房」は1945年創業の印鑑専門店です。 こちらは京印章制作士認定を受けた方が全ての印影を作成されているそうです。 はんこの命である印影は京印章制作士さんが注文ごとに筆で紙に手書き文字を印影で書いており、線の一本一本が上向きに反っている作風で「運気や金運などを受け止めるように」との思いが込められているそうです。 コンピュータを使ったフォント文字と比べると、大胆でありながらも繊細で印面のバランスの良さは職人技と言えるでしょう。 京印章制作士が紙に手書きで書いた印影は重厚感が違い、決して同じ印影を使い回すこともないので唯一無二の作品のように追求しています。 誰でも、一生モノの印鑑を買うなら良い品質のものを安く買いたいところでしょう。 しかし、こちらは若干値段が高くても価格以上の印鑑作成にこだわっています。 手彫り仕上げ印鑑を購入したいとき、検討しているお店と比較してみると良いかもしれません。 もし届いた印鑑を見て失敗したと思った時には、安心保証サービスを利用することもできるそうです。 ガイドラインを読んで、対応してもらえるなら是非利用しましょう。 5. 個性まるだしハンコおすもん 「個性まるだしハンコおすもん」はお店の名前からして可愛いイメージですが、700種類以上のイラストから自分らしいデザインで個性丸出しのはんこを作ることができます。 好きなイラストを選んで、自分の名前やプレゼントしたい人の名前を入れ、世界でたったひとつのオリジナル認印のできあがりです。 動物や魚、食べ物までかなり変わったはんこが揃っているので、他の人よりも目立ちたい、個性を前面に出したい、好みのデザインのはんこにしたいという方には、とてもおすすめのはんこ屋さんです。 押すたびにちょっと幸せな気分になるはんことして、自分用やプレゼントにいかがでしょうか。 素材やフォントを組み合わせてワンランク上のはんこを作ってみよう はんこには、ここまで印材のデザインや書式の種類があるということを知らなかったという方も多いのではないでしょうか。 既製品よりもワンランク上のはんこを使用することで、人は自分の成長を感じることができるかもしれません。 【まとめ】自分でカスタマイズすると、意外と愛着が湧いて永く使えるものになる。 今は全て自分で選ぶ時代です。 人とは違う自分だけのオンリーワンは愛着が湧き、必ず永く使用できます。 ましてやはんこは一生必要な物となるので、是非とも人とは違った個性的なデザインのはんこを作ってみてはいかがでしょうか。

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チタン印鑑のメリット・デメリットを解説!値段の違いやオーダーする際の注意点も

チタン印鑑のメリット・デメリットを解説!値段の違いやオーダーする際の注意点も

公開日:2024.5.20 最終更新日:2024.10.30 結婚や就職などをきっかけに、印鑑を新たに作る人も多いのではないでしょうか? せっかく印鑑を新調するなら、耐久性のある良い素材(印材)のものを選択肢に入れる人もいることでしょう。 チタンはワンランク上の印鑑を作りたいと検討中の人におすすめの印材です。 この記事ではチタン印鑑のメリットとデメリット、値段の違いについて解説しています。印鑑作成を検討中の人はぜひ参考にしてみてください。 チタンとは? チタンは、ノンアレルギー素材として人口骨や心臓ペースメーカーなど医療器具にも用いられている素材です。 強度や耐食性、耐久性に優れているため、印鑑の素材としても高い人気を誇っています。 とはいえチタンの歴史は200年程度と、銅の6,000年、鉄の4,000年 に比べると短めです。 さらに日本でチタンの活用が始まったのは1970年で、これから更なる活用が期待されています。 チタン製印鑑のメリットとデメリット チタン製印鑑にはチタン製特有のメリットがたくさんあります。デメリット面と合わせて、解説します。 尚、チタン製印鑑のメリット・デメリットについては下記の記事で詳しく解説しています。 合わせて読みたい チタンの印鑑はなぜおすすめ?デメリットについても解説! チタンで印鑑を作るメリット チタン製印鑑のメリットは以下のようなものがあげられます。 耐久性 高級感 水洗い可能 印面が綺麗 印鑑に使われるチタンは耐久性のある純チタンであることが多く、耐摩耗性も備えています。長く使っても欠けたり、印面が削れたりしにくいのが特徴です。 また金属特有の光沢感や水洗い可能で清潔に保てます。 さらに綺麗な印面を出せるのもチタン印鑑のメリットです。超微粒のチタン粒子がインクを印面に均等に付着させるため、ムラのない印影を残せます。 チタンで印鑑を作るデメリット チタン製印鑑のデメリットは主に下記の2つです。 手彫りができない 値段が高め チタンは金属であるため、加工にはレーザー彫刻か彫刻機(彫刻針)を使用します。手彫り特有の風合いが出ないことと、デザインが流出してしまうと複製が容易にできてしまうという点がデメリットとしてあげられます。 また希少性の高い素材(印材)のため、値段が高くなりがちです。 なお、チタン印鑑は吉相体を選べないという噂もありますが、基本的にすべての書体で作成可能です。対応していない店舗もあるかもしれないので、事前確認をしておきましょう。 チタン製印鑑の値段の違い チタン製印鑑は印材の中では高価なものに分類されます。その他の素材(印材)との違いや、同じチタン製で値段が異なる理由について解説します。 チタン製とその他素材(印材)との違い ●チタン チタンは印材としては珍しい金属で、耐久性や金属特有のデザイン性が他の素材と大きく異なる点です。希少性が高いため、認め印や銀行印の場合でも15,000円から20,000円前後と高い傾向にあります。 ●柘(本柘) 柘(つげ)は鹿児島などに生息する木を印材にしたもので、年輪が細かく細工のしやすさが人気です。値段は1,000円前後から3,000円程度で、実印や社印でも8,000円前後から15,000円程度で作成できます。 ●彩樺 彩樺(さいか)は独自の技術で開発された合板印材です。地球環境に優しく、官公庁や環境関連企業団体に推奨されています。値段は3,000円前後です。 ●黒水牛 インドやタイの水牛の角を用いた印材で、インクの付きの良さが人気です。角の芯に近い部分は高級品として重宝されています。値段は認印でも5,000円前後と少し高めです。 ●象牙 アフリカ象の牙を加工した印材で、細かな彫刻も可能です。中心層になるほど密度が高く耐久性も上がるため、最高級品として人気。摩耗性も高いため、値段は認印でも8,000円から15,000円前後と高めです。 同じチタン製印鑑でも値段が違う理由 高級なチタン製印鑑ですが、中には1,000円程度のお手頃価格のものもあります。 値段の違いとして2つの理由が考えられます。 1つ目は「印影デザイン(※)」です。 チタンは金属のため、加工にはレーザーを使用します。オーダー型であればその都度デザインを施し、世界にひとつだけのチタン印鑑を製造します。しかし、同様のデザインで量産することでコストを削減し、安価な価格を実現している可能性が考えられます。 ※ 印鑑を紙に捺したときに残る文字デザインのこと もうひとつの理由は「彫りの深さ」です。 チタン印鑑の加工に使用されるレーザーは、天然素材の印材に使用される彫刻針にくらべると深く彫るのが得意でなく、しっかりと彫り込むには加工時間と技術が必要です。 お手頃価格のチタン印鑑は1つの加工に十分な時間をかけられないため、時間をかけて加工するオーダー型のチタン印鑑と比べて彫りが浅い可能性があります。 チタン印鑑におすすめの書体 基本的にチタン製でもすべての書体で印鑑作成が可能です。 印鑑の書体は印材で決めるというより、認印・銀行印・実印など用途に応じて書体を決めるという考えを推奨しています。 そのため日常使いする認印には解読しやすい古印体や隷書体(れいしょたい)を、銀行印や実印などセキュリティ面を重視する印鑑には篆書体(てんしょたい)や吉相体をおすすめします。 実印はチタン製で製作可能?デメリットはある? チタンでも実印作成できます。ただし、チタンで実印を作成する場合、さらに値段が高くなることを理解しておく必要があります。 そもそも印鑑の値段の違いには素材(印材)のほかにサイズも関係しています。 多くの自治体で実印のサイズは8mm以上25mm未満と定めており、認印や銀行印より大きめです(※)。※自治体により異なる また文字数が多くなると値段も上がります。フルネームで実印作成する場合は苗字のみに比べて高くなります。 チタン印鑑を作成する時にはレーザーを使用するため、対応店舗も限られています。チタン印鑑作成を外注する店舗などでは、受注から仕上がりまでに時間を要する可能性もあることも考慮しておきましょう。 チタンとブラストチタンの違い ブラストチタンはチタン印鑑の一種です。 チタン印鑑には表面を鏡のように仕上げるものとマットに仕上げるものがあり、後者を「ブラスト仕上げ」と呼びます。 光沢を抑えているため、指紋や傷が目立ちにくいのが特徴です。 ブラストチタン印鑑も通常のチタン印鑑と同じく、耐久性・耐食性があり水洗いもできます。 チタン製印鑑の種類 チタン印鑑には、ブラストチタンのほかにもさまざまな種類があります。 最も主流なのが先に説明した鏡のように仕上げた「シルバーチタン」です。鏡面仕上げとも呼ばれます。指紋が目立ちやすいのが難点ですが、チタン印鑑特有のお洒落さを放つ仕上げで人気の高い加工です。 その他人気の高いものにブラックチタンやゴールドチタン、カラーチタンがあります。 それぞれ黒メッキ、金メッキなどで加工仕上げされたものです。 チタン印鑑を作る際の注意点 チタン印鑑を作る際には下記のポイントに注意しておく必要があります。 希望の書体で作成可能か 大きさ チタンの質 重さ 店舗によってはチタン印鑑で使用できない書体もあります。また画数の多い文字の場合は、文字がつぶれてしまう可能性から大きめサイズを推奨されるため、値段が高くなってしまうことも。 そしてチタン印鑑は金属製のため、木製の素材(印材)のものに比べると重量感があります。使用頻度の高い印鑑には不向きかもしれません。 稀ですが、中には不純物が混じった粗悪なチタン印鑑もあります。「安価な印鑑=粗悪品」というわけではありません。とはいえ、値段の違いには何らかの理由があることを理解し、購入することをおすすめします。 チタン印鑑を作成するなら国産にこだわったサンビーがおすすめ スタンプ専門メーカー「サンビー」では国産チタンにこだわり、耐久性や耐食性に優れた上質なものを採用しました。認印から銀行印、実印のほか、代表や社印にも対応し、お好きな書体で作成します。 また、認印のみですがカラーチタンでの作成も可能です。ゴールドのほか、ピンク、ブルー、グリーンとさまざまなカラーから選べます。 他の人とはちょっと違う印鑑を作りたい人におすすめです。 サイズや値段の違いは下記の公式サイトから↓ サンビー株式会社 印鑑[チタン印鑑/和メタリック印鑑] (sanby.co.jp) 【まとめ】チタン印鑑の値段の違いは耐久性と希少性!実印にもおすすめ チタン印鑑は金属製のため、耐久性や耐食性に優れています。ただし希少性の高い素材のため、他の印材に比べて値段が高い傾向です。 とはいえ、綺麗な印影や高いデザイン性は、チタン印鑑ならではの魅力と言えるでしょう。 就職や転職、結婚を期に上質で長く使える印鑑を作りたいと検討している人におすすめの印鑑です。

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シヤチハタとそれ以外の判子の違いは?素材や用途別に解説!

シヤチハタとそれ以外の判子の違いは?素材や用途別に解説!

公開日:2024.1.19 最終更新日:2024.10.30 印鑑を使用するシーンで、押印箇所に「シヤチハタ使用不可」と記載されていた経験がある方もいるのではないでしょうか。シヤチハタも印鑑や判子の一種ではありますが、使用できる範囲が限られています。今回はシヤチハタとそれ以外の判子や印鑑の違いをはじめ、シヤチハタの種類や買い方についてご紹介します。 シヤチハタとシヤチハタ以外の判子の違い シヤチハタは「インク浸透印」という種類の印鑑を指します。インクが本体に内蔵されており、適量のインクが自動的に染み出て押せるので、朱肉やスタンプ台が不要な判子です。 シヤチハタは、そもそもシヤチハタ株式会社というメーカー名であり、商品の名前ではありません。シヤチハタ社が朱肉のいらない印鑑を「Xスタンパー」という名前で販売し、有名になったため、インク浸透印全体がシヤチハタと呼ばれるようになりました。現在では、どのメーカーのものであっても、インク浸透印をシヤチハタと呼ぶ傾向があります。 合わせて読みたい シャチハタ印とは 浸透印以外の印鑑では、朱肉を使用して押印しますが、浸透印は朱肉ではなく、インクを使っているのが大きな違いのひとつです。 ほかには、以下のような素材と用途の違いが挙げられます。 素材の違い 印鑑には、彩樺や薩摩本柘などの木材をはじめ、動物の角や牙、耐久性に優れたチタン、琥珀樹脂など、さまざまな素材が使われています。印鑑を選ぶ際に、素材の質感や見た目で選ぶのも印鑑の選び方のひとつです。 しかし、インクを浸透させて押印する浸透印はゴムやシリコンなど素材は限られています。柔らかなスポンジ体となっていることが多いため、強く押すと印面文字部の形状が変形して印影が変わってしまうこともあります。 用途の違い 浸透印は実印登録できないため、認印としてのみ使用できる印鑑です。とはいえ、認印とは実印登録されていない印鑑全般を指すため、実印登録していない印鑑であれば浸透印でなくても認印に含まれます。 認印が必要なシーンは、役所へ提出する書類をはじめ、会社の書類を確認したときや、宅配の荷物を受け取ったときなど数多くありますが、浸透印を認印として使えない書類もあるので注意しましょう。日常では宅配の荷物を受け取る際に浸透印が使えます。 また、1日に何度も同じ印鑑を押すような事務仕事では、朱肉を使う印鑑よりも浸透印を使用するほうが大幅に時間短縮できるほか、押印の失敗も起きにくいため重宝されるでしょう。 上述のとおり浸透印はゴムなどの軟質スポンジ体ですので、力加減によっては文字部が変形する恐れがあるため、実印登録できません。また、大量生産されているため同じ印面の印鑑が世の中に多く流通しているのも実印登録できない理由のひとつです。 公的な書類では、浸透印ではなく硬い素材で作られている浸透印以外の認印や実印を使用しましょう。 合わせて読みたい 認印とシャチハタの違いは?シャチハタ使用不可となる場面を解説 浸透印以外の判子の種類 実印 実印は、市区町村の役所へ印鑑登録手続きを行い、印鑑証明を受けた判子のことを指します。1人につき1本の所有のみ認められている判子で、同じ印鑑を2人以上で登録することもできません。大切な契約を交わす際や商取引に使用し、本人の意志を証明する重要な存在です。 印鑑登録を行う役所によって細かな規定は異なりますが、女性は15mm、男性は18mmのサイズで作られるケースが多いです。 大前提として、欠けにくい丈夫な材質の判子を選ぶことが必要です。刻印する文字は苗字のみでも、名前のみでも、姓名を彫っても良いことになっています。 銀行印 銀行印は、金融機関に登録している判子を指します。銀行での出納で使用するほか、金融機関の証券や保険を契約する際にも捺印する重要な判子です。 多くの金融機関では、30mm以内の判子であれば登録可能とされています。女性は13.5mm以上、男性は15mm以上のサイズがおすすめです。 銀行印に刻印する文字は、苗字のみか名前のみで作ることが多いですが、横書きで彫るのが良いとされています。横書きにする理由は、お金が縦に流れないようにという意味が込められており、右から左に読めるように横書きするのが主流です。 合わせて読みたい 印鑑のサイズはどれを選んだら良い?選び方や用途別のサイズもご紹介 便利な浸透印の種類 浸透印は、現在さまざまな種類が展開されています。とくに幅広く利用されており、便利な浸透印を2種類ご紹介します。浸透印を購入する際の参考にしてみてください。 ネーム印タイプ ネーム印タイプの浸透印は、印章店だけでなく、文具店やホームセンターでも売られているもっともオーソドックスな浸透印です。 一般的な苗字が彫られている既製品のほかにも、姓名や名前のみも作れるオーダーメイドの浸透印も注文できます。 宅配物の受け取りや、回覧板へのサイン、オフィスで繰り返し使用する際の認印として最適です。 事務作業で頻繁に使用する場合は、片手で簡単に捺印できるキャップレスタイプに使用をおすすめします。蓋を何度も付けたり外したりしなくて済むため、手間が省けるのが特徴です。 キャップレスとはいえ、未使用時には印面部分がカバーされているため、汚れや破損の心配は不要です。ロック機能も付いており、バッグに入れての持ち運びも安心して行なえます。 ペン一体型タイプ ペン一体型の浸透印は、ボールペンと浸透印がひとつになっているので、署名と捺印の両方の役割を果たせます。胸ポケットに挿して持ち運びできるので、持ち歩いても失くす心配が少なく、ビジネスシーンで好まれて使われているのです。 シンプルなデザインのほかにも、オーダーメイドで、自分好みのデザインにすることも可能です。カラーバリエーションも豊富で、キャラクターのイラストが入ったシリーズも展開されていることから、見た目にもこだわれます。 合わせて読みたい ハンコ付きボールペンの選び方!名入れも可能でプレゼントにも最適な商品も紹介 浸透印などの判子はどこで買える? 現在では印章店のほかにも100均ショップや文具店、ホームセンターでも購入できるようになりました。 100均で購入できる浸透印や判子は、値段が安い分、作りが簡素なので耐久性はありません。一時的に使用する場合などに適していると考えましょう。 文具店やホームセンターでは、さまざまな種類の判子が販売されています。比較的リーズナブルなラインナップで取り揃えてあるため、既製品の浸透印を買うのであればおすすめです。 また、一部では印鑑の自販機が設置されている場所もあります。判子の素材や刻印する字体を画面から選択すると、希望の判子が購入できます。 じっくり選びたい人や多くの種類と比較検討してから購入したい場合は、通販サイトを利用するのもおすすめです。 高級な印材をはじめ、カラーバリエーションやデザインのラインナップも多く、自宅でゆっくり自分好みの判子を検討しながら選べます。 手元に届くまで少し時間はかかりますが、機械彫りや既製品であれば即日発送している店舗も多いです。 量産されている安価な判子は実印や銀行印に向いていません。判子を購入する際は、用途を考えてから選ぶようにしてください。 まとめ 浸透印は宅配物を受け取る際や回覧板へのサイン、日々の事務作業など、意外と活躍するシーンが多いことに気付きます。重要な契約書類に使用する実印や金融機関に登録する銀行印には使用できません。とはいえ、ひとつ持っておくと捺印作業を効率化できる面もあるため便利です。デザインも形状もさまざまなものが販売されているので、ぜひ自分に合ったものを見つけてみてください。 合わせて読みたい インクを補充しても薄い!補充する時のコツや解決方法を解説

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実印を作成するとき女性が知っておきたいポイントとおすすめのサイズを解説

実印を作成するとき女性が知っておきたいポイントとおすすめのサイズを解説

公開日:2024.1.9 最終更新日:2024.10.3 実印は、大切な契約や不動産など高額な取引の際に使用する印鑑です。男女関係なく作ることができますが、結婚や離婚などで苗字が変わる可能性がある女性は、印鑑を作るときにいくつか注意点があります。 また、印鑑のサイズも男性用とは異なるものを作ることが多いので知っておいて損はないでしょう。今回は、実印作成時に女性が知っておきたいポイントとおすすめのサイズについて解説します。 女性で実印の作成が必要になるタイミング 女性は、どのようなタイミングで実印を作成するのでしょうか。一般的には、苗字が変わる結婚するときが最も多いタイミングです。 もちろん、結婚前でも実印の作成はできます。しかし、フルネームで実印を作成すると、結婚して苗字が変わった後に印鑑登録の変更が必要となり、お金と時間が余分にかかってしまうので注意が必要です。 女性が実印を作るタイミングとしては、就職するときも適しています。就職したあとは、高額なローンを組んだり、法的な手続きをしたりする機会もあるため、作っておくと安心です。 また、結婚前に実印を作成する場合は、名前のみの実印を作成すると良いです。実印はフルネームで作成しなくても良いので、どうしても結婚前に作る場合は名前での作成をおすすめします。 女性が実印を作成するときにおすすめのサイズ 女性用の実印のサイズには明確な規定はありません。実印のとして登録できるサイズであれば、どんなサイズでも作成可能です。 一般的には、女性の実印のサイズは15.0mmまたは13.5mmが定番とされています。男性の実印は16.5㎜が定番なので、それよりも小さいサイズで作られる方が多いのです。また、大きい印鑑は縁起が良いと考える方もいるので、15.0㎜の印鑑は人気があります。 自分が持っている印鑑とのバランスを考えて作るのも良いです。印鑑は、実印が最も大きく、その次に銀行印、認印を一番小さく作ることが多いので、ほかの印鑑をすでに持っている場合は、大きさのバランスを見て決めるのもおすすめです。 フルネームで実印を作成するときは15.0mmをおすすめします。画数や文字数が多くなるので、ゆとりのある作りになるように大きめのサイズで作りましょう。 女性の実印として人気の書体 実印を作成するときは、書体にも気をつけなければなりません。セキュリティの観点からも、なるべく複雑な書体を使うのがベストです。可読性が低い方が模倣されにくいため、なるべく複雑な書体を選びましょう。 女性の実印の書体には「吉相体」がおすすめです。吉相体は、枠へ向けて文字の線が八方へ伸びており、末広がりのさまから、縁起が良い書体として知られています。可読性が低く偽造されにくいため、重要な契約に使われる実印には最適です。 吉相体はひらがなの名前でも、印鑑に適した複雑な文字にできます。実印らしくデザインできますので、ひらがなの名前の方は吉相体を選ぶのがおすすめです。 吉相体のほかには「てん書体」も可読性が低いので安心して印鑑登録ができます。日本のお札にも使われている書体なので、親しみが湧きやすいのではないでしょうか。 また、「てん書体細字」はてん書体をベースにしながらも、文字の線がより細く、やわらかい印象を与えるのが特徴の書体になります。文字の線が細いため、名前の字画が多い場合でも、枠内がごちゃごちゃせず、すっきりと軽やかな印影になり、女性に人気の書体です。 女性が実印を作るときのポイント 女性が実印を作るときには、いくつかのポイントがあります。そう何度も作る機会のない実印なので、ここで紹介するポイントを押さえながら唯一無二の大切な実印を作ってはいかがでしょうか。 ここでは、女性が実印を作るときのポイントを4つ紹介します。 実印の適正サイズの選び方 女性だけに限りませんが、実印は作っただけでは意味がありません。自治体から「印鑑登録証明書」を発行してもらい、それが本人のものだと証明される必要があります。そのための手続きとして、役所の窓口で実印や本人確認書などを提示して、印鑑登録の申請をしなければなりません。 印鑑登録ができる実印のサイズは、自治体ごとに決まっています。自治体によって異なりますが、8mmの正方形よりも小さく、25mmの正方形よりも大きいものは登録できないのが一般的です。 印鑑登録の際は、自治体が指定するサイズから外れない印鑑を用意しなければなりません。まずは自分が登録したい自治体で登録できる印鑑のサイズを調べてから、実印を作成しましょう。 印面はフルネームでの作成が多い 認印や銀行印は苗字で作成する方が圧倒的に多いのですが、実印の場合はフルネームで作成する方が多くなっています。苗字だけでは、同じ苗字の方と似たような印影になってしまう恐れがありますが、フルネームになると文字数や画数が増え、より複雑な印影になるのです。 実印は、大切な取引に使用する印鑑であるため、セキュリティ面を気にする必要があります。印鑑の偽造や複製を防ぐためには、フルネームの印鑑の方が、安全性が高いのです。 また、苗字のみの実印を作成すると、家族と似た印面になってしまう場合もあります。印材も同じであれば、どちらが自分の実印か分からなくなってしまうかもしれません。自分だけの唯一無二の印鑑になるので、フルネームでの作成がおすすめです。 下の名前のみでも問題ない 日本では、結婚の際に夫婦の苗字を統一する必要があり、苗字を相手に合わせて変えることが多いのは女性側です。そのため、女性の場合は、フルネームや苗字ではなく、下の名前のみで実印を作るのも良いでしょう。 下の名前で作ると、一生使い続けられることが大きなメリットです。引越しによって、再度印鑑登録の申請をする必要はあっても、実印自体を作り直す必要はないので、一生大切に使うことができます。 ただし、他人と被りやすい苗字や名前の方は、偽造や複製を防ぐためにもフルネームでの作成がおすすめです。フルネームは名前のみの印影よりも複雑になり、複製されにくくなります。 また、印鑑登録の際、既に似た印影が登録されていると、登録できません。完全機械彫りなら、作り直しになってしまう可能性もあるため、よく検討しましょう。 合わせて読みたい あなただけの印鑑を!印鑑の製造方法 縦書き・横書きはどちらでも良い 実印は、縦書きでも横書きでも良く、基本的に決まりはありません。女性の実印の一般的な作成方法は、縦書きが多くなっています。銀行印は上からのお金を受け止めるといった縁起担ぎで横書きが多いため、区別をつけるために実印は縦書きという方も多いのです。 実印でも験を担ぎたい方は、横書きにすると良いでしょう。名前のみで印鑑を作る場合は、横書きのほうが、バランスがとりやすいのでおすすめです。 印鑑の文字の方向については、決まりやマナーは特にないので、自分の好みで選んでも問題ありません。一生に何度も作る印鑑ではありませんので、じっくり考えて後悔のないような印鑑を作りましょう。 女性向けの実印を作成するならサンビーをご利用ください 実印や印鑑を購入するなら、印鑑専門店に相談するのがおすすめです。サンビー株式会社は、印鑑に関する知識や豊富な経験を持っています。手彫り仕上げをメインに作成することが可能です。 女性におすすめのサイズで印鑑を作ることもできるので、女性の方も安心して当社にご相談ください。 また、印鑑だけでなく、印鑑マットや印鑑ケースなど、印鑑関連アイテムも充実しています。実印をはじめとした印鑑に関連した相談なら、ぜひサンビー株式会社にお尋ねください。 まとめ 女性が実印を作るときは、サイズや書体など気をつけるべきことがいくつかあります。実印はフルネームで作るのが一般的ですが、結婚や離婚で苗字が変わる可能性がある女性は、名前だけで作っておくのもおすすめです。

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実印の料金相場はどれくらい?比較ポイントや費用を抑える方法を紹介

実印の料金相場はどれくらい?比較ポイントや費用を抑える方法を紹介

公開日:2024.1.4 最終更新日:2024.10.3 実印は、重要な契約や高額な取引の際に使用される大切な印鑑です。印鑑証明書と合わせて本人であることを証明するものなので、大量生産されている印鑑の使用は避けるのがベストです。 では、実印はどの程度の料金で作れるのでしょうか。今回は、実印の料金の相場や比較するポイント、費用を抑える方法について解説します。 実印の料金相場・価格が決まるポイント 実印を作成するときは、さまざまな価格帯のものの中から選ぶことになりますが、実印の料金はどのように決められているのでしょうか。ここでは、実印の料金相場と価格が決まるポイントについて解説します。 作り方 実印は、印面が「手彫り手仕上げ」か、「機械彫りのみ」か によって値段が変わります。手彫りの方が、手間がかかっている分、金額が高くなります。 実印を作るなら、手彫り手仕上げのものがおすすめです。機械彫りは、同じ苗字の人と同じ陰影になるため実印にはおすすめできません。偽造防止という意味でも、同じものはふたつとない手彫り仕上げの印鑑を使用するのが良いでしょう。 合わせて読みたい あなただけの印鑑を!印鑑の製造方法 サイズ サイズは、印鑑登録の規定に当てはまるものであればどんなサイズでも構いません。実印の大きさは自治体によって微妙に異なりますが、8mmの正方形よりも大きく、25mmの正方形よりも小さいものと規定しているところが大半です。 その決められた大きさの中であればどんなサイズでも問題はありませんが、一般的には男性用と女性用でサイズを分けることを勧められます。男性用の実印は16.5mm、女性用の実印13.5mmや15.0mmなどで作ることが多いため、男性用のほうが、金額が高くなることが多いです。 彫る文字数に関しても、苗字が2文字、名前が3文字だとすると、文字数が多くなるほど金額も高くなるのが相場です。 また、女性は結婚や離婚などで苗字が変わることを想定して名前のみで実印を作る人もいます。 購入場所 実印を店舗で購入するかネット通販で購入するかによっても相場は変わります。一般的にネット通販のほうが安いイメージがあるかもしれませんが傾向にありますが、材質やサイズなどを実際に手に取って確認したい場合は店舗で購入するのがおすすめです。 納期や配送日 納期や配送日は、即日作成や短納期での納品が必要な場合は追加料金が発生することもあります。 納期や配送日を早めるために追加料金が発生する場合は1,000~3,000円程度かかります。余裕を持って注文することで、追加料金の発生を防げるので印鑑を作成する際は早めに納期などを確認しましょう。 【素材別】実印の料金相場・平均価格 実印は、作り方やサイズ、購入場所によっても金額が変わりますが、素材によっても大きく異なります。印鑑を作るときは、さまざまな素材の中から好きなものを選ぶことが可能です。ここでは、素材別の実印の料金相場を解説します。 合わせて読みたい 印材の種類 チタン チタンは耐久性・耐熱性に優れており、お手入れもしやすいことで人気があります。水洗いしても大丈夫なので、いつでも綺麗な状態の印鑑を使用することが可能です。 また、重量感があるので法人の実印として使われることも多くなっています。最近では、デザインのバリエーションも多い上に個性が出しやすいと個人印としても人気です。価格の相場は15,000円前後となっています。 合わせて読みたい チタンの印鑑はなぜおすすめ?デメリットについても解説! 彩樺 彩樺は、木材を高圧加熱処理している耐久性の高い素材です。硬度が高いのでひび割れしにくいという特徴もあります。木目が美しい見た目なので、女性にも人気の素材です。 地球の環境問題を発端として開発された素材なので、環境に配慮したアイテムが欲しい人にもおすすめします。値段相場は15,000円前後~20,000円とやや高めが相場です。 柘(つげ) 柘は木材でできており、コスパが良い素材です。朱肉が印面にしっかりとつくので、押印がしやすくなっています。値段の相場も5,000円前後と非常にリーズナブルなので、木材の質感が好きな人にはおすすめです。 ただし、木材である性質上、朱肉の水分を吸いやすく、もろくなってしまうというデメリットもあります。 黒水牛 黒水牛は、実印に使う素材の中で最もポピュラーな素材となっています。耐久性にも優れており、漆黒の色味が秘密を守るイメージがあるので験を担ぎたい人にもおすすめです。値段は5,000円前後が相場となっています。 黒水牛の中には「純天然黒水牛」といって、通常のものよりも透明度が高く、縞模様が美しく出ている素材もあるので、より高級感が欲しい人は純天然黒水牛を選ぶのも良いかもしれません。 牛角 牛角は牛の角を加工した素材で、角のランクによって相場が変わります。角の芯の部分になるほど色が薄く、希少価値が上がり、値段も高くなっていくのです。数が少ない上に透明度が高く美しい素材は「純白」と呼ばれ、高級品となっています。 芯の部分になればなるほど耐久性にも優れており、男女問わず人気です。 琥珀 琥珀は太陽の石とも呼ばれる高級素材で、素材自体の耐久性は高くないものの、加工によって耐久力は問題ないレベルに上がっています。しかし、取り扱いには注意しなければなりません。 その見た目の美しさから、女性人気が高い素材です。高級素材のため値段相場はやや高めで10,000円前後となっています。女性へのプレゼントとしても人気が高いです。 象牙 象牙は、実印に使われる素材の中でも最高級と言われている素材です。値段相場は3~5万円前後とほかの素材よりも群を抜いて高額となっています。 象牙の中でも、「芯持ち」「横目芯持ち」といわれているものは、象牙の中心部を使ったものを指し、他の部分の素材よりも高級品です。硬度が高く、きめも細かいので美しさも併せ持っています。 象牙は、朱肉がつきやすいので捺印性も高く、大切な実印だからこそ象牙を使いたいというニーズも多いのです。 実印の値段相場を比較する前に知っておくこと 実印は、使用頻度は高くないものの、非常に大切な場面で使用することが多い印鑑です。実印を契約や公的な場面で使用するためには、役所での印鑑登録が必要であり、これとあわせて公的に身分を保証する役割を果たしています。 個人の実印の使用シーンは、車や家の購入、ローンの契約、保険金の受取など、多額の取引をする際の契約が大半です。法律上の手続きにも使用しますので、銀行印や認印と比べると絶大な効力を持っています。 押印する機会は少ないものの、大切な場面で使用するものなので、単に安いものを選ばず納得できるものを作成して購入することが大切です。 実印は大切なものだから、と高級かつ丈夫な素材を使って納得のいくクオリティの実印を求める人もたくさんいます。 作った印鑑をより大切にするためにも、気に入った素材や字体で世界にひとつしかない自分だけの実印を作ってみてはいかがでしょうか。 実印を購入するならサンビーがおすすめ 実印以外にも、銀行印や認印と合わせて必要な印鑑を一式作るなら、印鑑専門店がおすすめです。中でも、サンビー株式会社なら、印鑑に関する知識や作成の知識が豊富なので、唯一無二の印鑑を作ることもできます。 サンビー株式会社では、機械で荒削りしたあとに1本1本手仕事で仕上げています。手彫り手仕上げをご希望の方は、ご希望に沿うことも可能ですので、一度当社までご相談ください。 まとめ 実印は、購入場所や印鑑の文字数、素材によっても金額が変わります。素材によって大きく異なるため、今回紹介した相場の金額を確認しながら、好きな素材を選んで、世界にひとつしかない自分だけの実印を作りましょう。 また、実印は大切な場面で使用する大切な印鑑となります。耐久性の高い素材を使って、長く使える印鑑を作るのがおすすめです。

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実印はいつ使う?銀行印などの違いや作成時の注意点を解説

実印はいつ使う?銀行印などの違いや作成時の注意点を解説

公開日:2023.12.25 最終更新日:2024.10.3 実印は、契約のときに使用する大切な印鑑であることを知っている人は多いと思います。とはいえ、実際にはどのようなときに契約に実印を使うのでしょうか。 今回は、実印を使うタイミングや銀行印のようなほかの印鑑との違い、作るときの注意点などを解説します。 実印はいつ使うもの? そもそも実印とは、市区町村の役所にて「印鑑登録」をした印鑑のことです。実印には、個人が使う実印と法人(会社)が使うふたつの実印の種類があります。 ここでは、個人用の実印と会社用の実印をいつ使うのか、使用するタイミングについてそれぞれ解説します。 個人用の実印を使うタイミング 個人の実印は、公的な書類や高額取引をするときの契約書に用いるのが大半です。具体的な使用シーンは以下のとおりです。 年金等の受け取り時の本人確認 不動産の購入・売却 ローン契約 自動車購入 保険加入 遺産相続 公正証書の作成時 個人の実印は、財産やお金、権利などを扱う際に押すものであり、非常に重要な印鑑となります。 会社用の実印を使うタイミング 会社用の実印は「代表者印」「法人実印」「丸印」などとも呼ばれ、法人として重要な書類に押印する際に用いるのが一般的です。会社用の実印が必要となる代表的なシーンは以下のとおりです。 会社設立時の申請書類 役所や公的機関へ提出する書類 契約関係書類 銀行融資等の借用関係書類 法人の実印は登記やお金、契約など会社にとって重要度の高い書類に使用されます。むやみに会社から持ち出さないようにしている企業もあるほど重要な印鑑です。 実印・認印・銀行印の違い 印鑑には、実印のほかに、認印、銀行印の2種類があります。 認印は、印鑑登録の必要はなく、広く日常的に使用される印鑑を指します。宅配便の受け取りから仕事で使う個人印まで広く使用できるのが特徴です。 銀行印は、金融機関に届け出る必要のある、財産に関する印鑑を指します。窓口でお金を通帳から引き出す際に使用し、銀行側で届出印を照合されるものです。 それぞれの印鑑は役割が大きく異なるので、セキュリティ上の理由から、分けて作ることが推奨されています。 2020年11月以降の実印の位置付け 行政関連の書類など重要な書類には印鑑がつきものでしたが、2020年11月に一部の行政手続きにおいて原則押印廃止(省略)が決定されました。婚姻届や離婚届、住民票の写しの請求などは印鑑が必要ありません。 ただし「実印」が必要な83の手続きに関しては、引き続き押印が必須となります。実印は、印鑑証明をセットで提出を求められることが多いので、実印を押す場面では印鑑証明を用意しておくのがおすすめです。 例えば、法人登記や不動産登記の申請、自動車の登録などの手続きなどは実印が求められるので、印鑑証明とセットで用意しましょう。 実印はいつ作るのがベスト? 実印は、使用頻度は少ないものの、実印でなければならないシーンが誰しも訪れる可能性があるため、あらかじめ作っておくのがおすすめです。それでは、いつ実印を作れば良いのでしょうか。ここでは、実印を作るおすすめのタイミングについて解説します。 【個人用の実印】何かの節目 個人の実印は、社会人になるときに作るのがひとつの目安です。公的書類や高額取引をするときの契約書などでの実印の使用機会が増えるため、このタイミングで作っておくと良いでしょう。卒業や就職するときに子どもや孫にプレゼントする人も多いので、最も適したタイミングといえます。 また、女性の場合は結婚や離婚などで戸籍上の苗字が変わるときに実印を作るケースもあります。結婚や離婚に伴う引越しで住む自治体が変わると、印鑑証明を取り直す必要があるので、このタイミングで実印を作るのもおすすめです。 【会社用の実印】登記申請時 会社の実印は、法務局で登記をする際に必要になるため、登記申請をする前に作るのが一般的です。 登記をする際は、設立予定の会社名が他社と類似していないかを確認する「類似商号調査」が行われます。これは、同住所かつ類似商号でなければ当てはまらないため、ほぼ確実に希望の社名で登記可能です。 印鑑を作成するのは、「類似商号調査」が終わって、正式に希望の社名を使用できると確定してからが良いです。先に実印を作ってしまうと、万が一社名を検討し直すことになった場合、印鑑も作り直さなければなりません。 また、会社用の実印は、発注から納品までに1週間~10日くらいの時間がかかる点にも注意が必要です。 実印の作り方 実印を作るときは、どのような手順で注文すれば良いのでしょうか。ここでは、実印を作るときの基本的な流れを解説します。 1. 実印登録に使う印鑑を作成する 実印を作るときに大切なことは、ほかの誰も真似できないオリジナリティを出すことです。実印は、権利や財産などの証明に使える重要な印鑑なので、自分だけのものである必要があります。 そのため、まずは印鑑専門店で、オリジナルの印影を作成してもらいましょう。実印には、大量生産の印鑑を使うのは避けるのが鉄則です。なるべく複雑な字体で作ってもらうことで、真似しにくい印影となります。 また、実印の素材も何でも良いというわけではありません。欠けやすいプラスチック製やゴム製の印鑑は実印として認めないとしている自治体がほとんどです。丈夫な素材で作ってもらうようにしましょう。 さらに、印面の大きさにも注意が必要です。8mmよりも小さく、25㎜よりも大きいものは実印として登録できません。適したサイズのものを作成しましょう。 2. 印鑑登録をする 実印に使う印鑑ができたら、住民登録をしている市区町村の窓口で印鑑登録をしましょう。印鑑登録は、15歳以上の人が1人1本まで登録可能です。本人確認のための印鑑という性質上、ほかの人が登録している印鑑は登録できません。 印鑑登録の際に必要となるものは、印鑑登録する印鑑と本人確認書類、登録費用の3点です。登録費用は自治体によって異なりますが、100~300円程度となります。 それらとともに、窓口に備え付けられている申請用紙に必要事項を記入して提出し、受理されれば印鑑登録は完了です。本人が役所に足を運べない場合は代理の申請も可能ですが、その際は委任状が必要になるので注意しましょう。 実印作成時の注意点 実印を作るときは、気を付けなければならない点がいくつかあります。実印を作る際、以下の特徴に当てはまる印鑑は、印鑑登録ができない可能性があるので注意しましょう。 大量生産された印鑑 住民票に記載された氏名と印鑑の氏名が異なるもの 氏名以外の刻印が入っているもの 印影が不鮮明になっているもの 印影が変形・、摩耗しやすい素材(ゴム印、プラスチックなど) 朱肉不要の印鑑 印影の直径が8mm〜25mm以内に収まっていないもの 実印は大切な印鑑なので、より一層注意して作成しなければなりません。上記の特徴に気を付けながら規定に合った実印を作成するなら、印鑑専門店の利用が安心です。 印鑑専門店なら実印や印鑑登録について熟知しているので、上記の注意点をすべてクリアできる実印を作成してもらえます。困ったら印鑑専門店にお任せしましょう。 合わせて読みたい 実印って何?印鑑登録する方法と印鑑証明書を取る方法 まとめ 実印は、個人印でも法人印でも、財産に関する重要な契約や高額な取引などで使用される大切な印鑑です。自分の財産や権利を守るためのものでもあるので、作成する際は、実印に適した素材、字体、大きさなどを熟知した印鑑専門店に依頼することをおすすめします。

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実印や銀行印をゴミ箱に捨てても良い?印鑑の正しい処分方法をご紹介

実印や銀行印をゴミ箱に捨てても良い?印鑑の正しい処分方法をご紹介

公開日:2023.12.8 最終更新日:2024.10.31 持っている印鑑が破損したり、新しい印鑑に作り替えたりする際に、印鑑をどのように捨てれば良いのかわからず困った経験はないでしょうか。 不要になった印鑑を、そのままゴミ箱に捨てるのは危険です。 今回は、印鑑を処分するときの手続き方法や注意点、捨て方についてご紹介します。 実印や銀行印を処分する前に必要な手続き 重要な契約を行う際に使用する実印や、銀行に登録する銀行印は、そのままゴミ箱に捨てると大きなトラブルに発展する恐れがあります。まずは、印鑑をそのまま捨ててはいけない理由と、処分する前に行う手続きについてみていきましょう。 印鑑をゴミ箱に捨ててはいけない理由 不要になった印鑑を、そのままゴミとして捨てると、悪用されるリスクがあります。とくに実印や銀行印は、悪用されると大きな被害に発展する場合があるため注意しましょう。 最も懸念されるケースとして、借金の連帯保証人にされてしまうという事例があります。実印と印鑑証明が揃えば、連帯保証人として立てられるので、知らない間に借金を肩代わりさせられるという恐ろしい被害を受けることもあります。 ほかの悪用事例では、勝手に自分の名義でローンを組まれたり、高額な商品を購入されたりといったケースもあります。こちらの悪用事例は、印鑑だけでなく身分証明書が必要になるため頻度としては珍しいものの、何らかの形で身分証明書が第三者の手に渡れば、被害を受ける確立は格段に上がります。 実印の捨て方と注意点 実印は、個人の場合は役所での印鑑登録、法人の場合は法務局に登録している印鑑です。公的に認められている重要な印鑑なので、処分前には手続きが必要です。 ● 個人の場合 役所に印鑑登録されている実印を捨てる際には、先に役所へ出向き印鑑登録の廃止申請手続きを行います。 印鑑登録の廃止手続きでは、印鑑登録廃止申請書と印鑑登録をした印鑑、運転免許証などの身分証明書、印鑑登録証が必要です。 申請書は、役所の窓口でも入手できますが、役所のサイトからもダウンロードできるので、先に記入してから持ち込んでも良いでしょう。 自分で役所に行けない人は、代理人を立てての手続きも可能です。代理人に手続きしてもらう際には、代理人の認印と代理人選任届が別途必要となります。 ● 法人の場合 法人の実印を捨てる際には、法務局に印鑑と印鑑カード廃止届書を提出し、印鑑の効力をなくす手続きが必要です。 法人の実印は、株券の発行や代表の変更、企業買収などにも利用する重要な印鑑であるため、過不足なく慎重に効力をなくす手続きをしましょう。 買い替えで古い印鑑を捨てる場合には、必ず新しい印鑑を準備してから廃止手続きを行います。古い印鑑の廃止手続きが完了したら、新しい印鑑を再登録する仕組みです。 印鑑の買い替えが生じた場合は、前述の手順で手続きすれば、古い実印で締結している契約も引き続き有効となります。 銀行印の捨て方と注意点 銀行印を捨てる際には、銀行で印鑑の変更手続きが必要です。古い印鑑と新しい印鑑、銀行口座の通帳を持参して、銀行の窓口に出向いて手続きを行います。 万が一、古い印鑑を先に処分してしまった場合には、手続きが複雑になり、2週間ほど口座が使えなくなることもあるため注意しましょう。 法人の銀行印を捨てる際には、未交換の手形や小切手がないかを確認します。未交換の手形や小切手があった場合、先に銀行印を処分してしまうと、交換できなくなり支払い義務だけが残ってしまうため注意してください。 印鑑を処分する方法 必要な手続きが終了したら、いよいよ印鑑の処分です。印鑑の処分の仕方は大きく分けて4つあり、それぞれ特徴が異なります。自分にあった方法で、古い印鑑を安全に処分しましょう。 自分で印面を削る カッターで印面を削って、悪用されないようにしてから捨てる方法です。印面が残っていると悪用される恐れがあるため、複数ヶ所を削って捨てましょう。 ただし、印鑑に使用されている印材によっては、固すぎてカッターで削れない印鑑も存在します。例えば、チタン製の印鑑は、自分で印面を削るのが難しいため不向きです。 また、削る際は、刃物を使うことや力を入れないと削れないことから、慎重に作業しないとケガをする恐れもあります。 印面を削ったあとは、自治体のルールに従った区分でゴミとして捨てられますが、心配な方は、紙に包んで外から印鑑だとわからないようにしてから捨てましょう。 はんこ屋さんに処分を依頼する 自分で印鑑を処分するのが不安な方は、はんこ屋さんに処分を依頼するのもおすすめです。多くのはんこ屋さんでは、無料で印鑑の処分を行ってくれます。 実店舗があるはんこ屋さんであれば、まとめて神社での供養に出してくれる店舗もあり安心です。最近では、実店舗を持たないはんこ屋さんも存在しますが、送料さえ負担すれば処分してくれることもあるため、確認してみましょう。 神社で供養してもらう 長年大切に使用してきた印鑑や亡くなった人の印鑑を、そのまま捨てるのは心苦しいという方は、神社で供養してもらう方法がおすすめです。 印鑑供養に馴染みのない方もいますが、江戸時代から行われている歴史ある儀式で、感謝の気持ちを込めて処分する意味があります。 毎年10月1日は「印章の日」に定められており、この日に合わせて神社で「はんこ供養祭」が行われます。無料で供養してくれる神社も多いので、近くの神社に問い合わせてみてください。 印鑑はんこ屋さんで彫り直してもらう 高価な印鑑や家族の形見など、捨ててしまうのがもったいないと感じる場合は、彫り直しがおすすめです。 印鑑本体にヒビが入っていないことが条件になりますが、はんこ屋さんに依頼すれば彫り直して新たな印鑑にしてくれます。 牛角系の丈夫な素材であれば、おおむね彫り直しができるでしょう。木系の拓植材は、長年使用していたのであれば脆くなっている恐れもあります。 彫り直しを希望する場合は、素材のコンディションによって左右されるので、一度印鑑はんこ屋さんに相談してみてください。 三文判やネーム印の処分方法 実印や銀行印として登録していない三文判やネーム印の場合は、大きなトラブルに発展する心配がないため、そのままゴミとして捨てても問題ありません。 「もしかして過去に銀行印で使用していたかも…」と心配がある場合は、印面をカッターで削ったり、接着剤で塞いだりして捨てると良いでしょう。 捨てる際には、紙や布に巻いて外から印鑑と確認できないようにすると、より安心です。 材質によって、可燃ごみや不燃ごみなど分別が異なるため、自治体のルールと照らし合わせながら適切に処分してください。 使用しない印鑑を処分せずに保存する方法 不要になった印鑑でも、捨てたくないと考える方もいるでしょう。使わない印鑑をあえて処分せず、保管しておく選択肢もあります。 ただし、実印や銀行印として使用していた印鑑は、保管する場合も処分する前と同じ手続きを行ってください。廃止手続きを行わずに保管していると、万が一盗難された場合に、悪用される危険性が高まります。 廃止手続き後は、認印として再度使用することもできますが、印鑑ケースに入れ、人目につかない場所を選んで保管するのが安心です。 まとめ 三文判やネーム印であれば、そのままゴミ箱に捨てることもできますが、実印や銀行印は、悪用の危険性もあるため、正しい処分の仕方をしなければなりません。廃止手続きが完了したあと、自分で処分するのが不安な方は、はんこ屋さんや神社に依頼することもできるので、自分に合う処分方法を選択しましょう。

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欠けてしまった印鑑をそのまま使える?対処法を紹介

欠けてしまった印鑑をそのまま使える?対処法を紹介

公開日:2023.12.4 最終更新日:2024.10.31 丈夫な印鑑でも長年使っていたり、落としたり、保存状態が悪かったりすると、欠けてしまうことがあります。 欠けた印鑑は、そのまま使い続けられるのか疑問に思う方もいるでしょう。 今回は、使用用途別に欠けた印鑑が使えるのかをはじめ、新しく買い替えた場合の手続き方法や、欠けにくい印鑑の素材について解説します。 【使用用途別】欠けた印鑑は使い続けられる? 愛用している印鑑が欠けると、そのまま使い続けたい気持ちが勝ってしまうかもしれません。しかし、欠けた印鑑は、場合によっては効力を失ってしまい、意味のないものとなってしまうので注意が必要です。まずは、印鑑の使用用途別に、欠けた印鑑のまま使い続けられるのかをみていきましょう。 認印の場合 認印は、手続きや届け出が必要なく、誰でも購入した日から使用できる印鑑です。公的に登録されている印鑑ではないため、欠けたまま使用しても用途として支障をきたすことはありません。 ただし、使用するのがビジネスシーンである場合は注意が必要です。認印の目的は、使用者本人が確認の意志を他人へ証明するために使用するものなので、欠けていると相手にあまり良いイメージを持たれません。社会的信用という点では、欠けた認印を使用するのは推奨しにくいです。 また、欠けた印鑑は縁起が悪いともいわれています。運気が下がるとの見方もあるので、気になる人は、買い替えを検討しましょう。 銀行印の場合 銀行に届け出を出している銀行印は、縁の部分のみの欠けであれば、引き続き使用しても問題ないケースもあります。ただし、文字部分が欠けるとどこの金融機関であっても完全に使用できません。 縁の部分のわずかな欠けであっても、欠けが原因で均等に力が加わらず、文字部分まで徐々に欠けてくるので、早めの買い替えがおすすめです。 また、銀行印は、お金に関わるものなので、欠けた印鑑を使い続けるのは縁起が悪いという見方もあります。大切なお金を管理する意味がある印鑑なので、気持ち良く使用するために新しい印鑑を作り直す人も多いです。 実印の場合 印鑑登録をしている印鑑が少しでも欠けると、実印としての効力を失います。これは、印鑑証明の印影と現物が、欠けによって異なってしまうのが理由です。 実印として登録できる印鑑の規定は、各自治体によって決められており、印鑑の外枠が全体の20%以下の欠損であれば登録できるとしている自治体もあります。ただし、これは登録の際の条件であり、元々登録している印鑑が欠けても使えるという意味ではありません。 実印が欠けてしまったら、必ず新しい印鑑を準備し、再度登録し直す必要があるでしょう。 印鑑を新しくした場合は速やかに届け出る 実印や銀行印のように、届け出している印鑑を新しく作り直した場合は、速やかに手続きを行いましょう。手続き自体は、難しいものではありません。 銀行印の改印は簡単にできる 銀行印を新しくする場合は、自身が取引している金融機関へ出向き「改印手続き」を行います。銀行通帳と欠けた印鑑、新しく作り直した印鑑、運転免許証などの身分証明書を持参すれば、スムーズに手続き可能です。 欠けた印鑑は、手続きが終了するまで、処分しないように注意しましょう。万が一、欠けた印鑑を処分したり、紛失してしまったりした場合は、その旨を金融機関に申し出ることで手続きできます。手続きに、少し時間がかかってしまう可能性があることを覚えておきましょう。 実印の変更は居住している自治体で行う 実印を新しくする場合は、市区町村の自治体の窓口で「印鑑登録の変更」を行います。一般的には、印鑑登録廃止手続きを行ったあと、新しい印鑑を印鑑登録申請する手順です。 印鑑登録廃止手続きでは、元々登録していた印鑑登録を抹消します。運転免許証などの身分証明書と登録済みの実印、印鑑証明証カードを持参して手続きしてください。 新しい印鑑を実印として登録する際には、新たに登録する印鑑と顔写真付きの身分証明書があれば手続き可能です。登録費用として、100円~300円程度の手数料が発生します。 各自治体によって印鑑登録の規定は異なり、変更手続きにも違いがあるので、まずは管轄の窓口に問い合わせてみましょう。 また、これらの手続きは、代理人選任届があれば代理人が届け出ることも可能です。ただし、代理人を通して手続きした場合は、即日登録はできないので注意してください。 印鑑登録の変更手続きで気になるのが、印鑑登録されていた元の印鑑の効力です。欠けた実印の印鑑登録を抹消すると、過去の契約の効力も無効化されてしまうのではないかと心配になる人もいるでしょう。 実印を変更しても、過去の契約そのものに影響はありません。過去の契約時には、印鑑登録されていた実印で正式な契約が取り交わされているため、抹消しても効力は持続するのです。 しかし、一部のローン会社では、実印の変更があった場合は、ローン会社にも変更を申請する規定を設けているところもあります。万が一のトラブルを避けるためにも、過去に実印を使った契約をした際には、確認しておくと安心です。 欠けにくい印鑑の素材とは 印鑑が欠けた経験があれば、また面倒な手続きをしたくないと思う人も多いのではないでしょうか。再手続きは意外と簡単にできるものの、時間を確保して出向く必要があり、できれば同じ経験をしたくないと思う人が大半です。 木製や石製の印鑑には、さまざまな色や質感があるため、好みの印鑑を探しやすいですが、欠けやすい特性を持っています。 ここからは、欠けにくい素材の印鑑をご紹介します。 最も欠けにくいのはチタン素材   従来では、比較的欠けにくい印材として、象牙や水牛の角のような動物系の印材が主流でした。近年では、動物系の印材よりもさらに欠けにくく丈夫な印材として、チタン素材の印鑑が注目されています。 チタン素材といっても、国産チタンをはじめ、ブラックチタンやゴールドチタンなど、さまざまな種類があり、見た目や質感、耐久性が異なるのです。 人と違った個性を出したいという場合は、特殊技術で色を出したカラーチタンや、カーボンを巻いたカーボンチタン、宝石を埋め込んだチタンなどを選ぶと良いでしょう。 チタン素材の印鑑のメリットは、なんといっても耐久性が高いことです。欠けにくいのはもちろん、印面の擦り減りもほぼ見られません。また、朱肉の乗りが良く均一に付着するため、美しい印影を残すことにも優れています。 さらに、細かな手入れが不要な点も大きなメリットといえるでしょう。木製や動物系の印材は、湿気や乾燥に弱く、保存や使用後の手入れに気を使う必要があります。 チタン素材の印鑑は、湿気や乾燥の影響をほぼ受けないため、使用後に印面を優しく拭き取るだけで長く使用できます。汚れの付着が激しい場合は、歯ブラシで擦りながらの水洗いも可能です。高温にも強く、万が一、火事が起きた際にも焼失しにくいでしょう。 デメリットは、一般的な印材と比較して重いことです。チタンは金属なので、鉄ほど重くはないものの、ずっしりとした重量感があります。ただ、この重量感があるからこそ、軽く押すだけできれいな印影が出せるという見方もあります。 もうひとつのデメリットは、値段が少し高いことです。チタンの種類やサイズ、使用用途によって値段は変動しますが、安いものでも16,500円以上の価格帯です。 とはいえ、耐久性が高く、ほぼ買い替えの必要がないことを踏まえ、長期的に考えれば、価格に見合う価値があります。 合わせて読みたい チタンの印鑑はなぜおすすめ?デメリットについても解説! 朱肉(油分)の影響を受けにくいのは象牙や黒水牛   チタン素材以外に、欠けにくいのは、象牙や黒水牛など動物系の印材です。朱肉に含まれる油分の影響を受けにくく、適切な保存とメンテナンスを行えば、長期間使用できます。 黒水牛の場合は、乾燥しやすく虫食いも起きるため、とくに定期的なメンテナンスは必須です。頻繁にメンテナンスできる自信がない場合は、黒水牛よりも耐久性に優れた象牙をおすすめします。 逆に、油分の影響を受けやすいのは木製の印材です。価格が比較的安いものが多く、購入しやすいのが特徴です。しかし、使用後丁寧に印面を拭いていても、何度も使用すると欠けやすくなってしまうのです。 合わせて読みたい 印材の種類 まとめ 認印であれば、欠けたまま使用しても問題ないとされていますが、登録されている実印や銀行印は、再度手続きが必要です。 手続きは、窓口まで出向いて行う必要があるため、面倒と感じる人も多いでしょう。印鑑を購入する際には、デザインや見た目の好みだけでなく、耐久性が高く欠けにくい印鑑を選んでみるのもおすすめです。

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印鑑の書体はどれがおすすめ?選ぶ際のポイントを紹介

印鑑の書体はどれがおすすめ?選ぶ際のポイントを紹介

公開日:2023.11.24 最終更新日:2024.10.31 印鑑を作るうえで重要になるポイントのひとつが、どのような書体を選ぶかです。書体は好みで選べば良いと考えている方もいるかもしれません。もちろん、個人の好みも重要にはなりますが、実印や銀行印、認印ではそれぞれ適している書体が異なるため、それらを意識することも大切です。 今回は、印鑑で使用されることの多い書体について解説します。それぞれの書体の特徴と、どのような用途で使われることが多いかについても紹介するので、ぜひ印鑑を作る際の参考にしてみてください。 印鑑におすすめの書体5選 印鑑におすすめの書体は主に5つあります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。 篆書体 篆書体とは日本銀行のお札に使用されている印鑑の書体です。日本最古の印鑑と呼ばれている国宝の「感委奴国王の金印」も篆書体で作られています。 印鑑で用いられる書体の中では、最も歴史が古く、現代文字とは形状が異なる場合も多く、視認性が非常に低いです。そのため偽造しづらく、複製されるリスクを抑えられるのです。実印や銀行印におすすめの書体といえるでしょう。 一方で、認印として使用すると、誰の印鑑かわからないというトラブルが起こる可能性があります。会社における書類の確認は「誰が承認したか」がはっきりとわかることが重要です。会社によっては篆書体の印鑑を使うと、視認性が低いため誰の印鑑か判別できず、仕事を進めるうえで手間がかかってしまうかもしれません。 認印は業務をスムーズに進めるために必要な印鑑という側面があります。そのため、認印として篆書体を使うのは避けた方が無難でしょう。 吉相体 吉相体とは篆書体をベースにした中心から外に力強く流れている線が特徴的な書体です。易学や風水において、開運のために用いられることが多い書体です。 詳しくは後述しますが、篆書体は非常に視認性が低い書体であり、苗字を判別することが難しい場合もあります。そんな篆書体をベースにしている吉相体は、セキュリティ面での安全性が高く、実印や銀行印で使用する書体としておすすめといえるでしょう。 しかし、注意しなければいけない点もあります。吉相体は作り手の意匠が込められているため、稀に実印や銀行印として登録ができない場合があるのです。その場合は、印鑑店に問い合わせれば対応してくれることが多いので、連絡してみてください。 太枠篆書体 太枠篆書体とは印鑑の枠が太くなっているのが特徴の書体です。篆書体をベースにしているものの、印影自体は細いため、篆書体と比べると軽やかな印象を受ける書体です。比較的女性に好まれることが多く、女性の実印や銀行印で良く使われています。 印鑑の中では、女性らしさを表現できる数少ない書体です。もちろん、篆書体をベースにしているため、セキュリティ面でも非常に安全です。印影の印象を柔らかくしたいと考えている方にはおすすめといえるでしょう。 古印体 古印体は上記の書体と比べると、非常に視認性が高いのが特徴です。筆で書いたような印影になっており、比較的馴染み深い書体といえます。 視認性の高さを活かして、認印として使われることが多いです。一方で、上記の書体と比べると、複製がされやすく個人の特定も容易です。そのため、実印や銀行印で使われるケースは多くありません。 隷書体 隷書体はバランスの取れた印影が特徴的な書体です。比較的身近な書体であり、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 そんな隷書体ですが、現代文字を思わせるような印影である一方、歴史は非常に古いという特徴があります。そのため、漢字によっては現代と形状が異なる場合もあります。 しかし、可読性は非常に高いため、認印として使用されるケースが多いです。紹介した書体の中では、最もバランスが取れているといえるでしょう。 印鑑の書体を選ぶ際のポイント 印鑑の書体を選ぶ際には、必ずチェックしなければいけないポイントがあります。具体的な内容について解説します。 可読性の低さ まずは可読性についてです。陰影を見た際に、どのような苗字であるかを認識できれば可読性が高いということになります。一見すると、可読性が高い方が望ましいように思えますが、必ずしもそうではありません。 個人の実印や銀行印、法人の印鑑などは、万が一紛失した際に、誰のものか特定されてしまうと悪用される危険性があります。そのため、可読性については限りなく低くしなければいけません。 また、印影が残っている書類から、印鑑を複製して悪用するケースも考えられます。印影が単純だと複製されてしまうリスクが高まるため、トラブルに発展するかもしれません。 そのため、実印や銀行印として使用する場合は、可読性の低さが重要なポイントになるといえるでしょう。逆に認印として使用する場合は、可読性の高さが必要になります。用途によって求められる可読性は異なるため、使い方に合わせた書体を選ぶことが大切です。 縁起の良さ 印鑑の書体には縁起が良いとされているものがあります。吉相体は印影が全体に広がっているため、非常に縁起が良いとされており、銀行印として好まれる傾向にあります。 もちろん、縁起とは人の考え方によって重要度が異なるため、必ずしも銀行印に吉相体を使用するべきとはいえません。しかし、お金を取り扱う場所で使用する印鑑であるため、少しでも縁起が良いものにしておくのがおすすめです。 印鑑の書体は今回紹介したもの以外にもありますが、縁起が最も良いとされているのが吉相体です。縁起を重視して書体を選びたいと考えている方は、ぜひ吉相体の印鑑を作ってみてください。 印影の読みやすさ 最後に重要なのが印影の読みやすさです。可読性と同じように思えますが、実は内容が異なります。 書体によっては、非常に複雑で、凝った書体も存在するのですが、それらはあまりおすすめしません。 なぜなら、書体が複雑すぎると、実印や銀行印であっても誰の印鑑かを判別することが困難になります。当然ですが、印鑑は自分の苗字のものを使用しなければいけません。印影が複雑すぎて苗字を解読することができなければ、印鑑としての役割を果たしていないことになります。 そのため、印影は複製されるリスクを軽減するために複雑なことも重要ですが、ある程度の読みやすさも欠かせません。特に印鑑の作りが悪いと、はっきりとした印影がうつらない場合があります。 書体選びのほかにも、印鑑の作成を依頼する業者選びも重要です。業者のホームページでは、過去にどのような印影の印鑑を制作してきたのかを公開している場合があります。それらをチェックしつつ、どのような書体にするか考えるのがおすすめです。 業者に相談をすれば、どのような書体のものがおすすめか提案してくれるでしょう。業者ごとに得意としている書体が異なる場合もあるため、作りたい書体が決まっているのであれば、その書体の印鑑の制作実績を確認すると良いです。実績が豊富かどうかも業者に依頼する際のポイントのひとつになるためです。 印鑑は書体選びが重要! 印鑑はその役割によって、どのような書体を選ぶかが異なります。実印に適している書体もあれば、認印に適しているものもあります。様々な書体の中で、用途に合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。 印鑑を作成する際に書体を選ぶなら、今回紹介した各書体の特徴を参考にしてみてください。 合わせて読みたい 判子の字体(書体)は種類ごとに異なる!字体の特徴と選び方を紹介

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判子の字体(書体)は種類ごとに異なる!字体の特徴と選び方を紹介

判子の字体(書体)は種類ごとに異なる!字体の特徴と選び方を紹介

公開日:2023.10.27 最終更新日:2024.10.31 判子の印影に使われる字体にはさまざまなものがあります。判子の用途や種類によって適した字体が異なるため注意が必要です。どのような字体があり、どのように選べば良いか気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、字体の特徴と選び方について紹介します。 判子の字体(書体)の種類は主に6つ 判子の字体には大きく篆書体、古印体、印相体、隷書体、行書体、楷書体の6種類があります。ここでは、それぞれの字体の特徴や、よく使われている判子の種類などについても合わせて紹介します。 篆書体(てんしょたい) 篆書体は、縦長の字で文字の太さが一定の字体です。横字は水平で、縦字は垂直になることが特徴です。 パスポートの表紙部分に書いてある「日本国旅券」の文字や日本銀行発行のお札などにも使われています。また、日本最古の印鑑といわれている「漢委奴国王」も篆書体で彫られており、歴史と権威のある字体といっても過言ではありません。 印影として彫るときは、枠を細く、文字を太くすることが一般的ですが、文字を細く、枠を太く彫る印影も、古典的で斬新さが感じられます。印影に柔らかさが出ることから、人気を集めています。 古印体(こいんたい) 古印体は、鋳造した際の特有の欠けや途切れなどの風味をもとに作られた、線の強弱が特徴的な字体です。隷書体から派生して生まれた字体であり、可読性が非常に高い字体となっています。 文字の丸さも特徴的で、読みやすさの中にも趣を感じる字体です。 印相体(いんそうたい) 印相体は、判子の枠の部分に文字が接しており、欠けにくいことが特徴です。可読性が低いため、偽造や盗用防止にも効果が高いといわれています。また、吉相体(きっそうたい)とも呼ばれており、縁起が良いからと好まれる方も多い字体です。 篆書体をベースにした字体ですが、判子に使用されている字体としては新しい部類の字体となっています。 隷書体(れいしょたい) 篆書体に続く古い歴史を持った字体で、可読性が高く、横幅が広いので安定感もあります。 行書体(ぎょうしょたい) 行書体は、やわらかいイメージが特徴的な字体です。隷書体を速書きに適するよう簡略化した字体なので、線が連続したり省略されたりしています。流れるような字体であるため優美さを感じる分、可読性は隷書体よりも低いです。 楷書体(かいしょたい) 楷書体は、一点一画を離して書く字体です。教科書などに使われることが多いため、非常に読みやすいです。略したり線を繋げたりしない字体で、書道などでも使われます。 【個人用】判子の用途に合わせて字体(書体)を選ぶ方法 ここまで判子に使われる字体を紹介してきました。どの字体を使うか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。字体は、判子の用途に適しているものを選ぶことが鉄則です。ここでは、個人用の判子の用途に合わせた字体の選び方を紹介します。 実印には篆書体 実印は重要な契約や大切な書類に押印するものであるため、真似しにくい複雑な字体がおすすめです。篆書体なら、可読性が低く、偽造されにくい印影になるので、実印に適しています。 実印の作成には字体も大切ですが、それ以外にもサイズや印材(素材)の材質などのポイントを押さえることも大切です。例えば、実印のサイズは印面が8.0mm〜25mmまでと決まっているので、その範囲内で判子を作成する必要があります。 実印は、押す機会が少ないものの、重要な契約に使用するものです。字体のほかにも素材や耐久性に関する注意点を押さえながら作成しましょう。 合わせて読みたい 印鑑のサイズはどれを選んだら良い?選び方や用途別のサイズもご紹介 銀行印には印相体 銀行印は、お金を引き出すときに必要な判子なので、偽造されにくく、真似しにくい複雑な字体がおすすめです。印相体は、文字と枠がつながっていることで可読性が低く、文字が欠けにくいため適しています。 また、銀行印は横彫りで作成することが一般的です。縦彫りは、お金が上から下に落ちていくイメージなのであまり好まれません。一方で横彫りなら、お金が落ちずに溜まっていくイメージがあるので験を担ぐことができます。 さらに、印相体は吉相体とも呼ばれており、縁起の良い字体とされているため、お金に関わる銀行印におすすめなのです。 認印には隷書体・古印体・行書体 認印は、偽造防止を重視するよりも、読みやすく、一目見てわかりやすい字体が好まれます。押印した人の名前がすぐに判別できる方が良いので、古印体や隷書体、行書体などわかりやすいものを選ぶことがベストです。 同じ認印でも、どのような内容の判子にするのかによって字体を選ぶと良いでしょう。 【法人用】判子の用途に合わせて字体(書体)を選ぶ方法 法人用の判子は、請求書をはじめ、個人で使用するときと比べてより重要な契約などに使用することが多いため、適した字体の判子をしっかり選ばなければなりません。ここでは、法人用の判子の用途に合わせた字体の選び方を紹介します。 代表者印・法人銀行印・角印には篆書体 法人が使用する判子は、代表者印や銀行印、角印が主なものですが、どれも大切なものなのでセキュリティ面を保障する字体でなければなりません。紛失した場合に備えて簡単に偽造できない字体にすることが大切です。 法人の判子を作成する際に、セキュリティ面を考慮したいなら篆書体が適しています。複雑な字体なので一目見ただけでは内容を判別できません。文字と枠がつながっていることで文字の割れや欠けも起きにくいことがメリットです。 また、可読性の低い印相体とも相性が良く、吉相体を呼ばれていることもあって縁起が良いので法人印として好まれます。 法人の判子には、それぞれの内容に応じて適したサイズや素材などが異なるため、新たに作成するときは注意しましょう。 ゴム印には楷書体 法人は、住所や電話番号が入ったゴム印を作成することもあります。住所を入れるなら読みやすい楷書体がおすすめです。法人の住所や電話番号は、ホームページなどでも公開されていることが多いので、ゴム印のセキュリティ面を気にすることはあまりありません。 また、ゴム印は用途が多岐にわたるので、複数作成する法人が多いです。それぞれの用途にあった字体を選ぶと良いでしょう。 合わせて読みたい ゴム印とは?会社で使う主な種類と「ゴム印不可」の理由 職印には篆書体や印相体 職印とは、個人の名前と資格や肩書きの入った判子のことです。弁護士や司法書士などの士業に就いている人が利用します。丸印か角印で作られることが多く、「先生資格印」とも呼ばれている判子です。 そのため、字体としては重厚感のある篆書体や印相体が選ばれます。丸印と角印はそれぞれ適した字体が異なるので注意が必要です。例えば、丸印なら名前を篆書体、肩書を古印体にしますが、角印はすべて篆書体で作ることが多いので覚えておきましょう。 合わせて読みたい 役職印とは?代表者印との違いや作成時のポイント まとめ 判子に使用される字体は主に6種類あります。判子ならどんな字体でも良いというわけではなく、それぞれの判子の用途に合った字体を選ぶことが大切です。判子を作るときは、何に使う判子なのかを考えたうえで、最も適した字体を使用しましょう。

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印鑑のサイズはどれを選んだら良い?選び方や用途別のサイズもご紹介

印鑑のサイズはどれを選んだら良い?選び方や用途別のサイズもご紹介

公開日:2023.10.10 最終更新日:2024.10.31 印鑑を作るとき、サイズが意外と豊富であることに驚きます。自分はどのサイズの印鑑を作れば良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。 印鑑のサイズは用途や使う人によってもさまざまです。男性や女性、個人や法人によってもさまざまなサイズの印鑑が用意されています。 ベストなサイズの印鑑を作るには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。今回は、印鑑のサイズの用途別の選び方についてご紹介します。 印鑑のサイズは複数ある 印鑑のサイズにはさまざまなものがあります。なぜサイズの異なる印鑑が多いのか疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。ここでは、印鑑がさまざまなサイズで展開されている理由をご紹介します。 複数のサイズがある理由 印鑑に複数のサイズがある理由は、すべて同じサイズだと区別がつかなくなり、間違えて使用してしまう可能性があるためです。また、印鑑の重要度に応じてサイズも変わるため、用途や使用する人によってサイズを変えておけば間違いを防げます。 すでに印鑑を持っていて、また新たに印鑑を作るときは、既存のものと見分けがつきやすいサイズのものを作ると良いでしょう。 特に銀行印と認印は同じようなサイズで作ることが多いので間違いやすいです。同じサイズでも構いませんが、あえて変えることで見分けがつくようにしておくことをおすすめします。 印鑑ごとにサイズを分ける 印鑑ごとにサイズを分ける場合、用途や作る人に応じてサイズを変えるのが一般的です。たとえば、個人用の印鑑よりも法人用の印鑑は大きいサイズにするなど、見分けがつくように分けましょう。 法人用の印鑑は、会社名をすべて入れなければならない角印を一番大きくし、次に実印である代表印、銀行印の順にサイズを変えるのがおすすめです。 個人用に印鑑を複数作る場合は、実印が最も大きいサイズ、次に大きいのが銀行印、さらに認印が一番小さいものという順番で作られるのが一般的です。また、女性は男性よりも小さいサイズで作る傾向があります。 女性が男性よりも小さいサイズで作ることが多いのは、女性の手が男性よりも小さいから、男性を立てるという昔の風習によるものなどさまざまな理由があります。しかし、女性が大きいものを使用しても問題ありませんので、好みで選んでも大丈夫です。 【用途別】おすすめの印鑑サイズ 印鑑には、用途ごとに適したサイズがあります。日常生活や仕事のなかでは、さまざまな用途で印鑑を使うため、適したサイズの印鑑を知っておくと便利です。ここでは、用途別におすすめの印鑑サイズをご紹介します。 実印 実印は、市区町村ごとに登録するので、市区町村で決められている8〜25mmの範囲内なら実印として使えます。一般的にハンコ屋さんなどで販売されている印鑑であれば、どのサイズでも構いません。 昔ながらの慣習で男性は堂々としたイメージで大きめに18mm、女性は繊細なイメージとして15mmで作られるケースが多いですが、こうした慣習はあまり気にしなくても良いでしょう。 また、実印は男女ともにフルネームで作る人が多くなっています。結婚して苗字が変わる可能性がある人は、下の名前だけの印鑑を作る人もおり、印鑑の内容に決まりはありません。最近では手続きをすれば旧姓の印鑑で実印登録ができる可能性があるため、気になる方は自治体に確認してみてください。 印鑑登録は、引っ越しをして市外に出てしまうとまた登録し直す必要があります。自治体によって対応も異なる可能性があるため、引っ越しの予定がある人は確認してから作りましょう。 銀行印 銀行印は、実印より少し小さめのサイズが一般的で、男性の場合は15mm、女性の場合は13.5mmがおすすめです。 銀行印として登録できるサイズは銀行や郵便局、各金融機関によって異なります。迷った場合は標準的なサイズである12mmで銀行印を作っておけば間違いないでしょう。 銀行印を作る際は、認印と誤用しないよう、認印よりも一回り大きめのサイズで作るのがおすすめです。 認印 認印は男性の場合は12mm、女性の場合は10.5mmが一般的なサイズです。登録するものではなく普段使用する印鑑なので、規定もなくサイズについてはあまり気にする必要はありません。 企業によっては役職でサイズが決まっている場合もあり、新入社員として入社したばかりの頃は10.5mmから使う企業もあります。そういった場合は、新社会人は10.5mm、役職者は12.0mmから13.5mmがおすすめです。 入社する際に印鑑を作る場合は、そうした企業ごとの慣習があるのかどうかを確認しておいてください。 訂正印 訂正印は認印で代用するケースもありますが、認印を代用すると文書が見にくく煩雑になってしまうため、専用の訂正印を作る方が多い傾向にあります。 訂正印は文書の訂正用となるので、一般的に6.0mmと小さいものが人気です。訂正印には、丸型と小判型がありますが、使い分けの決まりはないので好きなものを選ぶと良いでしょう。 印鑑のサイズを選ぶ際の注意点とは? 印鑑のサイズを決めるときは、印鑑に彫りたい内容についても注意を払う必要があります。作りたい印鑑によって、その文字数が入るサイズなのかも確認しなければなりません。ここでは、印鑑のサイズを選ぶときの注意点をご紹介します。 文字数・画数が多い場合 名前の画数が多かったり、文字数が多かったりする場合は、どのようなサイズの印鑑を作ろうか迷う人もいるのではないでしょうか。同じサイズの円内に1文字入れるのと3文字入れるのでは文字自体の大きさが変わってきます。 文字数は同じでも、画数が多い漢字と画数が少ない漢字では視認性も変わってくるため、印鑑のサイズに気をつけた方が良いでしょう。文字数が多い場合や画数が多い文字の場合は少し大きめのサイズで作るのがおすすめです。 せっかく作っても字がつぶれて読みにくいという事態を防ぐためにも、文字数や画数を考えながら選びましょう。 また、印鑑の文字は基本的に縦書きが原則です。特に要望がなければ縦書きで作られるため、横書きを希望する場合は、注文の際に伝えておきましょう。 漢字以外の印鑑を作りたい場合 一般的に印鑑といえば漢字のイメージですが、漢字以外のひらがな・カタカナやアルファベットでも印鑑の作成は可能です。ただ、ひらがな・カタカナやアルファベットの場合は、文字が細く欠けやすくなるのである程度のサイズは必要となります。 アルファベットで印鑑を作るときは、基本的に横書きになるのが一般的です。希望があれば縦書きでも作成してもらえるため、縦書きを希望する場合は事前に伝えておきましょう。 また、アルファベットでフルネームを入れたい場合は、漢字のように画数が多くないものの、文字数が多くなると詰まった印象になってしまうため少し大きめの印鑑を選ぶのがおすすめです。 いずれにしても、印影が美しく出るようにお店の方が調整してくれるところがほとんどなので、安心してお任せすれば大丈夫です。 まとめ 印鑑のサイズは、用途や使用する人によって使い分けることがほとんどです。それぞれの用途に適したサイズがあるので、今回の記事を参考にしながら印鑑を作ってみてはいかがでしょうか。 印鑑のサイズ選びに迷っているなら、サンビーにご相談ください。総務担当者や購買担当者向けの印鑑や日付印などはもちろん、ほかにもさまざまな種類の印鑑を販売しています。サイズも豊富に取り扱っているので、どれを選んだら良いかわからないという方もサンビーにお問い合わせください。

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印鑑とハンコの違いとは?印章や印影など関連ワードもまとめて解説

印鑑とハンコの違いとは?印章や印影など関連ワードもまとめて解説

公開日:2023.9.19 最終更新日:2024.10.31 宅配便を受け取る際や業務でよく使用する「印鑑」ですが「ハンコ」と呼ぶ人もいるでしょう。 「『印鑑』と 『ハンコ』いったいどっちが正解なの?違いは何?」 そう疑問に思う人は少なくないでしょう。 今回の記事では「印鑑」と「ハンコ」の違いについて解説していきます。印鑑とハンコの違いについて知りたい人はぜひ最後まで読んでみてください。 印鑑とハンコの違い 印鑑とハンコは混合して使われがちですが、実は全く異なるものです。 印鑑は押印後、紙に残る朱肉印のことで「印影」とも呼ばれます。 一方でハンコは銀行印や認印、実印など、棒状の角型や丸型の形状をした本体を指します。つまり朱肉で印影を残すためのものです。ハンコの正しい名称は「印章」といいます。 意味 正式名称 印鑑 紙に押印したもの(朱肉印) 印影 ハンコ 押印するためのもの(銀行印など) 印章 本来はハンコが正しい使い方なのに印鑑という呼び名が浸透していたり、その逆だったりと間違って認識されていることが意外に多いです。 間違っているからといって支障が出ることは少ないですが、いざという時のために憶えておくと良いかもしれません。 印鑑の語源 印鑑の語源は、印影が本当のものかを確認するために使っていた台帳が関係しています。古来、台帳は「鑑(かがみ)」と呼ばれていました。 「印鑑」の漢字に使用されている「鑑(かがみ)」という文字には本来「手本・模範」という意味があります。 印影を確認するための台帳「鑑(かがみ)」をきっかけに、印影そのものを印鑑と呼ぶようになったと考えられています。 印鑑について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ↓ ハンコの語源 ハンコの起源には「版行(はんこう)」が関係しています。 そもそも「版行(はんこう)」とは出版物を印刷して発行することを意味しています。古来、書物は木板に絵や文字を彫った版木を用いて印刷(版行)されていました。 鎌倉時代以降、版行(はんこう)は印章の意味でも使われるようになり「はんこう」は音変化して「はんこ」と言われるようになったと言われています。 ちなみに判子という漢字は当て字です。 印鑑の種類について解説 ここまで印鑑とハンコの違いについて解説してきました。 印鑑とはハンコ(印章)を押したときにでる朱肉印のことで、ハンコは印鑑を押すための本体を指します。 つまり印鑑とハンコは全く別物ですが、世間一般では本来の「ハンコ」は「印鑑」という呼び名が浸透しているため、ここからの解説は「印鑑」という呼称を使用していきます。 個人の印鑑の種類 個人が使用する印鑑には「認印・銀行印・実印」の3つがあります。 簡単に違いについて解説します。 認印とは個人が日常で使用する印鑑のことです。認印での捺印は効力が極めて限定的で、国会答弁において「認印は個人の認証としての効力は乏しい」と見解が示されています。 そして銀行印とは、銀行や信用金庫など金融機関に届け出をした印鑑のことを指します。 保険やクレジットカードを申し込む際にも使用するため、金融管理に重要な役割をもちます。しかし役所に登録していないので法的な効力はやはり弱いと言えるでしょう。 法的な効力が強い印鑑が実印です。 実印とは役所に登録した印鑑のことで、公的に認められているため信用力があります。家の購入やローンなど高額な契約の際に必要な印鑑です。 実印は認印や銀行印とは違い、法的な効力をもった印鑑なので管理や取扱いには十分に注意が必要です。 実印について詳しく知りたい方は以下の記事もおすすめです↓ 法人の印鑑の種類 法人印鑑の種類は主に「会社実印・会社銀行印・社印・会社認印・ゴム印」の5つです。 それぞれの印鑑の役割など違いをまとめました。 印鑑の種類 役割や特徴 会社実印 代表者印ともいう。法務局で登録し、重要な契約のときに使用 会社銀行印 法人銀行口座を開設のときに届け出。手形や小切手を切るのにも必要 社印 会社角印ともいう。比較的重要度が低い会社発行の書類に押印する際に使用 会社認印 社印とまとめられることも。日常的な業務に使用 ゴム印 住所印ともいう。制作の際にデザインに決まりはない。住所や社名などが印字されている。パーツが組み換えできるものも。 法人印鑑について詳しくはこちら↓ 印鑑とハンコの呼称はどう使い分ける? シチュエーションによって認識されている呼称があるため、正式名称と違いがあったとしても誤解を生じないために合わせて使用したほうが良いでしょう。 また一般的に「ハンコ」というと連続でポンポンと押すことができるシャチハタとも呼ばれる「浸透印」も含まれ、荷物の受け取りなど重要性の低い押印にも使われています。 公的な書類や業務中の重要書類に押印を求める場合 シャチハタ(浸透印) がNGのシチュエーションでは「印鑑」の呼称を使用する方が望ましいでしょう。 一般的にシャチハタ(浸透印) は「印鑑」だという認識をもつ人は少ないため、シャチハタ(浸透印) 以外での押印を求める際には「ハンコ」ではなく「印鑑」という呼称を使用することをおすすめします。 宅配や回覧板に押印を求める場合 宅配便の受け取りや回覧板の確認印などには「ハンコ」の呼称が浸透しています。押印することで大きなお金が動いたり、信用や責任に関わるシチュエーション以外では「ハンコ」という呼称を使用して問題ないでしょう。 その他書類などでも自筆によるサインが必要なく、印鑑の押印だけで可能な場合もハンコで問題ありません。 ネーム印以外でスタンプ台を利用したスタンプの場合 スタンプ台を使用するスタンプは「ハンコ」と呼ばれることがあります。 そもそもスタンプとは英語で、日本語でいう「印章」や「切手」、ほかにもスタンプを押印する意味をもちます。 バラエティショップなどではゴム印で作成された、さまざまなスタンプが販売されています。スタンプと呼ばれることもありますが、人やシチュエーションによっては「ハンコ」で認識されていることも。 特に小さい子供にとってスタンプは発音しにくいため「ハンコ」を使うほうが良いでしょう。 【まとめ】印鑑とハンコの違いは印影と印章の違い 今回は印鑑とハンコの違いについて解説しました。印鑑とハンコは同じものとして認識されがちですが、全く異なるものです。 「ハンコ」は本体を指し、印章とも呼ばれています。朱肉を付けた印章を紙に押したときに残る朱肉印が「印鑑」で、印影とも呼ばれるものです。 シンプルにまとめると印鑑とハンコの違いは以下のようになります。 ・印鑑=印影(朱肉印) ・ハンコ=印章(本体) ただ一般的には印鑑もハンコも同じものとして使われているため、状況に応じて伝わりやすいほうを使用するのがおすすめです。とはいえ「印鑑とハンコの違い」について知っておいて損はなく、今回の記事がどこかで役に立つと嬉しいです。

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