初心者にもおすすめのシーリングスタンプセットを紹介!選び方や作り方のポイントも

贈り物や手紙を、ちょっとおしゃれに仕上げて贈りたいときにおすすめなクラフト「シーリングスタンプ」

シーリングスタンプを作製するには、デザインを施した版面の他、版面を取り付けるハンドルやワックスなどいくつかのアイテムが必要です。

初めてシーリングスタンプを作製する際は、シーリングスタンプセットで購入するのがおすすめです。

今回の記事では、シーリングスタンプセットの選び方やおすすめの商品を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

初心者におすすめのシーリングスタンプセットの選び方

初めてシーリングスタンプに挑戦する人にとって、数あるシーリングスタンプセットからどのように選んでいいのか迷いますよね。

ここではシーリングスタンプ初心者でも使いやすい、シーリングスタンプセットの選び方のポイントを紹介します。

シーリングスタンプセットの内容で選ぶ

シーリングスタンプセットは商品によってセットの内容が異なります。

シーリングスタンプセットは主に下記の2パターンです。

1. ハンドルとヘッドのみ

2. 上記にワックスなどシーリングスタンプに必要なものがすべてセットになっているもの

初心者には「2.」の、シーリングスタンプを作製するのに必要なものがすべてセットになったものがおすすめです。

尚、シーリングスタンプにはハンドルに版面を取り付けるタイプと、一体になったタイプとがあります。

ハンドルと版面が分かれているタイプはネジで取り付けるものが多く、ネジの種類は主に2種類(フランス・エルバン社の直径5mm、イタリア・ルビナート社の直径8mm)です。同じネジの種類であれば、違うメーカーが出している版面でも取り付け可能です。

版面のデザインで選ぶ

版面には動物や花をモチーフにしたものやレトロなものなど、さまざまなデザインがあります。

シーリングスタンプの版面はハンドルやワックスがセットになったもので2,000〜3,000円程度、版面だけであれば1,000円前後で購入可能です。

初心者はまずシーリングスタンプセットでお気に入りや使いやすいデザインのものを選び、徐々に版面の種類を増やしていきましょう。

一つ目の版面はシチュエーションや相手を選ばないデザインがおすすめです。

ワックスのカラーで選ぶ

版面のデザインと同じく、シーリングスタンプに使用するワックスはカラーバリエーションが豊かです。

定番カラーから、アンティークカラーからパステルカラー、今流行りのくすみ色などがあり、デザインや封筒のカラーに合うワックスカラーを選べます。

シーリングスタンプセットにセットされているワックスのカラーは比較的使いやすいノーマルなものが多いです。物足りない、個性的なものが良いという人は別でワックスを買い足しましょう。

100個入り500円前後で購入可能です。※メーカーによって異なる

シーリングスタンプセットおすすめ3選

シーリングスタンプ初心者でも使いやすい、おすすめの「シーリングスタンプセット」を3つ紹介します。

シーリングスタンプセットは、購入後すぐにシーリングスタンプが作れるスターターキットです。

昭和レトロがかわいい!オビワンのシーリングスタンプセット

オビワンのシーリングスタンプセットはシーリングスタンプ作りに必要なワックスの他、スプーンやキャンドルまですべてセットになった商品です。

版面は、昭和レトロな雰囲気を醸し出す女の子やパンダ、郵便局建物の3種類から選べます。

セットのワックスは1カラーです。ホワイトを足してマーブルにしたり、別カラーと混ぜたりすることで新しいカラーや仕上がり感を楽しめます。

消しゴムはんこ作家ericのシーリングスタンプセット

こちらもシーリングスタンプ製作に必要なものがすべてセットになったものです。

消しゴムはんこ作家ericさんのシーリングスタンプのデザインは、消しゴムはんこ独特のほっこりした雰囲気が感じられます。

またセットのワックスはericさんチョイスで3色がミックスされており、単色でもマーブルカラーでも楽しめます。

セットでの購入の他、版面の単品購入も可能です。

世界にひとつだけのシーリングスタンプデザインが作製可能!

(画像出典:シーリングスタンプ - 印鑑をデザインするSirusi

Sirusiでは既製デザインの他、イニシャルや名前を刻むセミオーダーやモダンな印鑑デザイン「印グラフィー」で世界にひとつだけのオリジナルシーリングスタンプも作製できます。

すでにハンドルやワックスなど基本セットをもっている人は版面のみの購入も可能ですが、初心者で何もない人はフルセットタイプも選べます。※他社のハンドルとの互換性は不明なので注意してください

結婚式の招待状用など、一点もののシーリングスタンプを作製したい人にはSirusiのシーリングスタンプセットがおすすめです。

シーリングスタンプの作り方

シーリングスタンプの作製はとても簡単です。まずは必要な道具を揃えて、ステップにそって作っていきましょう。

参考サイト:シーリングワックスセット [eric]|サンビー株式会社 (sanby.co.jp)

シーリングスタンプを作製するのに必要な道具

シーリングスタンプを作製するのに必要な道具は以下の5点です。

・シーリングスタンプヘッド(版面)

・ハンドル

・ワックス

・ワックススプーン

・キャンドル

初心者でも簡単!シーリングスタンプの作り方のステップ

初心者でも失敗が少なく、簡単にシーリングスタンプを作れる方法を解説します。

 ※ワックスの量の目安は後ほど解説します

 温めすぎや混ぜすぎに注意しましょう。気泡ができやすくなります。

 初心者は失敗してもやり直しがきくように、直接封筒ではなく大理石を使うことをおすすめします。

 大理石を使う場合はすぐに、封筒などに直接押す場合は一息ついてからスタンプするのがポイントです。

 大理石に垂らした場合は、ワックスが冷えてから優しく剥がしましょう。

シーリングスタンプセットの片付け方

シーリングスタンプを作り終わったら、使ったワックススプーンは熱いうちにキッチンペーパーなどで綺麗に拭き取ってください。ワックスが冷えてしまうと取りにくくなってしまいます。

※掃除の際は火傷しないように注意しましょう

シーリングスタンプに関するよくある質問

シーリングスタンプに関するよくある質問をまとめました。

シーリングスタンプは何分くらいで乾く?

溶かしたワックスの上からスタンプしたら、デザインの絵柄や文字を綺麗に出すために、2分くらいスタンプを押したままで待ちましょう。手は離しても構いません。

シーリングスタンプのワックス量はどれくらい?

25mmスタンプで3〜4粒、30mmスタンプで5粒が目安です。シーリングスタンプのふちをぷっくりさせたいなら多め(※25mmで4粒)がおすすめ。

失敗したらやり直しはできる?

失敗してもまた温め直して溶かせばやり直しできます。ワックスが固まってしまった場合は、はさみで細かくカットしてから溶かすのがおすすめです。

シーリングスタンプの歴史や由来を解説

シーリングスタンプは、封蝋(ふうろう)やシーリングワックスとも呼ばれています。

シーリングスタンプの始まりは古代メソポタミアと言われており、その後古代エジプトや中世ヨーロッパで主に封筒の封に使用されていました。

版面は差出人個人や家系のシンボルが刻まれ、未開封であることや差出人の証明としての意味もあったとか。

【まとめ】シーリングスタンプセットは初心者にもおすすめのおしゃれで可愛いクラフトアイテム

シーリングスタンプはヨーロッパの歴史を感じる、レトロでおしゃれなクラフトアイテムです。

デザインもワックスカラーも種類豊富で、贈った相手に印象を残したいときやおしゃれなクラフトを楽しみたい人におすすめです。

失敗してもやり直しがきくので、初心者にも安心。まずはシーリングスタンプセットで気軽に始めてみて、徐々に版面デザインやワックスカラーを増やしてみてはいかがでしょうか?