自作イラストグッズを作る方法とおすすめの専門業者を紹介!製作する際の注意点も解説

昨今は気軽に自分で作ったものを販売できる時代です。

販売用でなく、自分で楽しむ目的や記念品としてのオリジナルグッズもひとつから作ることができます。

今回は自作イラストでグッズを製作する方法と、製作する際の注意点などを解説していきます。イラストグッズ製作を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

自作イラストでグッズを作る方法

イラストグッズを製作する方法は2つで「自分で作る」もしくは「専門業者を利用する」かです。

それぞれにメリットやデメリットがあるため、目的や製作物に合わせて選ぶようにしましょう。

自分で作る

ポストカードやしおり、シールなど紙製品のイラストグッズであれば、コンビニのプリンターで製作が可能です。

また専用のプリント紙を活用すれば、自宅のプリンターを使用して布製品のイラストグッズも自分で作れます。

印刷したプリント紙の上からアイロンをかけるとプリント紙が透明になり、印刷した写真やイラストが布に転写される仕組みのプリント紙です。洗濯も可能です。

コストを抑えたい人や製作自体を楽しみたい人におすすめです。ただし量産する場合には反ってコストがかかってしまう場合や、仕上がりは手作り感が出てしまうことも。

専門業者を利用する

仕上がりを重視する人や量産したい人には専門業者の利用をおすすめします。

イラスト転写できるアイテムの種類は業者によって異なりますが、コップやタンブラー、キーホルダーなどあらゆるイラストグッズの製作が可能です。

自作するのに比べて耐久性も良く、綺麗な状態を長く保つことができます。

イラストグッズを製作できる専門業者の紹介や、オーダーする場合の注意点については後ほど解説します。

自作イラストグッズが作成可能なアイテムとは?

自作イラストを入れられるグッズは多岐に渡ります。

比較的費用が安めでメジャーなものは缶バッチやTシャツ、トートバッグなどです。転写して上から加工するのみの簡単な製作になるため、量産しても費用は上がりにくく周年記念品などノベルティにも多く選ばれています。

単価は少し上がりますが、マグカップやスマホケース、ジッパー付きのポーチなども自作イラストグッズにおすすめです。

子供が描いてくれたイラストやペットの似顔絵などは紙で置いておくと、劣化しやすく紛失する可能性も高くなります。

グッズにしておくことで温もりのあるイラストに癒されながら、毎日を楽しく過ごせます。

その他、下記のアイテムも自作イラストでグッズ製作が可能です。

・マスキングテープ

・グラス

・クリアファイル

レアなアイテムでも専門業者にお願いすれば、好きなイラストでグッズ製作が叶うかもしれません。

さらに「アクリル専門」などより専門的に製作しているところもあるので、こだわりがある人はイラストを入れる素材によって専門業者を探すのも良いかもしれません。

イラストグッズ製作におすすめの専門業者やサイトを紹介

イラストグッズ製作を受け付けている専門業者やサイトは個人が運営する小規模なものから、大手企業まで多数あります。

今回はイラストグッズ製作が初めての人でもオーダーしやすい専門の業者やサイトを3つ厳選しました。製作費用やイラストを入れる素材、送料の有無など、条件に合わせて選んでみてください。

1.Suzuri

Suzuriはグッズの製作から発送までを委託でき、運用コストがかからないのが特徴です。

アプリをダウンロードし、自作のイラストや画像をアップするだけで簡単に作成できて、注文があってから作成するので在庫を抱える心配もありません。

また著作権はクリエーターに属するため、今後本格的に製品化する際などのトラブルを回避できます。

2.マイシュミ

マイシュミの強みは、最短で当日出荷が可能な点です。

Tシャツやスマホケース、キーホルダー、オリジナルテープ、マグカップなども人気のアイテムに多く対応しています。

オプションメニューとして手書きデザインを修正してくれるサービスもあるので、イラストに自信ない人でも安心してイラストグッズが作れます。

1個から製作可能で、税込1万円以上の注文なら送料無料です。一部アイテムはネコポスにも対応しており、早ければ出荷日の1〜2日後に手元に届きます。

3.ラクスル

ノベルティなど大量にイラストグッズを作りたいなら、ラクスルがおすすめです。

業界最安級のプリント料金で、自作イラストのグッズを作れます。小ロットでも製作可能で、全国送料無料。サイズや色のバリエーションも豊富です(※)。

プリングルズやサーモタンブラー、モバイルバッテリーなど不可能なものはないのではというほど、多くのアイテムで製作できます。

illustrator入稿も可能なため、より本格的なイラストグッズ製作をしたい人に向いています。

※アイテムにより異なる

イラストが苦手でもオリジナルグッズを作る方法

イラストが苦手だけど、可愛いイラストのオリジナルグッズを作りたい人には、minneやココナラを活用しましょう。

イラストが得意なクリエーターさんが多数出品しており、イメージに合うイラストを描いてもらえます。

写真やイメージイラストなどを元にイチから製作する場合と、クリエーターさんのイラスト作品から選んで製作する場合との2パターンが主なオーダー方法になります。

minneではイラストを描いてもらえるだけでなく、グッズ化まで対応しているクリエーターさんもいます。

予算は上がりますが、精度の高い世界にひとつだけのイラストグッズを作りたい人におすすめです。

イラストグッズを作る際の注意点

イラストグッズを製作する際にもっとも注意すべきなのが「著作権」です。

他社や他人が制作したイラストを使用し、販売することはできません。

個人で楽しむ場合には構いませんが、イラストグッズ製作の業者によってはたとえ個人で楽しむためでも受注しないと決めているところもあります。

また販売しなくても他社に著作権があるイラストで作ったグッズを展示するなどし、入場料を取ったり、関係者に報酬を支払ったりするのも著作権侵害にあたるので注意しましょう。

自作イラストでオリジナルスタンプを作るなら「オリジナルスタンプ工房」

イラストグッズを製作する際、質や仕上がり、そして耐久性を求めるならやはりプロに任せるのがおすすめです。

さらにアイテムの種類によっては専門業者もあり、なるべく専門性に長けた業者で作るほうが細かな要望にも応えてくれるので良いでしょう。

オリジナルスタンプ工房」はスタンプ専門メーカー「サンビー」が展開するオリジナルスタンプの製作を専門としている工房です。

受注から製造・出荷まで自社で行い、スタンプの技術と知識に長けた職人がひとつひとつ丁寧に製作します。

サイズや仕様・数量など見積もりを行い、ゴム印にするデザインデータ(版下)をご入稿いただいた後に製作に取り掛かります。

納品までの期間はデザインやゴム印の仕様によって異なりますが、10日から1ヶ月程度(営業日)です。

【まとめ】イラストグッズ製作は品質と耐久性に長けたプロにお任せ

イラストグッズ製作は自作が可能です。プリンターやアイロンなど身近なアイテムで紙製品や布製品のイラストグッズが作れます。

細かい作業が得意な人にとっては製作過程も楽しい時間ですよね。

ただ細かい作業が苦手な人や品質、耐久性の良いものに仕上げたい場合には、プロに任せるのがおすすめです。

こだわりのイラストグッズ製作には時間を要する場合があります。
製作を検討し始めたら、早めに相談しましょう。