公開日:2022.12.15 最終更新日:2024.11.2
「かわいく手帳デコをしてみたいけど、絵を描くのが苦手……」そんな方は、スタンプを使って手帳デコをしてみませんか?あらかじめデザインされたスタンプなら、押すだけで簡単にかわいい手帳が作れます。
スタンプを押すだけでも手帳デコは作れますが、さらにかわいい手帳デコを作るなら、押し方も一工夫。そこで今回は、スタンプを使った手帳デコの魅力や、手帳デコに使えるスタンプの押し方のアイデアを9つ紹介しています。
スタンプを使って、かわいく手帳デコをしてみよう!
シールやマスキングテープ、デザインペーパーなど、手帳デコに使えるアイテムはたくさんあります。そのなかでも、今回は「スタンプ」に注目してみました。まずは、スタンプならではの魅力を確認してみましょう。
「スタンプを使った手帳デコ」の魅力3つ
1. 何度も使える
シールやマスキングテープは、使った分だけなくなってしまいます。しかし、スタンプの場合、スタンプ台を用意すれば何度でも使えるのがポイント。そのため、「このデザインをもう一度使いたい!」というときでもすぐに用意できます。
同じモチーフを何度も再現できるので、「カフェ記録にはこのスタンプ、読書記録にはこのスタンプ」というように、毎回使うデザインを固定したい方にもおすすめです。
2. 同じデザインでもインク色でイメージを変えられる
「ネオンカラーで元気な感じがいい」「くすみパステルでおしゃれにしたい」など気分によって、手帳デコのイメージを変えたいときもあるでしょう。スタンプならば、お気に入りのデザインを、インク色でイメージを変えられます。
グラデージョンカラーが作れるのもスタンプの魅力。2色以上のスタンプ台を用意して、スタンプに色を付けてみましょう。このとき、スタンプ台に色が移らないように、薄い色から付けてください。1色とは違った深みのある表現ができますよ。
3. おしゃれなデザインを簡単に取り入れられる
「手帳デコに憧れるけど、絵を書くのが苦手……」という方でも、スタンプを使えばおしゃれなデザインを簡単に取り入れられます。
また、InstagramなどのSNS上で実際の使用例を紹介している、スタンプメーカーや販売店、スタンプ作家さんもいらっしゃいます。使用例を真似しながら、自分だけの手帳デコを見つけてみましょう。
本記事でも、次の章から手帳デコのアイデアを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
スタンプを使った手帳デコのアイデア 1 押し方を工夫しよう
いつも使っているスタンプの押し方を工夫するだけでも、かわいい手帳デコが作れます。押し方のパターンを参考に、色々試してみましょう。
小さいスタンプを並べてライン使い
いつもは単体で使っている「小さいスタンプ」。並べて押してみると、細長いスタンプのような表現ができます。押す回数によって、長さが細かく調整できるのも魅力です。
同じスタンプでも、近づけて押すといつもと違う印象に見えますね。2個以上のスタンプを交互に押すのもおすすめ。インク色を変えると、より華やかな雰囲気になりますよ。
三角形のスタンプでガーランド風
小さなスタンプの中でも「三角形」のものは、並べて押すとガーランド風になります。手帳の空いたスペースに押せば、パーティのような華やかさです。左上のように曲線状に押せば、ポップな雰囲気に。右下のように直線状に押せば、落ち着いたかわいさになりますよ。
植物のスタンプを使ってリースを作る
「お花やグリーン」のスタンプは、円を描くように押すとリース風になるのです。花と葉、茎のインク色を変えることで、チューリップのスタンプ1個でもおしゃれに決まります。お花やグリーンのスタンプをいくつか組み合わせて、華やかなリースを作るのも素敵です。
小さいスタンプは押す回数によって、リースの大きさや形を変えられるのがポイント。日付など小さく囲みたいときや、メッセージなど楕円形に囲みたいときに使えます。
ラインスタンプを使って枠を作る
「細長いライン状のスタンプ」を四角く囲むように押して、枠を作ってみましょう。マンスリーに押せば、大事な予定が一目で分かりますね。スタンプを重ねて押せば、角が強調され、いつもと違う表情を見せてくれます。
また、コラージュやイラストなどを額縁風に囲むのもおすすめです。枠があることで、ひと味違った手帳デコを作れます。ブラウン系のスタンプ台を使って、クラシカルな美術館風に。ゴールドのスタンプ台を使って、リッチな雰囲気に…と作りたいイメージに合わせて作ってみましょう。
スタンプを使った手帳デコのアイデア 2 普段と違う使い方をしてみよう
近年、手帳用に特化した機能的なスタンプが増えてきました。いつもは記録用に使っているスタンプも、押し方を工夫すれば手帳デコのアイテムになります。
チェックボックススタンプの押す向きを変える
いつもはToDoリストを作るために使っている「チェックボックススタンプ」。横向きに押せば、四角形が連なるライン状のスタンプとして使えます。カラフルなスタンプ台を使えば、いつものチェックボックススタンプとは違うかわいさです。
先に挙げた「四角く囲んで枠を作る」など、いつもと違う向きで押してみれば、新たなデザインが作れます。シンプルなチェックボックスだからこそ、さまざまな手帳デコに応用しやすいです。
方眼スタンプで模様を作る
「方眼スタンプ」は無地の手帳に、マス目やドットを作ってくれる便利なアイテム。色の薄いインクを使って、背景にするのも素敵です。
スタンプの印影を、一部欠けさせるのもおすすめ。欠けさせたい部分に別の紙を敷いて、スタンプ押してみましょう。紙を除ければ、おしゃれなデザインの完成です。
スタンプを使った手帳デコのアイデア 3 他の文具も組み合わせてみよう
スタンプ以外の文具と組み合わせれば、もっと手帳デコのバリエーションが広がります。自由な発想で、お気に入りの文具と組み合わせてみましょう。
ペンや色鉛筆で塗ってみる
充分に乾いたスタンプの上から、塗り絵のようにペンや色鉛筆で色を塗ってみましょう。色の塗り方でイメージがガラッと変わるのも面白いポイントです。
水性インクのペンを使う場合、水性顔料系のスタンプ台を使うと滲んでしまいます。油性顔料系か水性染料系のスタンプ台を使ってください。
付箋と組み合わせてみる
付箋の上にスタンプを押してみるのもおすすめです。たくさんのインクを使わなくても、付箋の色がアクセントになってくれます。
付箋は「貼り直せる」ことが特徴です。そのため、スケジュールの変更があったときも、そのまま動かせるのがポイント。スタンプが上手に押せない方も、付箋ならば気軽に挑戦できるでしょう。
裏写りしやすいスタンプ台や浸透印を使いたいときも、付箋に押すことで手帳本体の裏写りを防げます。手帳をきれいに使いたい方は、付箋を組み合わせてみましょう。
ペンで吹き出しを書いてみる
スタンプを押したら、マンガのように吹き出しを書いてみませんか?自分の気持ちに合わせてスタンプを選び、コメントを書き込みます。手帳を読み返したときに、そのときの気持ちが手に取るように思い出せますよ。
予定などのスタンプに補足事項を書き足したいとき、吹き出しを書き加えるのも良いでしょう。例えば、いつもより早く出社したい場合があるとします。スケジュールに押した「出社」のスタンプに「AM8時まで出社!遅れない!」と吹き出しを書き加えておくのです。予定をかわいく強調できますよ。
スタンプの押し方を工夫して、あなただけの手帳デコを作ろう!
「スタンプで手帳デコ」は誰でも真似しやすく、簡単にかわいい手帳が作れます。もちろん、スタンプをそのまま押してみても素敵です。けれども、押し方を一工夫するだけで、グッとセンスの良い手帳デコに仕上がりますよ。
こちらの記事が、あなたの手帳作りの参考になったらうれしいです。