ハンドメイド作品は梱包もおしゃれに!簡単でかわいいラッピングのコツを紹介

ハンドメイド作品は梱包もおしゃれに!簡単でかわいいラッピングのコツを紹介

公開日:2023.7.3 最終更新日:2024.11.1

ショップの雰囲気を表した梱包やラッピングでお客様に喜んでもらいたいけど、どうすれば?

お悩みのハンドメイド作家さま、経費をかけなくてもおしゃれな梱包はできます。最初に見られる梱包の状態でショップの印象が決まるため、手を抜くことはできませんよね。

今回はセンスがきらりと光る梱包やラッピングのコツを紹介します。

ハンドメイド作品の梱包に必要なアイテムは

アクセサリーやネイルチップなど繊細な商品は特に梱包が大事です

たくさんの荷物と一緒に運ばれているときに壊れてしまってはお客様もガッカリします。梱包用のアイテムを使って配送中の商品を守りましょう。

台紙

アクセサリーやネイルチップなどは台紙に固定して透明な袋に入れましょうしっかり固定できていないと配送中に動いてしまい壊れる恐れがあります。

ピアスやネックレスなどは専用の台紙が市販されていますが、オリジナルの台紙を作るのも楽しいですね。ショップのロゴなどを印刷したり、スタンプを押したりショップをイメージした台紙は印象に残ります。

アクセサリーがしっかり固定できるように台紙には切り込みを入れるといいでしょう。

かょのこ♪スタンプ 浸透印

https://www.sanby.co.jp/product/kayonoko/si-s.html

OPP袋

アクセサリーなど作品を台紙にセットしたらOPP袋へ入れますOPPとはオリエンテッドポリプロピレンという素材のことです。

OPP袋は透明でハリがあり商品をきれいに引き立たせてくれます。雨などの水濡れ対策にもなるためおすすめです。

OPP袋と台紙はサイズを合わせておきましょう。台紙よりも大きいサイズのOPP袋は中で商品が動いてしまい破損の原因になります。

さまざまなサイズのOPP袋が市販されているため、台紙に合わせてサイズを選ぶといいですね。OPP袋を閉じるときにはマスキングテープやショップイメージのシールをはるとおしゃれに仕上がります。

緩衝材

OPP袋に入れたアクセサリーなど壊れやすい商品は緩衝材に包みましょう

緩衝材にはシート状や中に空気が入ったピロー型などの種類があります。エアパッキンやプチプチといわれる気泡緩衝材は一般的によく使われていますね。袋状やシート状など、さまざまな形状のエアパッキンがあります。

商品の種類や大きさに合わせて選びましょう。

緩衝材などで包んだ商品が入る大きさの箱を用意しましょう大きすぎると中で商品が動き破損しやすいため適切なサイズの箱が必要です。

また箱は強度があるものを選びます。輸送中の衝撃にも耐えられる強度のしっかりした箱を使いましょう。

テープ

商品を入れる透明な袋にはおしゃれなマスキングテープやシールを貼ります

マスキングテープは粘着力がほどよく、きれいに剥がれるためおすすめです。ただし、外箱や外袋には剝がれやすいためおすすめできません。

段ボールや外装の袋には粘着テープを貼り、中の商品が出ないように梱包しましょう。

ちょっとした工夫でおしゃれになるラッピングアイテム

おしゃれなラッピングで商品が届くとうれしくなりますよね。

ラッピングアイテムのチョイスも大事ですが、ひと手間加えておしゃれにするのもセンスの見せどころです作品やショップのカラーやイメージにそろえたラッピングをしてみましょう。ラッピングのちょっとした工夫でリピーターが増えるかもしれませんね。

マスキングテープやショップシールを活用

文具店や雑貨店にはおしゃれなマスキングテープが多くそろっています。ショップや商品のイメージで組み合わせたり、カラーをそろえたりしておしゃれなラッピングにしましょう

商品のパッケージだけでなく、梱包用の外箱にもスタンプやマスキングテープでアレンジするとオリジナル感がアップします。

ショップオリジナルのシールもラッピングに役立ちますよ。

ショップのオリジナルシールは印刷を依頼するのもいいですが、自作で作ることも可能です。

専用アプリやラベル用紙を使うと好きな柄で作れます。ショップや作品のイメージでそろえると素敵なラッピングになりますね。

カラフルな緩衝材で保護

他のショップと少し差をつけたいというときには緩衝材をカラフルなものに変えてみましょう

ペーパークッションともいわれる紙パッキンはきれいな色が市販されています。

シュレッダーがあれば好きなカラーの紙を使って紙パッキンを作ってもいいですね。また、エアパッキンの気泡部分がハートの形になっているものもあります。

ハニカムペーパーやクラフト紙を使った緩衝材も人気です。ハニカムペーパーは広げると蜂の巣のような形になる緩衝材です。

クラフト紙を丸めて緩衝材にするのもいいですね。このときクラフト紙にスタンプなどでアレンジするのもおすすめです。

クラフト紙でおしゃれに

クラフト紙は紙袋や台紙などに使うと大人っぽいおしゃれなラッピングになります。

リボンやレースとシーリングスタンプを組み合わせると大人可愛いラッピングになります。

レトロでかわいいシーリングスタンプは人気再沸騰中。クラフト紙と組み合わせてラッピングに使うと、より洗練された雰囲気になりますね。

また表はクラフト紙、裏面にはエアパッキンが付いている梱包材もあります。緩衝材とラッピングアイテムが一体になっているため、かさばらず簡単にラッピングできます。

消しゴムはんこ作家・イラストレーター eric・シーリングワックスセット・スタンプ

https://www.sanby.co.jp/product/eric/sealing_wax.html

クラフトプチ

https://www.putiputi.co.jp/products/6056

thank youカードを添える

商品を購入してくれた人には感謝の気持ちを込めてthank youカードを添えましょう

ショップや作品のイメージにあうカードを作成し、手書きでメッセージを書くのもいいですね。スタンプやシールなどでアレンジしても喜んでもらえそうです。

thank youカードはラッピングした商品の上に添えて梱包します。購入者がパッケージを開けたとき、すぐ目に付くところに添えるといいでしょう。

消しゴムはんこ作家・イラストレーター eric・日付印

https://www.sanby.co.jp/product/eric/td.html

サタケシュンスケ メッセージスタンプ

https://www.sanby.co.jp/product/shunsukesatake/messe-stamp.html

スタンプでアレンジ

ラッピングのアイテムや梱包の資材をショップのイメージにアレンジするときにはスタンプが簡単で便利です作品を入れる箱やアクセサリーの台紙にワンポイントあるとオリジナリティーが出ます。

紙袋や封筒などにもスタンプを組み合わせてショップの世界観を表すのも効果的です。梱包やラッピングの箱の中や表にスタンプでアレンジしても素敵ですね。

イラストスタンプ・デリバリー

https://www.sanby.co.jp/product/illustration/ill_02.html

アクリルスタンドスタンプ[eric]

https://www.sanby.co.jp/product/eric/acss.html

梱包で起きるトラブルを避けるために

大事な作品が無事にお客様へ届くようにしっかり梱包しなくてはいけません梱包が甘く、輸送時に破損した場合はクレームに繋がります。

輸送中に商品をしっかり守ってくれるよう梱包を工夫してトラブルを回避しましょう。

箱や袋の強度に注意する

梱包用の箱や袋は雨に濡れたり、輸送時の揺れでぶつかったりしても壊れにくいしっかりした段ボールを選ぶことが大事です

雨や雪の日に配送されることも考え、水濡れに強い梱包を考えます。OPP袋やエアパッキンを使い商品に影響を及ぼさないような梱包をしましょう。

段ボールの使いまわしは見栄えが良くないだけでなく、強度にも不安があるため絶対にNGです。

緩衝材は十分に詰める

配送時に商品が箱の中で動かないように、緩衝材は十分に詰めましょうラッピングした商品の大きさに見合う箱を準備することが大切です。

ピロー型の緩衝材やペーパークッション、丸めたクラフト紙などを使いましょう。ただし、箱のサイズや緩衝材の量で送料に影響が出ないように気を付けなければなりません。

商品をテープで止める

商品が箱の中で動かないように商品をテープなどで止めておくと安心です。はがせる両面テープはしっかり貼り付けられ、簡単に剝がせます。

ラッピングの袋や台紙に作品を固定するときはマスキングテープが便利です。粘着剤の成分が作品に残ることなくきれいに剥がせます。

過剰包装をしない

商品が壊れないようにとエアパッキンやOPP袋などを重ねたくなりますよね。

エアパッキンのシートや袋、テープなどを使いすぎて過剰包装になるとクレームにつながる恐れがあります。過剰包装では梱包材料費や送料などで高コストになることも。また、取り出しにくい梱包ではリピートしてもらえなくなるかもしれません。

適度な梱包を心がけましょう。

簡単おしゃれな梱包でリピーターを増やそう

おしゃれなラッピングや適切な梱包をするとお客様は安心してショッピングを楽しめます。

ちょっとした工夫でお客様に喜んでもらえてリピートしてもらえるとうれしいですよね。

コストや手間をかけすぎず、さりげなくおしゃれな梱包でショップのファンを増やしていきましょう。