ショップのポイントカードは、店舗と顧客の双方にとってメリットの大きい施策です。そのため、お店を経営している方のなかには、顧客サービスの一環としてポイントカードを手作りしようと考えている方もいらっしゃるでしょう。今回は、ポイントカードを手作りするメリットや方法を解説します。
手作りのポイントカードを活用するメリット
ポイントカードを手作りするとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではポイントカードを手作りすることで得られるメリットを解説します。
簡単に作れる
ポイントカードは簡単に作れます。スタンプを押すための枠やお店の住所や名前などを配置すれば良いので、デザインツールを使えば簡単に作れるのです。
デザインツールにはさまざまな種類があり、なかにはテンプレートを自分の好きなように編集するだけでオリジナルのポイントカードを作れるものもあります。
デザインツールの例としては、Canva、Adobe Illustrator、Word、Excelなどです。とくにCanvaはスマートフォンで操作できるので、PCに慣れていない方でも安心です。
また、Webサイト上で文字入力や微調整などを行うだけで、印刷発注までワンストップで対応してもらえるサービスもあります。自分ができる範囲でどのツールを使うのかを決めて使ってみましょう。
1枚から作れる
1枚のシートで複数枚のカードを印刷できるので、一枚一枚違うデザインのカードを作ることもできます。通常のポイントカード以外にも、クリスマスやハロウィンなど季節感に合わせたポイントカードを作成可能です。
コスパがいい
自分でポイントカードを手作りする場合、PCやプリンタがあれば初期投資は必要ありません。カラーで印刷する場合も、インク代さえ負担すれば作成できるので、自宅にプリンタがある方なら使わない手はありません。
リピーター獲得につながる
ポイントカードは、基本的には購入金額に応じてポイントが貯まる仕組みなので、来店回数が多いほどポイントが貯まりやすくなります。そのため、ポイントカードを作ることはリピーター獲得に有効な手段です。
「5ポイント貯まるとプレゼント」「次回の来店で割引」といった特典を設ければ、再来店を促せます。特典を豪華にすることで競合店との差別化にもつながり、「もっとポイントを貯めよう!」と顧客の購買意欲を高めることが可能です。
顧客単価を高められる
ポイントカードがあれば、ポイントを貯めるためにより多くの商品を購入してもらえる可能性があります。ポイントカードがあることで購入単価を高める効果が期待できるのです。
また、「○○円以上購入でポイント○○倍」といったキャンペーンを行うと、顧客単価の引き上げにつながります。適切なタイミングでこうしたキャンペーンを行い、まとめ買いの需要を引き出すのもおすすめです。
顧客データを把握できる
ポイントカードがあれば、顧客の来店回数や累計の購入金額などを把握できます。
データを収集・分析して、お得意様と積極的にコミュニケーションをとったり、売上傾向を推測したりすることもできます。こうした顧客情報を把握できることは、店舗の販促活動にとって大きなメリットといえるでしょう。
紙のポイントカードを手作りする手順
紙のポイントカードは道具さえ揃えれば自分で簡単に作れます。予算をあまりかけたくない、時間をかけたくないという方は紙のポイントカードを自作してみましょう。
ここでは紙で作るポイントカードの作成手順を解説します。あくまで一例であるため、使用するツールによって作り方の手順が異なる点に注意してください。
1.サイズと形を選ぶ
ポイントカードのサイズと形を選びましょう。サイズは、名刺サイズ91mm×55mm、横開きふたつ折りサイズ170mm×54mm、縦開きふたつ折りサイズ106mm×85mmなどがあります。
スタンプを押す場合は、用意しているスタンプの大きさに合わせてポイントカードの枠を作ると何枠できるのか、などを予測しながらサイズと形を決めましょう。
2.レイアウト・デザインを決める
枠の数や配置はもちろんですが、店舗名やお客様の氏名欄、注意書きなど文字を入れる場合はそのレイアウトやフォントも決めましょう。
お店のロゴを入れたり、写真を入れたりするのも個性が出せるのでおすすめです。来店したお客様が持ち歩きたくなるデザインを考えてみましょう。
3.完成したデザインをダウンロードして印刷
納得のいくデザインができたら、ダウンロードして印刷します。カードごとに切り分けたら完成です。画面上で見た色と実際の色と微妙に異なることもありますので、必要なら色を微調整して完成させましょう。
アプリのポイントカードを作る方法
紙のポイントカードと比べて、アプリのポイントカードは自作するのが難しいため業者への依頼も検討しましょう。
アプリのポイントカードは機能性が高いうえ、利便性を高められる点が大きなメリットです。顧客側もスマートフォンの画面を見せたり操作したりするだけでポイントが貯められるので、カードを持ち歩く必要はありません。
一方でデメリットとしては、顧客の年齢層によっては浸透しにくいことや、活用の幅が限られることなどがあります。スマートフォンをあまり使用しない世代にとってはアプリのポイントカードは使いにくいと思われる可能性も高いのです。
アプリのポイントカードを作る場合は、このようなメリットやデメリットを認識したうえで作成しましょう。ここではアプリのポイントカードを作るための2種類の手法をご紹介します。
ポイントカードサービスを利用する
企業が提供するポイントカードサービスを活用すれば安く簡単に作成できます。初期費用がかからないサービスもあるので、導入前に試験的に使ってみたい場合にもおすすめです。
ポイントカードサービスの代表的な例としては、LINE公式アカウントのショップカードがあります。凝ったデザインを決めることはできませんが、ショップカードとしての機能は充実しており、顧客にも利用してもらいやすいサービスです。
月額費用は機能の内容によって変わります。自社にどのような機能が必要かを検討したうえで導入しましょう。
アプリ制作会社に依頼する
オリジナルのポイントカードにこだわるのであれば、自社独自のアプリを作る方法もあります。導入コストは高いものの、自由にカスタマイズして作れるので、利用者が多く独自の機能を盛り込みたい場合におすすめです。
また、アプリの開発は費用面・技術面でハードルが高いため、アプリの制作会社に制作を依頼してみましょう。
手作りのポイントカードで使うスタンプ・判子はサンビーがおすすめ
ポイントカードに使うスタンプや判子をお探しなら、ぜひサンビーまでご相談ください。
既存のスタンプはもちろんですが、オリジナルのフォトスタンプなども取り扱っているため個性を押し出したい方にもおすすめです。ほかにも、可愛い絵柄のゴム印セットなど、ポイントカードにぴったりのスタンプと判子をたくさんご用意しているので、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
ポイントカードは紙製のものならあまりお金をかけずに自作できます。自らデザインしたい方は一からデザインして作成できますし、既存のテンプレートを使いたい方はサイト上やアプリ上で作成することも可能です。
また、ポイントカード用のスタンプや判子なら、サンビーにお任せください。サンビーでは既製品のスタンプはもちろん、オリジナルのスタンプの制作にも対応できます。