【初心者OK】マスキングテープを使って、子どもと手作りマステアートを楽しもう!

「マスキングテープの見た目の可愛さに惹かれて、ついつい買ってしまっていっぱいあるけど使い方が分からない」

「手帳やプレゼント包装以外でマスキングテープの使い方を知りたい」

このようにお困りではありませんか?

マスキングテープはキャラクターものから和風もの、ご当地限定ものなど種類がとても豊富です。つい買ってしまうけど、使う用途が限られていて、マスキングテープが溜まってしまうという人も多いようです。

そこで今回は、小さな子どもとでも楽しめるマスキングテープアート(以下マステアート)をご紹介します。簡単にできるので、良かったらチャレンジしてみてください。

マスキングテープアートは汚れずに楽しめるテープお絵描き!

マスキングテープのメリットは、クレヨンやマジックペンを使ったお絵描きのように手や床、テーブルなどが汚れない点です。

子どもがお絵描き遊びをして、「誤って床やテーブルにクレヨンやマジックペンで書いちゃった!」「服や手についた汚れを落とすのが大変」といった想いをしたことは一度や二度じゃないはずです。

マステアートなら手や床、テーブルが汚れる心配がありません。マステアートもカラーペンや鉛筆があればもっと楽しめますが、小さな子どもやマステアート初心者はマスキングテープだけでも大丈夫です。慣れてきたら、鉛筆で下書きしたり、カラーペンで何か書き足すなどをしてみても良いでしょう。

マステアートは、通常のお絵描きのように汚れるストレスがないので、小さな子どもとママが安心して楽しめる遊びです。

マスキングテープアートとちぎり絵の違い

マステアートとちぎり絵の大きな違いは、貼り直しができるかできないかという点です。

ちぎり絵の場合、ちぎった紙に糊を付けて台紙に貼り付けていきます。一度貼ってしまったものは剥がすことができません。しかしマスキングテープの場合、綺麗に剥がせてまた別の場所に貼り直しができます。

そのため、試行錯誤しながらアートを完成していきたい「思考型の子ども」におすすめです。修正が何度でもきくので、何枚もの紙を無駄にすることもありません。

どちらもハサミがなくても出来るといった点で共通していますが、マスキングテープは貼り直しが可能といった点でもさらに小さな子どもに向いています。

マスキングテープを使ったアートのやり方 

次に、簡単にマスキングテープでできるアートの種類を紹介します。

マスキングテープを使ったアートは平面から立体までさまざまです。しかし、子どもや初心者の場合、平面のものからチャレンジすることをおすすめします。

特に立体アートは難易度が高いので、平面アートに慣れたら次のステップで挑戦してみましょう!

お絵描き帳やポストカードでマステアート!手作りプレゼントにもgood!

まずはお絵描き帳ポストカード、コピー用紙サイズから始めてみましょう。

それ以上大きなサイズだとバランスが取りにくく、少し難易度が高くなってしまいます。それに小さなサイズなら、額に入れて誰かにプレゼントしたり、成長の想い出として壁に貼ったりすることもできます。

壁にマステアートをして季節感やイベントを楽しもう 

小さなマスキングテープアートに慣れたら、今度はにチャレンジしてみましょう。

マスキングテープは綺麗に剥がせる特性を持つので、壁に使用することも可能です。子どもの好きなように貼らせてみてもいいですし、季節を感じるテーマで作品を作ってみるのもいいですね。

たとえば、桜やクリスマスツリーなどは子どもでも簡単にチャレンジできる題材です。ほかにも、鯉のぼりや中秋の名月とお団子などのマステアートもおすすめです。都心やマンション住まいではなかなか楽しめないイベント気分を盛り上げてくれるでしょう。

マスキングテープアートに必要なもの

<マスキングテープアートに必要なもの>
 ●マスキングテープ
 ●台紙(ポストカードやカラー紙など)
 ●ハサミ
 ●鉛筆
 ●クラフトパンチ

小さな子どもの場合、マスキングテープ台紙だけでも十分楽しめます。

もしレベルの高いマステアートにチャレンジしたいなら、鉛筆で下書きやハサミで直線にカットしたマスキングテープを使用しても良いでしょう。ほかにもクラフトパンチでカラー紙を好きな形にパンチしたり、手書きで絵や文字を書き足したりすると、より個性的なアートに仕上げられます。

マスキングテープで作ったマステアート作品一覧

マスキングテープの使い方次第でさまざまなアートが作れます。

子どもでも作れる簡単なものから、少し難易度が高い作品までいくつか紹介していきます。

壁を使ったマスキングテープアートです。「MERRY CHRISTMAS」貼っただけのシンプルな作品ですが、種類の違うマスキングテープを上手に使い分けています。ろうそくの炎の部分はハサミでカットする必要がありますが、小さな子どもでも簡単に作れそうな作品です。

こちらもシンプルな作品です。カラフルなマスキングテープを上手に使いこなしています。プレゼントに添えるメッセージカードなどに使えそうなアイディアです。

こちらの作品は、マスキングテープを丸や台形などさまざまな形にカットして仕上げています。ポストカードにも良さそうですね!一見子どもには難易度が高めに感じますが、大人と一緒ならチャレンジできそうですね!

白いマスキングテープを上手に雪に見立てて仕上げた作品です。深々と降る雪が季節を感じさせてくれるマステアート。クリスマスカードや壁アートでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ハサミでカットしたマステと、ちぎったマステを織り交ぜて、自然を表現しています。鳥の形にカットする器用さやマステの使い分けなどが必要で、少し上級者向けのマステアートです。

介護にも取り入れられ始めたマスキングテープアート

マステアートは介護にも取り入れられています。介護を必要とする人たちは手の力が弱くなり、ハサミを上手に使えない場合があります。ここまで紹介してきたように、マスキングテープは手でちぎれるので、高齢者でも無理なく取り扱うことが可能です。

さらにマステアートは創造性を必要とするので、脳の活性にもなります。どのマスキングテープを使うか、どんな作品に仕上げるか、楽しみながら脳を活性するためのレクリエーションとして注目を集めています。

(参考サイト:https://2ndlabo.com/ps611/

まとめ

今回は、つい買ってしまい使い道に困りがちな「マスキングテープ」を使ったアートを紹介しました。

マステアートは汚れる心配やケガの心配もほとんどなく、小さな子どもにも安心です。雨の日などのオウチ時間にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

また全国のギャラリーでは、マスキングテープを使ってアート作品をつくるプロのマステアーティストの作品展も開催されています。お近くであれば、遊びにいってみてください。