今年こそ手帳を使いたい!すぐにマネできる活用術9つ

「今年こそ手帳を使いたい!」しかし、実際には手帳が思うように使えず、真っ白なまま……という方もいるのではないでしょうか?そこで、手帳が使えなくなってしまう理由を考えてみましょう。併せて、すぐにマネできる手帳の活用術をご紹介します。

手帳が使えなくなってしまう理由3つ

まず、なぜ手帳が書けなくなってしまうか理由を確かめてみましょう。理由がみつかれば、手帳を続けるために行動できます。

1.手帳を使う習慣がない

健康のための運動や資格勉強のための早起きなど、新しい習慣を始めるときは、定着させるまでに時間が掛かるもの。手帳を新たに使い始める場合も同じです。

そこで、「朝起きたら」「夜寝る前に」など手帳を開く時間を決めてみましょう。また、家の中など環境が整っている場合、手帳を開いたまま、いつでも書けるようにするのもおすすめ。手帳を書くまでのハードルを下げることが、習慣化のポイントです。

2.きれいに書こうとしている

雑誌の特集やSNSなどにアップされている手帳を見て、「きれいに書かなくちゃ……」と思っていませんか?きれいに書かれた手帳は素敵ですが、そもそも手帳は自分のために書くものです。どんどん書き込んで活用してみましょう。

新しい手帳を書き込むときに緊張する方は、消せるタイプのボールペンやシャープペンで書き始めるのも一つの手です。

3.活用術がわからない

「マンスリー(月間)ページはスケジュールを立てるのに使うけど、他のページは書いていない」など、手帳そのものの活用術がわからない場合もあります。手帳はスケジュールを書き込むこと以外にも、さまざまな活用術があるんです。

そこで次の章では、具体的な手帳の活用術を見てみましょう。

手帳の活用術:イヤリー(年間)ページ

イヤリー(年間)ページは、1年を俯瞰して見れるフォーマットです。一般的には、年間スケジュールの管理に使います。書くスペースが小さいため、活用方法がわからない方もいるでしょう。逆にスペースが限られているからこそ、1テーマに絞って書いてみてはいかがでしょうか。

目標管理

イヤリー(年間)ページは、1年の予定が通して見れるので長期間の予定を立てるのに向いています。そこで、資格試験や勉強などの目標管理に使ってみましょう。

資格試験の場合、最初に試験日を書き込みます。次に「○日までテキスト10ページ」など、試験日までに必要な行動を書き込んでいきましょう。行動が見える化することで、目標が達成しやすくなる効果があります。

健康管理

健康管理は毎日の積み重ねが大切です。数値を書き出すことで健康に意識が向くようになります。

具体的には、

  • 体重や体脂肪率
  • ランニングの距離やウォーキングの歩数
  • 基礎体温や月経周期

など自分が気になるテーマを選んで記録してみましょう。

折れ線グラフを作ることもおすすめです。うつり変わりがわかるので、身体の変化にすぐ気づけますよ。

趣味の記録

「今年は映画をたくさん観たい!」「本を読んで幅広い知識を得たい」そんな方は、作品名を書き込んでみませんか?たくさん作品を見るたびに、イヤリー(年間)ページが埋まっていくので、達成感が得られますよ。

人におすすめの作品を紹介するときも、イヤリー(年間)ページを開けば、一目でわかります。

手帳の活用術:マンスリー(月間)ページ

マンスリー(月間)ページは、1か月を俯瞰して見れるフォーマットです。通常、スケジュール管理に使う方が多いでしょう。しかし、「スケジュールはスマートフォンで管理するから使わなくなってしまった」という方は、次の活用術を参考にしてみてください。

簡単な家計簿

最近はキャッシュレス化も進み、使った金額がわからなくなってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、レシートや決済アプリを見ながら、その日に使った合計金額をマンスリー(月間)ページに書き出してみましょう。

「毎日コンビニで買い物しているな」「今週は外食が多いぞ」と自分の買い物の傾向がわかります。家計簿アプリを使っている場合、自動計算でなんとなく管理した気分になりませんか?直接紙に書き出すことで、使った金額をより意識できますよ。

スケッチジャーナル

「新たな趣味として絵を描いてみたいけど、大きなスペースに描く時間がない」という方は、マンスリー(月間)ページのマスに絵を描いてみましょう。小さなスペースなので、気負わず続けられます。

例えば、「その日に起こったできごと」「ペットの観察日記」などテーマを決めて描けば、月末に振り返ってみたときに、日々の変化に気づけて楽しめますよ。

ハビットトラッカー

ハビットトラッカーとは、毎日の習慣をチェックする表です。1か月から1週間の表を用意して、習慣を達成したらマス目をチェックしていきます。1か月の表として、マンスリー(月間)ページはぴったりです。

例えば「夜にストレッチする」と目標を立てたら、達成した日付にチェックをします。達成のたびにチェックをしていくことで、どれくらい習慣化できているか一目でわかります。続けるモチベーションにも繋げられるでしょう。

手帳の活用術:ウィークリー(週間)ページ

ウィークリー(週間)ページは、1週間を俯瞰して見れるフォーマットです。1日あたりのスペースが大きい分、細かく予定を書き込めます。しかし、ルーティンワークなどある程度やることが決まっている場合、持て余してしまうことも。そこで、大きなスペースを活かした活用術を使ってみましょう。

日記

程よいスペースのウィークリー(週間)ページは、日記にぴったりです。1日1ページの日記はなかなか書けなくても、1日3〜4行ぐらいぐらいの日記なら続けやすいのではないでしょうか。週末にまとめて書く場合も、ウィークリー(週間)ページならすぐに開けます。

その日に起こった、よかったことやうれしかったことを書き出す「いいこと日記」や、感謝したいことを書き出す「感謝日記」など、テーマを決めて日記をつけるのもおすすめです。

ToDoリスト

やるべきことを箇条書きで書き出す「ToDoリスト」。デスクに広げやすい手帳なら、やるべきことをすぐに書き込んでチェックできます。スマートフォンのToDo管理アプリとは違い通知がこないので、やるべきことに集中できるのもポイントです。

その日のうちにできなかったことも、手帳を見返せば一目でわかります。そのため、ToDoの抜け漏れを防げるでしょう。

食べたものの記録

ダイエットや日々の健康管理に食べたものの記録は欠かせません。まずは朝・昼・夜・間食を記録して振り返ってみましょう。「思ったよりも野菜を食べていないぞ」「毎日甘いものを食べているな」と自分の食事の傾向に気づけます。

記録を元に、食べる量や、摂りたいまたは控えたい栄養素などを考えましょう。ウィークリー(週間)ページに書き込めば、1週間単位で食事を調整しやすくなります。

手帳を活用して充実した1年を過ごそう

手帳はスケジュール管理だけではなく、自分を振り返るツールとしても使えます。すぐ手に取れるところに手帳を置いて、自分のために書き込んでみましょう。書くことが思い浮かばない場合は、本記事の活用術を参考にしてみてください。お気に入りの手帳と共に、充実した1年を過ごしてみましょう。